こんブの思い出 使用前使用後

こんブと暮らし始めた頃は、近所にボストンテリアはほとんどいませんでした。
そんなある日、散歩へ出かけると、車道を挟んだ反対側にこんブのそっくりさんが！
その時はそのままお互い会釈をして別れましたが、
どうもご近所さんらしく、その後も時々出会うように。

そのわんこはフレンチブルドッグの男の子でAくん。
犬種は違うのですが、顔つきから柄の出方まで全てがそっくり。
こんブはボステリの中でも黒の割合が多く、
知っているボストンテリアの中に同じ柄の子はいません。
しかしこのAくんはその柄がそっくり同じだったのです。
しかも目元や表情など、とにかくお顔がよく似ていたのです。

しかしAくんはフレブル、体型とサイズは全然違いました。
こんブは8kgですが、Aくんは15kg！
顔のサイズはこんブの顔を４個合わせたくらい、
体の長さはほとんど一緒なのに、太さはこんブの2倍くらいでした。
この頃はよくこんブを連れて、犬がたくさん集まる公園へ出かけており、
そこでよくAくんに出会いました。
そんなこんブとAくんを見た他の飼い主さんが一言、
「ダイエット商品の使用前と使用後みたいだね。」
我々を含め、誰もが納得したのでした。

そんなAくんはこんブより2歳年上でしたが、10歳の時に病気で亡くなりました。
それ以降も時々Aくんの飼い主さんに出会いましたが、
こんブを見て亡きAくんを偲んでいました。
そしてこんブに「Aの分まで長生きしてね。」と声をかけて可愛がってくださいました。

こんブが10歳をすぎて誕生日を迎えるたびに、とても嬉しく思うと同時に
Aくんの分も頑張ってるよ！と思い出していました。
犬同士はお互いを気にすることなく、仲が良かったわけではないんですけどね。（笑）

こんブの思い出といいつつ、Aくんの思い出になっていますね。
今も車道の向こうでこちらを見ていたAくんをよく覚えています。
ちょっと大きなこんブがいるぞ〜って。



※トップの写真は1歳のこんブ、部屋でおもちゃ遊びをしているところです。
噛むおもちゃに綿ロープを巻きつけて、歯磨き＆遊びを兼ねていました。
それにしても噛む力、ハンパなかったねぇ〜。