遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

コートはまだ

2018-03-10 22:33:01 | たわごと
朝起きたら、けっこう寒かったです。コートはまだクリーニングに出せません。
3月11日(日) 北日本は天気が下り坂 被災地も寒空に
まだ3月だけど半袖も 来週まるで初夏 (tenki.jp)
明日の夕方くらいから崩れる予報と、持ちこたえるという予報がありますが、まあ日中の雨は免れられるんじゃないかな。その後、来週にはいると暖かくなりそうです。北極圏にもう-40℃以下の寒気の在庫はないし。
ここんとこ、くしゃみや鼻水が止まらんかったんで花粉のせいだと思っていたんですが、今日は頭がぼーっとして首筋がもわあっと暖かくて疲労感が・・・風邪です。

パラリンピックでも日本選手は活躍してくれてます。
滑降座位で男子は森井、女子は村岡が「銀」
大企業・トヨタを動かしたパラアスリート 森井大輝(読売新聞)
森井選手は4回目のパラリンピック出場。今回もまた銀メダルに輝きました。選手にとってもっとも悔しいメダルが「銀」だそうです。「銅」はとれて良かったという感じがあるそうです。彼はソチ・パラリンピックまでに3個の銀をとっています。今回も銀。次のレースでは金をとってほしいです。
〈以下引用〉
ソチ大会後の夏、トヨタ自動車に入社。車づくりで培ったトヨタの技術力を競技用チェアスキー開発にも生かしてほしい――と、社内に訴えた。
アスリートの情熱は、大企業を動かした。開発の最前線で活躍する技術者16人が、社内公募に応じて集結。取引先の部品メーカーなども加わって、15年夏、「チーム森井」が発足した。
目指したのは、軽量化、剛性の向上、空気抵抗の減少の3本柱だ。板を除くと約13キロあったチェア部分は、構造の合理化などにより、15%近く軽量化したのに、逆に剛性は3倍に向上した。剛性が上がると、選手の重心移動などがしっかりとスキー板に伝わり、雪面の状態も明確に感じ取れるようになる。つまり、操作性が大幅に良くなった。
空気抵抗は、車の開発で行う「風洞実験」を重ねてデータを取った。それに基づき、カーボン製のカウル(選手の脚を覆う風よけ)の形を改良したほか、レース中の合理的な姿勢も究明。コースにもよるが、タイムを0.2~0.3秒短縮できるめどが立ったという。
選手と技術者たちが一丸となって戦う自動車のF1レースを思わせるチーム体制で、「僕が唯一、取れていないもの」と語る金メダルを狙う。

ソチ大会後にトヨタに所属し「金」を狙う。良い物語です。成功してほしい。
オリンピックで日本は国威発揚をするような国ではないと思っています。それぞれのアスリートがそれぞれの自己実現のためにがんばって、良い結果が出たらみんなで喜ぶ。それでいいと思います。むしろ、パラリンピックでの勝利で国威発揚すべきで、ハンディキャップのあるアスリートが最高の技術でサポートされながら世界で活躍することを誇るべきだと思います。

日本の課題です。
「健康寿命」延びる 女性74.79歳 男性72.14歳 (NHK NEWS WEB)
病気を治すのも大切ですが、病気にならないようにすることはもっと大切です。病気を治すのが薬であるとするなら、病気を防ぐのは食事であり生活習慣です。僕が働いている栄養学科の使命はこれ。
寿命から健康寿命をひくと、女性は12年、男性は9年。この期間が、介護が必要な期間。これを縮めたいというのが厚生労働省の希望。まあ、高齢になると個人差が激しいので統計データだけで対策を練るのは良くないとは思う。メタボ健診を厳しくしても効果があるのは若いうちだけだと思うんだけどなぁ。

本日のお酒: SAPPORO WHITE BELG + ARPA CHIANTI 2015
コメント
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