遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

隣県から春の便り

2017-03-02 22:53:35 | たわごと
今日は不安定な天気でした。海から春の便りです。
青白く春ダンス 富山湾 ホタルイカ漁解禁(北陸中日新聞)
ほたるいか観光 初の中止 今季 安全、費用調整つかず
3月1日にホタルイカ漁が解禁されました。初日の水揚げは、滑川漁港で昨年の1割に満たない8.4キロ。県内の仲卸業者が1キロ当たり1万2000円の高値で落札したそうな。今季の予想は平年の7割の水揚げ量1300トンだそうです。
ホタルイカはもちろん水産資源なんですが、観光資源でもありまし・・・た。今季から観光船はでませーん。観光遊覧船の漁場での係留方法や出航する条件、船の整備、PRなどで課題が残り、漁協や運航会社の間で合意に至りませんでした。しかも、その観光船は滑川市がお金出して購入したそうなんですが、ホタルイカ漁観光が吹き飛んだんで滑川市側と船会社との間で運航委託契約をどのような形で結ぶのかが今後未定に・・・。
さらに、これで隣の魚津市がとばっちり食らうという展開に・・・というのは、10月に魚津市が開くイベント「Sea級グルメ全国大会in魚津」でその船を借りる予定だったんだが、滑川市としては10月に貸せるかどうか分からぬとのこと。
富山県って、観光で儲けるの下手なんだよなぁ・・・。

でも、まあ、頑張ってはいます。
合掌造り集落で「残雪ライトアップ」…富山(読売新聞)
〈以下引用〉
世界文化遺産・相倉合掌造り集落(富山県南砺市相倉)で1日、「残雪ライトアップ」の試験点灯が行われ、日の入りとともに、光に照らされた茅葺かやぶき屋根が幻想的に浮かび上がった。ライトアップは、地元住民らで作る実行委員会が季節ごとに行っており、「残雪」は今年の1回目。現在も1メートルほどの積雪が残る集落では、合掌造り家屋など16か所が28個のライトで照らされたほか、田んぼの中に設けられたかまくら2基の中に、ろうそくもともされた。

合掌造りといえば、岐阜県白川郷なんですが、あそこのはなんだかパビリオンみたいで、あんまし好きじゃない。富山県相倉はいいですよ。生活感があります・・・というか、生活しています。
僕はライトアップよりも、真っ暗闇にしたほうがいいと思うのですが、どうなんでしょうか・・・月明かりの夜は雪でぼぉっと反射して浮かぶように合掌造りの民家が見えるんじゃないでしょうか。夜中に観に行ったことないけど・・・・なんかいい感じじゃないですか。
ライトアップは3月の2~5日、日没の午後5時半頃から同9時までだそうです。『ライトアップ』の演出って、ただ照らしゃいいってモンじゃなくて、つけるタイミングと消すタイミングが最高の見せ場です。日没の5時半につけても、パァっときれいに照らされて現れてこないじゃないの? ちょっと残念だ。せめてライトダウンは宣伝したらどうかなぁ。3~5日の午後7時半からは雪舞台で五箇山民謡ライブが行われるそうです。
 
まあ、普通の商売は上手なんだよ、富山県。
板紙で顧客開拓、2年ぶり増収増益 立山製紙11月期
大手の日本製紙が米国での連結子会社である日本製紙USAをたった1ドルで、メキシコ製紙大手ビオパッペルの子会社、米マッキンリーペーパーに譲渡するってニュースが同じ日に流れたってーのにな。

本日のお酒:エチゴビール ホワイトエール WEIZEN + 立山 特別本醸造
コメント (1)
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