齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

9年ぶりのシンガポール (3)- 3泊4日の旅 - プラナカン文化とカトン

2025-03-09 20:21:31 | その他の国々
プラナカン文化とは、マレーシアやシンガポールなどの東南アジア地域に根付いている中国やマレー、ヨーロッパの文化が融合した独自の民族文化。

プラナカン(Peranakan)とはマレー語で「地元生まれの子」という意味。一般的には東南アジアに移住した中国人と、現地マレー人との間に生まれた子孫のことを指す。

15世紀後半、中国からマレーシアやシンガポールにやってきた貿易商人の一部は、マレー女性との間に家庭を持ち定住。

その後、彼らの子孫は中国、マレー、そしてヨーロッパの文化を融合させた独自の「プラナカン文化」を築き上げた。

その特徴は、花やつる草模様のレリーフや明るいパステルカラーが特徴的な建築物、服飾、陶器など。

プラナカン文化は「ババ・ニョニャ文化」とも呼ばれ、二世以降の男性を「ババ」、女性を「ニョニャ」と呼ぶ。

そのプラナカン文化に触れられる私がもっとも好きな場所がシンガポールのカトン(Katong)。

プラナカン建築やニョニャ料理、プラナカン雑貨などを堪能できる。

ニャニョ料理の代表が「ラクサ」。エビや貝の味と絡まったココナッツ風味がたまらない。

私の場合、これを食べるためにシンガポールに来たと言っても過言ではない。









カトンの街並み。

以前はアクセスが悪く観光客は少なかったが、最近、MRTの駅ができ、次回、行くころには観光客であふれているであろう。














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