遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

桜咲いてます

2017-03-23 23:09:55 | BIONEWS
ベランダの桜が咲きました(上の写真)。撮影にはもうちょっと光が差してくれたらと思いましたが・・・ま、かわいいからいいや。
昨年に鉢替えをしたせいか分かりませんが、昨年の花よりもピンクが濃いです。ただ、花びらにあんまし元気がないな。もっと大きな鉢にしてあげたら良かったのだろうか?
カラミザクラかれん 兼六園(北國新聞)
ソメイヨシノはまだなんですが、兼六園のカラミザクラは昨年より5日遅く17日に開花してたそうです。まあ、兼六園は梅と松と菖蒲の庭であって、桜は園の外なんですがねぇ・・・。

春が近いかというと、お山では雪遊びがまだ出来るらしいっす。
今も積雪十分 営業期間延長のスキー場にぎわう 石川 (NHK NEWS WEB)
今シーズン1月中旬まで雪がなくてあかんかった石川県白山市のスキー場には、まだ積雪があるんで絶賛営業ちうだそうです。一里野温泉スキー場は26日まの日曜日まで、セイモアスキー場は20日に一度終了したんですが、25、26日の週末は臨時営業するとのこと。雪が俺を呼んでるぜ!
金沢から近隣で春スキーといえば五箇山の平スキー場なんですが、あっちはモーグルの大会やるんだそうでして、けっこういいバーンが滑走禁止になってる。
獅子吼エリアのゴンドラ営業開始は4月からですが、林道が開通しているので入山は出来ます。しかーし、土曜も日曜もたぶん裏風(あっしの予報は外れますが)。

科学者の間で、今日一番のトピックスはNature Supplementの特集
日本の科学研究は「失速」- 英科学誌(SPUTNIK日本)
特許とか論文数が世界と比べて失速しているのはずいぶん前からいわれていました。ただ、Natureという海外の高級科学誌にいわれるとインパクトありますな。中国からの論文が増えるのは当たり前です。彼ら、優秀な民族っすよ。集団になると変なだけで。w
”Because of Japan's long period of economic stagnation, government spending on science has remained flat since 2001.”そう、小泉内閣からです。その効果が今しっかり出てます。まあ、昭和中期にもどりつつあるわけですな。実は、今ノーベル賞を取っている世代は、昭和の時代にビンボーなりに自分のやりたい研究やってきた人たちです。若い頃の大隅先生なんて東大助教授時代はm,0u20n;.g@h//////んが、@i0-lfqygng8u8yb ///////んぐ。
平成後期、博士課程にすすんで科学者目指す若者はリスキーなチョイスをする物好きなわけでして、逆に将来期待できるような気がします。豊かだとしょうもない流行の研究する連中が増えるだけなんですよ。流行している時点で参入したら、「その他多勢」になるだけで、自分が年とった時にはどん詰まり。未来に何が来るかは分からないんだから、今好きなことをやるベシです。
米国の政権は科学に対する投資をかなりしぼるようです。米国の研究者はどうかなぁ・・・あいつら技官が雇えなくなったからって、自分でチップをつめてオートクレーブかけたりは出来なさそうだ。笑  おいら、実験してんの一人だからピペット洗いもゴミ捨ても試薬・培地の準備もなんでもやってるぞ。

チャールズ皇太子は遺伝子組み換え作物大嫌いなんですが、英国王室は英国分子生物学のビッグスポンサーなんすよ。
英アン王女「遺伝子組み換え作物には恩恵」、兄の皇太子に異論 (REUTERS)
アン王女様曰く、「遺伝子技術は現実的な恩恵を持っていると思う。ときには悪影響ももたらすだろうが、さほど多くないと考える」「適切な価格の食糧生産が改善されるのであれば、遺伝子技術がその一端を担うことを受け入れなければならない」。ありがたや。
こうやって意見を出し合うことじたいが科学にとっていいことだと思います。

本日のおお酒:竹葉 純米無濾過生原酒 しずく
コメント
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