小論文対策 文章を書く力がない人へ

看護系の入試には、事前小論文と当日筆記の小論文試験があります。
ポイントを抑えてしまえば、小論文は難しくありません。
しかし、ポイントを抑えてないとこれ程答えが、見えにくい試験もないでしょう！

まずは、一番やってはいけない勉強方法は、時事ネタの勉強です。
一般学部の小論文ではありません。

看護系の小論文は知識があれば解ける訳ではないということです。

何が必要なのかというと、考え方なのです。
それは、看護師としての、医療職としての考え方です。
ですから、仮に何かのテキストで模範解答を見て、丸暗記しても、それは小論文としての満点の解答ではないのです。

看護系の視点とは？医療系の視点とは？がないと、的外れになりますし、沢山文章を書いたところで、何の加点対象にもならないことを理解してください。
背景知識は確かに必要です。
しかし、必要以上に勉強する必要はありません。
１つの論文問題を読んだ時、医療職として、看護師としてその題材をどう捉えることが望ましいのか？？と考える、考え方が大切になります。
これは、連想ゲームと同じです。

ですから、コツが掴めれば、小論文はあまり勉強する必要がなくなる。
あまりに、文章を書く能力の低い人は、まずは読書する習慣をつけることから始めます。
受け身の人生を生きている人は読解力が低いと思います。
ですから、能動的に読書をすれば読解力がつきます。そして、読書のポイントはお気に入りの同じ本を何度も繰り返し読むことです。
活字に触れる機会を増やしましょう！
小論文に近道はありませんが、訓練でレベルアップは可能です。
私は警察時代、巡査部長試験の小論文の勉強をしていた際、人を納得させる文章の書き方があるのだと習いました。
ダラダラと長い文章は誰でも書けるが、簡潔に要点だけを纏めることが大切なのだ、それこそが公文書なのだと指導され、捜査報告書を何度も何度も赤ペンで直された記憶があります。

そして、兎に角他の人が書いた捜査報告書を読みまくり、コピーを取って真似してました。
そう、文章を書く能力の低い人は、読書習慣をつけることと、上手い文章を真似ることが大切です。
そう考えると、通信での小論文対策を有料で受講するのも手かもしれません。
小論文対策は早めに始めて、ゆっくり成長していくしかありませんね。