ICT工夫

全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ

新たな結(ゆい)研究会

2008-08-07 13:12:02 | 街づくり

国土交通省の新着情報を見ていたら、新たな結(ゆい)研究会(第2回)開催について(平成20年8月6日)が目に止まりました。「結(ゆい)」という言葉をどこかで見た記憶があったからです。

平成20年6月25日、第1回「新たな結(ゆい)研究会」 が始まっています。

概要: 人口減少・大合併時代における地方の農山漁村地域の維持を担う「新たな結( ゆい)」(=集落を超えた地域住民の組織的な協働による継続的な地域経営をいう。)について、国土交通政策の観点から、多くの地域で実施できる新たな結のあり方、新たな結の組織づくりや活動を促進するための支援の仕組みなどを検討・提案するため、学識経験者、地域活動組織のリーダー、市町村の長、関係省庁からなる「新たな結(ゆい)研究会」(座長:大西隆東京大学大学院工学系研究科教授)を設置し、下記の通り第1回研究会を開催する。年度内に5回程度研究会を開催し、研究会報告をとりまとめる予定。

■研究会設置の背景と目的

地方の農山漁村地域は、美しい景観の保全、伝統的産業・文化の継承、多自然居住型のライフスタイルの実現、食糧生産、土砂災害の防止など、国土政策上重要な機能を有しているが、これらの地域では一般に一次産業の収益性の低下などに伴う過疎化・高齢化が進行しつつあり、今後国全体の人口が減少していく中で、維持困難な地域が急速に拡大し、これらの 機能が不可逆的に失われることが懸念される。そのため、農山漁村地域における産業の振興、定住・二地域居住の促進など、地域の維持のための取組みの推進が喫緊の課題となっている。

一方、都市と農山漁村地域を含んだ広域的な市町村合併が進展するなど、広域的な生活圏における地域間の連携強化と役割分担により一体的な圏域として自立性を確保するための枠組み作りが進められており、今後は、これらの枠組みを十分に活用して、都市の公益サービス機能とのネットワーク化による地域の基礎的な生活拠点の維持、多自然、スローライフ等の地域固有の魅力の先鋭化と商品化、圏域全体での産品のブランド化や観光客誘致など、農山漁村地域の維持に資する新たな取組みを展開していく必要がある。

これらの取組みを推進するにおいて、地域を知悉した市町村行政の役割は大であるが、職員や財源の不足、合併による地域密着性の低下などを背景として、従来の行政主体・住民参加による取組みの継続が困難となりつつあるため、今後は、地域住民が地域維持の危機感を共有し、行政その他企業、NPO等と連携しつつ、集落を超えた地域住民の組織的な協働による継続的な地域経営としてこれらの課題に取組むこと、すなわち住民主体・行政参加による取組みを普及・促進することが必要となっている。

このような集落を超えた地域住民の組織的な協働による継続的な地域経営を、集落ごとの共同での農作業などを意味する昔ながらの「結(ゆい)」に対して「新たな結(ゆい)」と称し、総務省、農林水産省などのこれまでの取組みを十分に踏まえつつ、国土交通政策の観点から、多くの地域で実施できる新たな結のあり方(核となる組織のあり方や形成手法、活動のあり方など)、新たな結の組織づくりや活動を促進するための支援の仕組みなどを検討・提案することを目的として、学識経験者等による「新たな結(ゆい)研究会」を設置する。

2008年08月06日の山梨日日新聞に、『限界集落 県内は119カ所に 「準限界」含め市町村の7割抱える』 という記事がありました。4月1日を基準にした山梨日日新聞社の独自調査との事です。甲府市も8の限界集落を抱えているという話は先日どこかに書いたと思いますが、もしかするとこの時に「結」も知ったのかも知れません。
とりあえず国土交通省の議事録に注目していきたいと思います。個々のノード(点)が独立して活動する機能を持ちながら連携する事で新しい機能を生み出しより大きな仕事を成し遂げるネットワーク、そういうものに私は昔から関心があります。単なる連携では無く連携で生れる全体としての新しい機能という点への関心です。私は手元にパソコン1台では仕事ができません。
同じ平成20年8月6日、総務省から電気通信番号の使用状況(平成19年度末現在)がリリースされました。携帯電話というツールが個人をいつでもどこでもネットワークする時代になってかなりの時間が経過しましたが、私がケータイを使いはじめたのは2005(平成17)年からです、私は遅れていたのか慎重だったのか(^_^;)

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(株)SPARK、舞鶴城公園イベント開催

2008-08-06 00:03:37 | 街づくり

8月10日(日) 12時~19時、舞鶴城公園稲荷櫓前広場、SPARKLING COLORSに詳細情報があります。13時開催かも知れませんが早目にお出かけになるとよろしいでしょう。
これは「山梨の学生が作る道」を標榜されている株式会社SPARKが学生さん達と共に開催されるイベントです。

student-park.com というホームページドメインと別に sparklingcolor.com を取得されたようですから、このイベントは今回を初回とする恒例行事になるのかも知れません。

Cafe Student Park 平成18(2006)年9月1日に設立された(株)SPARKのブログは代表のぼやき【ハートがヤケドする】、2006年4月11日から始まっています。

私は2007年01月30日に「学生向け無料情報誌を発刊」と報じた日本経済新聞の記事からこの設立を知り、ICT甲府-産業情報に記録してありますが、最初に見た時のホームページに、『山梨の学生による学生のための情報発信サイト!ありえないがここにある、それがSPARK。就職イベントの企画・運営から、SPARKが運営するカフェでの交流会開催。その他、多岐に渡る企画から実現まで、SPARKは学生の皆さんを応援します。』と書かれていました。

本社所在地は昭和町清水新居となっていますが、甲府市中心街の銀座通りでよつびし総研の向かい側(弁天通りと銀座通りの交差点角)にあるおそば屋さんの2階にカフェのようなスポットが現在でもあるはずです。2007年山梨県知事選挙の時にこの場所を会場にして各候補者を招き学生との意見交換会を開催されたことが記憶にあります。(写真は2007年4月撮影、最近は確認していません)

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とうろう祭り&キャンドルカフェ、甲府

2008-08-05 14:30:34 | 街づくり

続報-ヴァンフォーレ広場の開催として8月9日イベントの全体が山梨県庁ホームページで広報されています

追記-山梨エコユースフォーラムに詳細プログラムが出ました

2008年8月9日(土)、甲府銀座通りで「商店街とうろう祭り&キャンドルカフェ」が開催されます。(山梨日日新聞 2008-08-05 参照)

お馴染みの四菱まちづくり総合研究室(よつぴし総研)によると、「ビアガーデンには銀座通りのほとんどの飲食店が出店します♪」

廃油関連はコープやまなしが参画されるようです。

山梨エコユースフォーラム「環境を少し違った、若い人たちの目線から捕らえていくことにより、学生の環境への意識向上を目指します」とのことで、今回の記事でこの活動を初めて知りました。2008年07月21日記事に準備の様子が書かれています。

メインイベントのキャンドル点灯は18時~ですが当日の企画全貌は上記サイトを小まめにご確認ください。山梨県立大学・箕浦一哉ゼミのやまなしエコジャーナルとか、甲府中心商店街 IT推進委員会の甲府城下町にも情報が出るかも知れません。

山梨県立大で熱心に活動なさっている皆さん、仲間同志の相互リンクをもっと活用なさってください! どこかにメインの記事を置き、更新する、それに対して全てのWebページからリンクを張る、メインページからもそれらにリンクを張る、それで十分なのです。

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地域ネットワーク連携シンポジウム 2008 in 山梨

2008-08-04 22:38:50 | 産業・社会

「地域ネットワーク連携シンポジウム 2008 in 山梨」の開催案内がありました。
 日時・平成20年9月5日(金)10:00-18:00
 会場・富士 Calm (財団法人人材開発センター富士研修所) 大研修室
 主催・日本学術振興会 産学協力研究委員会 インターネット技術第163委員会 地域ネットワーク活動分科会
 参加費・無料 ※事前の申込みが必要 参加申込締切日 8月29日
シンポジウム案内ページから引用させていただき末尾に残しておきます。
(9月5日には 「百花繚乱!やまなしまちづくりセミナー」 が山梨県立文学館で開催されます、困りました。さらになんということか!「甲府中心街のたてものを、あれやこれや17ほど、訪ねるウォーキング」、つなぐNPOさんのイベントまで重なってしまった)

日本学術振興会にある委員会で長い名前ですが、通称は ITRC/RIBB らしいです。インターネット技術第163委員会 ITRC地域間相互接続プロジェクト RIBB (Regional Internet BackBone)です。
山梨県では、山梨県地域情報ネットワーク相互接続機構が連携されているようで昨年、2007年2月16日に甲府で開催された「山梨地域情報化シンポジウム 2007」に私は都合がつかずに参加できませんでした。このシンポジウムが ITRC/RIBB のイベントでした。2006年夏の河口湖花火大会インターネット中継以来私はこの「N@VEL」の活動にも注目しています。

(財)人材開発センター富士研修所は、経団連会議研修施設でした。リンクがきちんと処理されていて最新のホームページに入れます、流石ですね。

本シンポジウムでは、各地の地域インフラからアプリケーション、コンテンツまで、地域の情報化に携わる方々が一同に会し、各地での取り組みや課題について議論し、意見交換を行います。

これまでは、地域の情報化で必要な通信インフラ等の充実化が図られてきました。最近は、インフラを利用した地域発のソフトが充実しつつあり、その発展としてJGNII plus 等を利用したアプリケーションの広域展開が行われつつあります。そのため、地域間連携の促進、人材育成の必要性とともに、新たな通信基盤開発に向けた動きも出始めています。
【編注・山梨県では山梨情報通信研究所(山梨県開放型研究開発センター)がJGN2に接続しているようです】

また、ネットワークの環境変化により、利用者の側にあったアプリケーションやデータがネットワーク上に置かれ、分散プラットフォーム化が進行しています。こうした環境をどのように使っていくべきか、さらには新しいスタイルとしてどのように構築すべきかということも重要です。
【編注・このネットワークの環境変化が情報漏洩などのセキュリティ問題からも生じたものと思います。個人で使うのは別にして企業や公共団体でのネットワーク構築が変わりつつあるのでしょうか、「こうふDO計画」もそういうところから来ているのかと思います。通信インフラの充実化は確かに大規模組織では進んだのでしょうが、私がいつも考えるのはラストワンマイル問題です。】

今回も地域の情報化に取り組まれている方々に発表・議論していただくことで、各地の情報などを共有し、今後の活動を模索していきます。

皆様のご発表・ご参加をお待ちしております。今回のシンポジウムでは、以下のようなテーマでの発表を予定しています。

  • 地域(間)情報インフラストラクチャ
  • 地域アプリケーションとコンテンツ
  • 地域情報化への取り組み事例
  • ブロードバンドコンテンツ
  • ネットワークの利用スタイルの高度化に伴う課題
  • 地域における人材育成
  • 地域コミュニティや学習コミュニティの連携
  • 分散プラットフォーム

2007年は、地域ネットワーク連携シンポジウム 2007 in 別府 プログラムが掲載されています。「山梨県における公設民営方式による情報インフラ運営」、デジタルアライアンスさんのホームページで拝読できたらありがたいです・・・
NICT 独立行政法人情報通信研究機構というと、私は ntp.nict.jp で時刻合わせを利用させていただいています。


甲府市朝日ジャズストリート

2008-08-03 23:09:00 | アート・文化

Jazzstr0802008 2008年8月2日、恒例の朝日通り商店街夏祭り、ジャズストリートに出かけてきました。昨年に続いて私の目当てはデキシーです。
山梨県立大学のセミナーに出席した後、一度帰宅して出直したので18時開始に少し遅れて到着。坂を上るのはつらいから、山の手通りから入りました。
SATOSHIYA 前の North Stage ではモダンジャズ系の演奏ということで、しばらく聞いてから賑わう通りを下りました。
昨年に比べて人通りが2倍にもなっているのではないかと感じるほど、これは素晴らしい。

Jazzstr0802011
Center Stage が目当てのデキシーランド・オン・マイマインドでした。
ふと気が付いたのですが、明らかに昨年と音が違うと思いました。
メンバーの皆さんのソロが素晴らしいことに変わりはないのですが、全楽器が揃った時の音がピタッと合っていてすごく厚みがあり、一つの音のかたまりになっているように思えたのです。
私は自分では楽器は扱えませんので耳は全くの素人ですが、ジャズの場合はジャムセッション(即興演奏)という特長があるように、それぞれの楽器が実に個性的に演奏されるものだと思っています。それがアンサンブルとしてもまとまりをもって聞こえてくるところにジャズの醍醐味もあるように感じています。この日の演奏にそれを感じました。
Jazzstr0802013 通りには昨年以上に大勢の子供たちが元気に遊ぶ姿も見られ、
Jazzstr0802017 今年も出ていた「まちかどの健康チェック」のテントも大勢のお客さんでにぎわっていました。私も最近調子が悪いので、お願いしてみようかなと思ったのですが・・・即入院なんて事になると困るからパス。

第一部を終わってデキシーランドは20時から North Stage でした。

Jazzstr0802024

やはり昨年以上に聴衆が多く、今年のお祭りが大成功だったと感じました。先にこの場所で演奏されていたメンバーの方が途中で飛び入り参加され、トランペットとアルトサックスのお二人でしたが、やはりデキシーとモダンでは奏法が違うのかなと感じつつデキシーとモダンのバトルセッション?というシーンを楽しく拝聴しました。

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ラスト近くになって浴衣を着た小さなレディーがお二人、見事なステップでダンスを披露してくれました、On the Sunny Side of the Asahi Street、朝日通り商店街のテーマソングになったようです(^o^) google 検索してみてください、懐かしいサッチモの歌も聞けるかも知れません・・・

私は甲府に来てから街づくりのテーマをずっと追いかけています。シャッター通りに自分のこれまでとこれからをオーバーラップさせているのかも知れません。朝日通りには何かを感じます。Grab my coat and get my hat, Leave my worries on the doorstep, Just direct my feet, On the sunny side of the street...

指揮者がいて楽譜通りに演奏するオーケストラが街を活性化するのか、優秀で個性的なソロリストが即興演奏するジャムセッションのアンサンブルが街を活性化するのか・・・朝日通りの皆さま、教えてください・・・

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ICT夏のセミナー2008 傍聴記

2008-08-02 23:02:00 | 産業・社会

Ict080802aやまなしICT利活用研究会 夏のセミナー2008が開催されましたので参加しました。会場の山梨県立大学飯田キャンパスは初めて構内に入りました。
来賓として宮島雅展甲府市長と久保眞一市川三郷町長がお出でになっていたのにはビックリ、そして冒頭で宮島市長のご挨拶がありました。基調講演の伊藤洋先生が、「私の話は宮島市長のお話を引き延ばしたようなものになる・・・」とジョークを言われたほどに市長のお話はインターネットと教育についてポイントを捉えておられたと私も感じました。情報を見る見識を養い目利きになるべしというお話の主旨は全く同感しました。
見識は本物に接してこそ養うことができると私は思っています。いくら画集やインターネットで見ることができても、美術館や博物館で本物を直接見る意義はそこにあります。その意味で一般化すれば正確な情報は常に開示されていなければならない、それがあってこそどの情報が正しく何が間違えて伝えられているかが判断できます、その事を私は常に感じています。甲府に来た縁で竹中英太郎記念館を知り本物の凄さを実感できた事は漂流の果ての大きな収穫です。

Ict080802b 伊藤洋先生のお話は大澤真幸/不可能性の時代(岩波新書 2008-04-22刊)を参照されながら「現実」という言葉とその「反意語」を戦後の歴史の中でまず措定することから始まりました。
それを踏まえてインターネットの歴史とオーバーラップさせながら教育の変遷について話されましたので、インターネットの歴史はともかく、教育課程については私は全く無知なので大変参考になりました。ケータイ問題についてもお話がありましたが、ケータイ規制については非合法化することは指導を不要にすることだという指摘にハッとしました。未成年者の喫煙は法的に禁止されていますから教室で煙草の吸い方を教わることはない、それと同じことになると。まあ私などは池袋という盛り場で育ちましたからストリップ劇場の前を通って看板を見ながら学校に通っていたくらいで、青少年時代にいろんな事に免疫ができています。

Ict080802c 伊藤先生の講演が終わりフロアーからの質問で手をあげられたのが宮島市長でした!これまで何度かシンポジウムなどに出かけていてこれは初めて、固唾を呑んで聞き耳を立てました。馬に水を飲ませるという問題についてでしたが、これについては別な機会に市長ご自身お話しになるかも知れません。含蓄あるお話でした。尚、伊藤先生の講演でPISA2000,2003のお話もありましたが後日調べてみたいと思います。百マス計算も初耳でしたからとりあえず検索設定、教育関係の聴衆が多かったので私には分からない言葉が多かった・・・

 

Ict080802d パネルディスカッションも大変興味深く拝聴しました。特に甲府市情報政策課 土屋光秋さんのお話から学校関係の色々なシステムにも長年関わってこられたことを知ることができました。他の市町村ではこのような例は多くないそうです。学校システムでは先日の研究会でも話に出たシンクライアントを導入したそうです。甲府市では縦割り行政の中でシステム系だけは様々な現場のPlan-Do-Check-Actionのプロセスに関わることになるのかと感じました、そういう点で甲府市はかなり先進的なのだと認識を新たにしました。

インターネット経験については、その歴史からみても大人と子供に大差無いものです。むしろ子供に教わる大人を私は知っています(^o^) それだけに大人の側で真の学力とは何かということをきちんとわきまえることが大切だ、それは騙されない力をつけること(目利きになる)、そして死ぬまで学び続けるための方法を身につけること。それが本日のセミナーから得た私の結論です。

いつもながら時間ぎりぎりに飛び込んで、終わるとそのまま飛び出してきたので構内を見学する時間がなくて残念。久しぶりに大学構内の雰囲気をちょっぴり感じただけでしたが、夏休み中なのにかなりの数の学生さんがおられたのには驚きました。


竹島問題と多文化共生

2008-08-01 17:31:03 | 自治基本条例

竹島を韓国に渡すなら、沖縄県が薩摩藩侵攻前に戻って琉球(共和国)として独立することを視野に入れた政策も日本国政府は展開すべきでしょう。

外務省-竹島問題公式ページ
  竹島の領有権に関する我が国の一貫した立場
 1.竹島は、歴史的事実に照らしても、かつ国際法上も明らかに我が国固有の領土です。
 2.韓国による竹島の占拠は、国際法上何ら根拠がないまま行われている不法占拠であり、韓国がこのような不法占拠に基づいて竹島に対して行ういかなる措置も法的な正当性を有するものではありません。
 ※韓国側からは、我が国が竹島を実効的に支配し、領有権を確立した以前に、韓国が同島を実効的に支配していたことを示す明確な根拠は提示されていません。

 ◇要点が分かり易い記事--竹島問題の概要

外務省の記事に「李承晩ライン」という言葉が出ていて、私は身近な年寄りが何かの話でこの昔話になった時に顔を真っ赤にして怒っていたことを思い出しました。子供の頃でしたからその内容は覚えていませんが、その後も彼等は信用できないから商売などでは注意しろと日頃から言っていたことを覚えています。

竹島問題「このサイトは、日本、韓国、そして欧米の資料を駆使して、現在韓国の実効支配下にある竹島を歴史的・国際法的な立場から公正に考え、日本政府の竹島領有の正当性を分かりやすく説明するものである。」

◇ 2008年7月24日 静岡新聞論壇で竹内宏さんの竹島領有主張し続けるべき

google ニュース検索 竹島問題

アダムとイブが人類の始祖なのか、神様がオーブンで焼いていたら焼き足りなかったのが白人で、焼き過ぎたのが黒人で、ちょうどよく焼けたのが黄色人種だったのか、そんなことはどうでもよいけど、とにかく地球上の人類は遡ればどこかで繋がっているものだと思っています。蒙古斑というのがそのひとつの顕れとか聞いた事もあります。

『外国籍市民の生活実態を調査 甲府「共生計画」策定へ10月実施』という記事が7月29日の山梨日日新聞にありました。読売新聞山梨版でも『甲府市、外国人の生活調査 共生推進策定委が発足』という記事がありました。
甲府市企画部企画総室政策課によると、市内の外国人登録者数は5581人(2008年3月末現在)で、人口の約3%を占める。20年前の約4.8倍、10年前の約1.6倍に増えている。中国、韓国、ブラジル人の順で多く、永住者が半数以上ということです。

市民が国籍にかかわりなく行政や地域活動に参画し、外国籍市民にも住みよいまちづくりを進めることが計画策定の狙い。策定委や各部局の幹部職員で構成する多文化共生庁内連絡会議が、年度内の策定を目指しているとのことですが、山梨外国人人権ネットワーク・オアシスというNPOが甲府市愛宕町にあります。28日に発足した有識者や市民でつくる「甲府市多文化共生推進計画策定委員会」にも参画なさっていると思います。
今年の七夕祭には「多文化共生まちかど広場」でウクレレの演奏を楽しみました。こちらは甲府市のボランティア通りにビルがある山梨県NPOボランティア協会のスタッフが主催されたようです。甲府市飯田には山梨県国際交流センターがありますが私は未だ出かけたことがありません。山梨県庁にはやまなし多文化共生推進協議会が設置されていました。
多文化共生というキーワードはこれからも色々な場面で使われると思います。

甲府市には自治基本条例があります私は制定過程を追っかけましたが、甲府市自治基本条例 平成19年6月21日 条例第21号 が例規集のページです。
自治基本条例では、
 (1) 市民 市内に住む人のほか市内で働く人、学ぶ人、事業その他の活動を行う人や団体をいいます。
(2) 住民 市内に住所がある人をいいます。
(4) 参画 市民が、政策の立案、実施や評価の過程等に主体的に参加することをいいます。
(5) 協働 市民、市議会と市長その他の執行機関が、それぞれの立場や特性を尊重し合い、自覚と責任をもって相互に補完し地域課題を解決するために協力し合うことをいいます。
 国籍にも本籍、住民登録にも関係ないことがこのように第3条(用語の意味) で規程されています。私はこれを素晴らしいことだと思っています。税金とか保険、年金など法令に規程されていることは別にして、その他の行政施策はもとより民間でもこの精神は貫かれねばならないと謳われていると私は解釈しています。

この自治基本条例という「甲府市の憲法」(最高規範)を踏まえて、現状では欠けている事を調べ甲府市としてできることを補足していく作業がこの甲府市多文化共生推進計画なのだろうと考えます。
住民自治というと自治会(町会)の存在を忘れることはできません。甲府では500くらいの自治会があるようですが、私の故郷では町会・自治会は百数十程度らしく、私も「*町*丁目全域」という形の「町会」として馴染んでいました。当時は外国籍の人は少なかったです。
甲府市多文化共生計画の今後の展開に期待したいと思います。

永住外国人の地方参政権については十分なご検討をいただきたいと思っています。私はいわゆる弱者が政治や社会でないがしろにされることを怒ります、そういう情勢を利用して自分の権益を拡大しようとする人々にも怒ります。この甲府市多文化共生推進計画もそういう面には注意していきます、私はそういう民権右翼です(^o^) そしてCN, KR ドメインのスパム処理に苦労しているインターネット・オタクでもある・・・ネット文化も共生する多文化中に含めていただけるかな。