遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

揺れる国、揺れない国

2016-05-17 22:55:35 | たわごと
この国、揺れているんだな・・・比喩じゃなくて、物理的に。
茨城で震度5 気象庁が会見 「東日本大震災の余震ではない」
〈以下引用〉
青木課長は今回地震が起きた地域について「通常から地震活動がある領域で関東地方の中では比較的地震があるところ」と説明。一方で、東日本大震災との関係については「余震域から外れている。余震ではない」と話した。
関東地方では、M7クラスの首都直下地震の発生が想定されているが、今回の地震については「7クラスとどうつながるか、つながらないかは分からない」と指摘。ただ、首都直下地震そのものは「いつ何時起きてもおかしくない」と話し、首都圏に住む人々には普段から寝室に大きな家具を置かない、懐中電灯を用意するなどの備えをするよう訴えた。

「予知できないんで、あした来てもいいように備えててください」って、ことなんだろうな。滅多に地震がない土地も、しょっちゅう揺れてる土地も・・・。

先進国G7の大臣達がこのゆらゆら揺れてる国に来てるんですけど、こればっかりは警備のしようがないです。実際、どんな備えをして、どうしてんでしょうね?
馳文科相「倉敷宣言」実行へ意欲
災害リスク軽減へ国際協力…G7科技相会合声明
温室ガス減 G7加速 「戦略策定 前倒し」共同声明(北陸中日新聞)
財政含む協調目指す=G7会議―麻生財務相
焦点:G7仙台会合、財政出動協調は困難 注目は為替の温度差 (REUTERS)
茨城県つくば市でG7の科技相会合が開かれていたそうなんですが、「災害リスクの軽減、防災」に関する国際協力の推進が日本の提案で急きょ追加され、共同声明に反映されたそうです。4月に発生した熊本地震などを受けてのことと記事にありますが、つくば市もけっこう揺れたでしょうから防災提案に反対する大臣なんかおりませぬよ。笑
大臣の会合として重要なのは財務相・中央銀行総裁会議なんですが、これは仙台でやってたんですね。焦点はドイツに財政出動を同意させることだったんですが、あかんかったみたい。「財政規律を重視する憲法上の規定があってあかんねん」っていわれると、日本は「憲法ならしょうがないか・・・」と思っちまいますが、ドイツは約60回も憲法を改正しています。だったら書き直せって、ゆうても良さそうなもんですが、思考停止して憲法には指一本振れられない日本にはいわれたくないでしょうな。www

このタイミングでロシアが(口先で)参加してきましたぞ。相変わらず、駆け引き上手な国だ。
プーチン大統領訪日は「年内」=ロシア高官(時事通信)
プーチンを招待できる先進国として日本・・・というか、安倍政権のステータスが上がりましたな。ロシア側の意図は・・・ま、他の先進国にも俺を招待しろってことでしょう。

本日のお酒:KIRIN 一番搾り STOUT + 立山 特別本醸造
コメント
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