危ない空

この三連休、飛ぶとしたら今日の午前ちうだったんですが、やめときました。降雨リスクと南西強風リスクを予想したからです。結果的に雨はたいしたことありませんでしたが、風は強すぎてあかんやろという感じでした。となりのパラグライダースクールのＯ矢さんは飛んだらしいですが、彼が空を飛ぶのは「魚が泳いだ」とか「イチローがヒットを打った」とか「ハヤシが電気泳動失敗した」とかいうのと一緒で、驚く必要のない普通のことなので参考にはならぬのです。w

中国機が尖閣諸島に接近　航空自衛隊が緊急発進(朝日新聞) - goo ニュース
いずれ来るかもと思いましたが、正直驚きました。船で来ているうちは、対応するのは海上保安庁です。『軍』ではなく『警察』です。トラブルがあったとしても法の下の問題であって、政治外交で解決されるでしょう。しかし、軍のからんだトラブルは違います。外交でどうにもならなくなる可能性があります。空から侵犯すれば、対応するのは航空自衛隊です。『軍』です。やばいっす。空に警察はいません。

尖閣に安保適用「断固たる反対」＝領土問題介入をけん制―中国(時事通信) - goo ニュース
中国が一枚岩で統一的な政治行動をしているとは思いません。むしろ逆でしょう。それゆえ、「愛国」の頸木から逃れることが出来ない。尖閣にちょっかい出してる中国国家海洋局も北京政府に対して、予算や社会的地位を要求しているのでしょう。空からのアプローチは、まだ正式に政権交代がなされていない習氏が、彼らにお金をせびられているように思えます。歴史をひも解けば、どう考えても尖閣諸島の日本領有に米国が関わっていることは明白です。中国は米国に「怖いからあっちいって」って言ってるだけ。日本としては出来るだけ多くの国を味方に付けて、北京の共産党政府が「引く方が得だ」と考える環境を作ることが重要です。
それでも、米国が本気で中国相手にドンパチしてくれると思わない方がいい。日本の覚悟と準備が問われています。

オスプレイ、自衛隊導入に向け検討へ(読売新聞) - goo ニュース
「オスプレイは撤退を」　普天間飛行場までデモ行進(朝日新聞) - goo ニュース
全ての離島にしっかりした長い滑走路をしつらえることが出来ない日本としては、垂直離着陸出来る軍用輸送機オスプレイはのどから手が出るほど欲しいガジェット・・・というか、民用機が出来たら沖縄待望の航空機になるはず。反対運動家さんたちは反対オンリーでごはん食べないといけないから、必死なんでしょうが・・・。
記事中に、『自民党内からも「対中国の抑止力という観点からも、導入すべきでは」との声が出ている』とありますが、それは悪い冗談でしょう。あんなもん、攻撃力全然ないです。尖閣有事があったとしても、あれは直接的には使われませんよ。おいらみたいな素人でも分かる。

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