アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(ぐり子)の日常

ジョナサン・ラーソン 2本立て

2021-12-20 15:31:39 | 日常
ここ数日は、いろいろと忙しくて
落ち着いて映画やドラマを
一気見することができませんでしたが、
数回に分けて2本の映画を見ました。

1本はNetflixで配信開始されたばかりの作品
『tick, tick... BOOM!』
後にブロードウェイの人気作となる舞台
『RENT』を生み出すこととなる作曲家ジョナサン・ラーソン
苦労時代を描いた作品です。

30歳の誕生日を目前に、
未だ音楽家として成功がつかめない焦り、
恋人との関係、友人の身に迫る問題などなど、
歌と踊り満載で描くミュージカル作品です。

ミュージカル作品というと
心弾む明るい作品が多いですが、
本作で描かれる内容はかなり重い。
でも、その重さを感じさせないロック調な音楽が良いですね〜♪

そして本作を見たら、コレ、
見ないわけにはいかんでしょう。
2本目の映画は『RENT』
2005年に映画化されたものを見ました。

十数年前のこと、深夜のテレビ放送で本作が流れていたのですが、
寝る直前だったのでオープニングのみをチラッと見て消しました。
その時に聞いたオープニングの音楽が結構気になっていたので、
いつか見てみたいなぁ〜・・・と思ってましたが、
ついにその時が来た!って感じ。

『tick, tick... BOOM!』を見た後に本作を見ると、
ジョナサン・ラーソンがどういった気持ちで『RENT』を作ったんだろう?
このキャラクターのモデルってやっぱり・・・なんて、
色々と考えさせられることも多く、更に楽しめました。
(見る順番は、その逆が一般的でしょうね。^^)
こちらも内容自体は重いですが、
ミュージカルなので明るいノリが多いです。

なお、ジョナサン・ラーソンは、
彼が生み出した舞台『RENT』の
オフブロードウェイ公演初日に亡くなっていますが、
この舞台はその後、
ブロードウェイでロングラン上演される大ヒット作となり、
数々の賞も受賞。
その成功を知らずに亡くなったジョナサン・ラーソン。
でも、芸術家にとって大切なのは有名になることではなく
素晴らしい作品を完成させることですから、
その点においては悔いなしなのかもしれませんね。

今回見た2作品、共に音楽が素晴らしかった♪
ミュージカル作品は苦手で・・・って方でも、
きっとロック寄りなジョナサン・ラーソン作品は楽しめると思うので、
偏見を捨てて是非見ていただきたいです。

映像化作品でコレだけ楽しいんですから、
生の舞台は更に更に盛り上がるんでしょうね♪
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