アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(ぐり子)の日常

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最近見た映画

2015-12-09 12:21:01 | 日常
最近見た映画は3本。

まずは藤岡弘主演作、『SFソードキル』。
80年代に『グーリーズ』『ZONBIO/死霊のしたたり』『パペットマスター』『ロボ・ジョックス』等のB級SF作品をバンバン作っていたエンパイア・ピクチャーズ作品の中にあって、1985年のパリ国際ファンタスティック&SF映画祭で批評家賞を受賞した特殊な作品。
私も昔からず~~~っと見たくてしょうがなかったのですが、なかなか見る機会がなかったもので(というかレンタルビデオ時代には本作を置いてるところがなかったもので)、今回DVDを購入することでようやく見ることができました。
戦国時代に傷を負った状態で川(というか池?)に落ちたサムライが400年後に氷漬け状態で発見され、カリフォルニアの研究所で解凍・蘇生。
現代(80年代)のアメリカに蘇ったサムライの運命やいかに?といった、ツッコミどころも満載なハチャメチャストーリーなんですが、藤岡弘さんのサムライ演技がちゃんとしているおかげで、そこだけはB級とは思えないクオリティ!
彼の演技を堪能するだけでも価値は大ありな傑作だと思います。(他の役者の演技とメインシナリオは・・・まぁ、B級だなぁ~って感じですが。^^;)


もう1本は2015年公開の『トゥモローランド』。
ディズニーランドにある、あのトゥモローランドを舞台にしたSF作品です。
一体あの場所をどう映画化したのか?とてもとても気になっていたのですが、さすがはブラッド・バード監督!めちゃくちゃ面白い冒険映画に仕上げてました。
それにしても、途中に登場した玩具屋には『スター・ウォーズ』グッズの他に『アイアン・ジャイアント』のフィギュアも山盛り♪
そういえばブラッド・バード監督作『アイアン・ジャイアント』は、1999年アメリカでの公開時には制作費の4分の1の興行収入という悲惨な結果に終わったものの、その後にアニー賞では9部門、ロサンゼルス映画批評家協会賞のアニメーション賞を受賞。
今年は追加シーン入りでの再上映までされるほどの人気作となってるみたいで、私もこの作品のファンとして嬉しい限り♪(本当に『アイアン・ジャイアント』大好きなんです。)
と、なんだか感想が大きく脱線してしまいましたが、とりあえず本作はタイトルのみ見て、予備知識なしで見るのが一番面白い作品だと思います。
なので、これ以上は語りませんが、とにかく子供から大人まで万人にお薦めの一作!(^^)

3本目は『北国の帝王』。
骨太映画の巨匠として知られるロバート・アルドリッチ監督による1973年の作品。
1933年大不況下にあるアメリカで、列車に無賃乗車しようとするホームレスと、それを許さない鬼車掌との熱い熱い男の戦いを描いた作品。
内容だけ見ると「なにそれ?」って感じですが、ほんとーに熱い映画ですよ~。
『マッド・マックス 怒りのデスロード』にハマれた人なら、本作の良さはきっと分かるはず。
ひたすらおっさんだらけのドラマなので、恋愛要素とかを求める人には全くの不向き。
若い役者と言えるのもキース・キャラダインぐらいしかいませんから、イケメンに期待する人にもお薦めしません。
その分、骨太な西部劇や戦争映画、そういったものが好きって肉食系の方には大いにお薦めできる傑作!
それにしても主人公の名前がいい。
「A(エース)ナンバーワン」←これが名前で、本名及び彼の素性に関しては誰もつっこまない!
骨太映画、最高~♪