今日は卒業式だったので街へ出たんですが、コートがいらなくなるくらいに暖かでした。
全国的に季節外れの暖かさ 高知では桜咲く
八重津浜に神秘の光 ホタルイカ身投げ
雪捨て場が解けたらごみ大量 高岡・千保川
高知の桜はもう昨日書いちゃいました。高知県の標準木は高知城趾にあります。おとといの夜はホタルイカの身投げが見られたそうです。身投げってのは、ホタルイカが産卵のために海岸近くまで集まってきて、浜に打ち上げられるさまをいいます。富山の春の風物詩です。これが起こる条件としては・・・・
ところで、雪捨て場の雪が融けたらゴミが大漁に出てくるってのは、まあしょうがない面があります。「駐車場の車止め用ブロックが」なんてのは、ユンボがごっそりやっちゃったんでしょう。除雪って、むずいんですよ。
アストロミュータジェネシス?
宇宙滞在で遺伝子が変化、一卵性双生児と一致せず NASA (CNN)
国際宇宙ステーション(ISS)に1年間滞在したスコット・ケリー宇宙飛行士の遺伝子発現パターンと一卵性双生児のマーク氏と比較したところ、宇宙に行く前は互いに同じだったのですが、宇宙に行ったスコットさんは遺伝子発現パターンが変わるわけです。そして、地球に帰還すると93%は元のパターンに戻ったんですが、7%は地球に帰還してから2年たった後も元に戻っていませんでした。宇宙滞在は酸欠によるストレス、炎症の増加、劇的な栄養の変化をもたらすんですが、低酸素状態の代謝とか、ミトコンドリアの損傷とかが戻ってなかったみたい。
この記事の文章、遺伝学を分かってない人が書いたようでして読解が難しいです。記事中、「変異」という用語を軽く使いすぎてます。それで文章がすごく分かりにくくなってる。遺伝子のDNA配列が変わったわけではないでしょう。発現パターンが変わるってことはエピジェネティカルな変化を考えます。
面白いのはテロメアの変化。宇宙滞在中はテロメアの長さの平均値が大幅に伸びたが、地球に戻ると約48時間以内で出発前に近い値に戻って落ち着いたとのこと。そんな簡単に伸びたり縮んだりするもんじゃないんだけど、テロメラーゼでのばしたんだろうか、組替えでのばしたんだろうか??
実験に使った細胞は身体のどこのを使用したのか、他にもいろいろと知りたいとこがあります。
ジャンクゲノミクス??
ゾウの「ジャンクDNA」にがん抑制のメカニズムが存在することがわかった (NEWSWEEK)
ノンコーディングDNA領域じゃだめなのかな? 「ジャンク」は語弊があると思う。この記事の筆者も「がんを抑制するゲノム」という意味不明の表現をして遺伝学の言葉の定義を知らないことをさらしてしまってる。こういうことがあると、他の文章も警戒しながら読まないといけなくなります。
とりあえず、これ → https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2456041
要するに“multiple copies of TP53”が、ポイントのようですね。
本日のお酒:KIRIN CLASSIC LAGER + ASAHI SUPERDRY + 赤ワイン
全国的に季節外れの暖かさ 高知では桜咲く
八重津浜に神秘の光 ホタルイカ身投げ
雪捨て場が解けたらごみ大量 高岡・千保川
高知の桜はもう昨日書いちゃいました。高知県の標準木は高知城趾にあります。おとといの夜はホタルイカの身投げが見られたそうです。身投げってのは、ホタルイカが産卵のために海岸近くまで集まってきて、浜に打ち上げられるさまをいいます。富山の春の風物詩です。これが起こる条件としては・・・・
新月前後(月の見えない夜)の日
深夜から未明にかけて満潮になる日
晴れていて海中がきれいな日
南よりの風が吹いている日
波が穏やかな日
深夜から未明にかけて満潮になる日
晴れていて海中がきれいな日
南よりの風が吹いている日
波が穏やかな日
ところで、雪捨て場の雪が融けたらゴミが大漁に出てくるってのは、まあしょうがない面があります。「駐車場の車止め用ブロックが」なんてのは、ユンボがごっそりやっちゃったんでしょう。除雪って、むずいんですよ。
アストロミュータジェネシス?
宇宙滞在で遺伝子が変化、一卵性双生児と一致せず NASA (CNN)
国際宇宙ステーション(ISS)に1年間滞在したスコット・ケリー宇宙飛行士の遺伝子発現パターンと一卵性双生児のマーク氏と比較したところ、宇宙に行く前は互いに同じだったのですが、宇宙に行ったスコットさんは遺伝子発現パターンが変わるわけです。そして、地球に帰還すると93%は元のパターンに戻ったんですが、7%は地球に帰還してから2年たった後も元に戻っていませんでした。宇宙滞在は酸欠によるストレス、炎症の増加、劇的な栄養の変化をもたらすんですが、低酸素状態の代謝とか、ミトコンドリアの損傷とかが戻ってなかったみたい。
この記事の文章、遺伝学を分かってない人が書いたようでして読解が難しいです。記事中、「変異」という用語を軽く使いすぎてます。それで文章がすごく分かりにくくなってる。遺伝子のDNA配列が変わったわけではないでしょう。発現パターンが変わるってことはエピジェネティカルな変化を考えます。
面白いのはテロメアの変化。宇宙滞在中はテロメアの長さの平均値が大幅に伸びたが、地球に戻ると約48時間以内で出発前に近い値に戻って落ち着いたとのこと。そんな簡単に伸びたり縮んだりするもんじゃないんだけど、テロメラーゼでのばしたんだろうか、組替えでのばしたんだろうか??
実験に使った細胞は身体のどこのを使用したのか、他にもいろいろと知りたいとこがあります。
ジャンクゲノミクス??
ゾウの「ジャンクDNA」にがん抑制のメカニズムが存在することがわかった (NEWSWEEK)
〈以下引用〉
哺乳動物のゲノム(全遺伝情報)のうち、タンパク質を生成する配列はわずか2%にすぎず、残りの大部分は「ジャンクDNA(ガラクタ遺伝子)」と呼ばれ、その機能や役割はいまだ明らかにされていない。
哺乳動物のゲノム(全遺伝情報)のうち、タンパク質を生成する配列はわずか2%にすぎず、残りの大部分は「ジャンクDNA(ガラクタ遺伝子)」と呼ばれ、その機能や役割はいまだ明らかにされていない。
ノンコーディングDNA領域じゃだめなのかな? 「ジャンク」は語弊があると思う。この記事の筆者も「がんを抑制するゲノム」という意味不明の表現をして遺伝学の言葉の定義を知らないことをさらしてしまってる。こういうことがあると、他の文章も警戒しながら読まないといけなくなります。
とりあえず、これ → https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2456041
要するに“multiple copies of TP53”が、ポイントのようですね。
本日のお酒:KIRIN CLASSIC LAGER + ASAHI SUPERDRY + 赤ワイン