アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(ぐり子)の日常

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その後に見た映画

2014-05-07 15:13:57 | 日常
その後に見た映画は

『緋牡丹博徒』(ケーブル放送)
藤純子演じる「緋牡丹のお竜」が主人公の任侠シリーズ第1弾。
シブい高倉健にコミカルな若山富三郎、チャラいキャラが非常にハマってる山城新伍に強い女オーラ出まくりの清川虹子。
本当にこの当時の日本映画のパワーは凄い!

『コナン・ザ・バーバリアン』(地上波放送)
過去にもアーノルド・シュワルツェネッガー主演で映画化された同名アメコミの実写映画化作品です。
ドラマ部分やスケール感は過去作よりは劣るものの、楽しめる作品としてはとても良く出来てました。
しかし本作も本当は3D映画なんですが、ココ日本では3Dで見ることは出来ません。
映画に限らずゲームも然りで、何故に「エンターテイメント」分野において日本はこんなにも後進国となってしまったのか?不思議でならないです。
ほんの数年前までは、こんなじゃなかったとおもうんだけどな~。

『にっぽん泥棒物語』(ケーブル放送)
1949年、福島県を走る旧国鉄の列車が何者かの手によって脱線転覆させられる事件が発生。
「松川事件」と呼ばれる有名なこの事件では、容疑者20名が逮捕され、そのうちの数名は裁判で死刑判決を受けるも最終的には全員が無罪となり、今も未解決のまま。
本作はそんな「松川事件」をベースにした、フィクションによるコメディ映画です。
主人公は窃盗犯で、たまたま悪事を働いている最中にこの事件に遭遇し、目撃者となってしまい・・・という展開。
本作自体はとても面白い作品ではありますが、「松川事件」って何?と調べると、まぁ~色々と当時の日本らしいと言いますか、非常に裏のありそうな事件ですね。
川端康成、志賀直哉、武者小路実篤、松本清張等々、当時の名だたる知識人がこぞって容疑者達の支援運動に参加したってのも理解できます。(^^;)

『ファイナル・デッドコースター』(ケーブル放送)
『ファイナル・デスティネーション』シリーズ第3作目。
今回はジェットコースター事故で死ぬはずだった数名が助かっちゃったんだけど、やはり死からは免れることは出来ず・・・といったところで、見所はやはり死に様となっちゃうわけですね。
シリーズも続くと若干マンネリ感が出てくるせいか、ドキドキハラハラな緊張感よりはドミノ倒し的なワクワク感の方が高めとなり、「ホラー映画」感が薄くなっちゃうんですよね。
これは『13日の金曜日』や『エルム街の悪夢』『チャイルド・プレイ』シリーズも然りですが。
スプラッター描写入りのコメディ作品としては楽しめるんだけど、「怖さ」を求める人には向かない作品かな?

『ファイナル・デッドサーキット』(ケーブル放送)
こちらは『ファイナル・デスティネーション』シリーズ第4作目。
前作の『デッドコースター』同様に、やはり面白いんだけど怖さは薄いです。
本シリーズも「客が何を求めるか?」に関してちょっぴり迷走してる感があるかな?
とはいえ、ドミノ倒し的なしかけはとても楽しいです♪
3Dで見たらなお楽しかったかな?(TV放送で見たので、残念ながら見たのは2D版です。)

『鼠小僧忍び込み控』(ケーブル放送)
長谷川一夫主演による1956年の作品です。
そんな昔の作品、今見て面白いの?って思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、本当~に面白いです。
こういった面白い作品見ちゃうと、この当時の別の作品ももっと見たくなっちゃいますね。
クライマックスで主人公が忍び込む、仕掛け満載なお屋敷がたまらなく魅力的でした♪(この仕掛けに関しては、ツッコミどころ満載ですけどそこがまたイイ!笑)

『雪之丞変化(総集編)』(ケーブル放送)
こちらも長谷川一夫主演・・・というか、一人三役による作品です。
1935年~36年にかけて作られた3部作をまとめたものが、今回私の見た総集編だったようです。
女形の人気役者「雪之丞」が、濡れ衣を着せられたうえに処刑された父達の復讐を果たすまでの物語。
女悪党キャラに義賊キャラと、サブキャラの設定もなかなかに濃くて、マンガ的に楽しめる作品でした。

『肉の蝋人形』(3Dブルーレイ)
ヴィンセント・プライス主演による1953年のホラー作品です。
本作は3D映画として作られた作品だっただけあって、奥行き感&飛び出し感バッチリな演出の数々が良いですね~♪
懐かしのバンバンボール(と言っても、どれぐらいの年代までがこのオモチャ知ってるのかな?^^;)をこっちに向けてバンバン飛ばしてきたりと、映画のスジと関係ないところでも観客を楽しませようって仕掛けも満載です。
ストーリーは『オペラ座の怪人』に近い感じなので、「ホラー映画」と呼んで良いのかどうか?微妙なところですが、まぁ、『オペラ座の怪人』自体も過去作はホラーに入れられてたんだから、やっぱりホラーかな?(ただ、怖さは微塵も感じませんけどね。^^;)
そうそう!本作の見所はもう1つありまして、なんと役者デビューして間もない頃の若いチャールズ・ブロンソンが、非常にコミカルなキャラを演じてるんです。(当時の名前はチャールズ・ブチンスキー。)
シブい演技が似合う彼を知る人にとっては、この演技を見るだけでも価値アリな一作ですよ~♪