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旧精神科医療は思想警察なのか?

年齢主義か課程主義か?)馬車馬のごとき労働に加え、教師に聖人君子のような清廉性を求めるのも、“モンペ”の特徴。

2018年03月06日 | 目的と目標について

今回は「義務教育」についてです。

まずは、どこにでもいる、親と教諭の関係の記事を以下掲載いたします。

教諭の仕事とはつまるところ、半分は児童の親対応ではないでしょうか?

・・・・・・・・・・(「先生は24時間働く仕事でしょ」凶暴さを増すモンスターペアレント発言集」

大人の社会では「働き方改革」、セクハラ撲滅運動の契機となった「♯MeToo」など、古い価値観から脱却しようとする兆しがあるが、学校はいまだに旧態依然のブラックボックス。学校に対して常軌を逸したクレームを入れるモンスターペアレントは、年々“凶暴さ”を増すばかりだ。

◆“凶暴さ”を増すばかりのモンスターペアレント

「授業中に突然教室で大麻らしきものを吸い始める生徒がいたんです。当然、即退学ですよね。でも、母親が学校に乗り込んで、激しい抗議を始めたんです」(東北・公立中学校教師)

 警察に通報するような事例だが、母親の暴走は激しかったそう。

「『証拠はあるのか?』と何日も抗議を続け、学校の管理体制も批判。結局退学にするまでに、予定より3か月も多く時間がかかりました」

 夜遅い時間に学校に苦情の電話が鳴るのも、今では日常風景だ。

「22時頃に保護者から電話が鳴り、その生徒の担任は帰宅していたので代わりに応対したんです。すると母親は電話越しに『先生は24時間働く仕事でしょ。それが5時に帰った? そんな子供のことを常に考えることができない先生は信用できません。担任を代えてください』と。学校を24時間対応の行政サービスと勘違いしているんです」(関西・小学校教師)

 馬車馬のごとき労働に加え、教師に聖人君子のような清廉性を求めるのも、“モンペ”の特徴。関東の某中学校の保護者は、知り合いの母親の言動におののいている。

「指導力に定評のある体育の先生が、あるとき居酒屋で酔っ払って、自転車で帰宅したそうなんです。その現場を彼女に目撃されてしまい、『犯罪者に我が子を預けられない!』と大激怒。PTAで議題にあげ、教育委員会や近隣住民にも吹聴して回ったそうです。飲酒運転は確かに犯罪ですが、強硬すぎる彼女の姿勢を見ると、もう気軽に話ができないですね……」

― 常識崩壊する学校が危ない! ―

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(記事転載ここまで)

私は幼少の頃、漠然と「学校の先生になりたい」と考えていました。

しかし、なぜそのように考えていたか?については、現在でも不明です。

おそらく人間はそれぞれ個性や才能があり、その個性才能を活かして、社会を豊かにすることができます。

社会を豊かにするということは、自分の周囲の人達に良い影響を与えることができる、良い影響を受けた人達が集まれば

良い社会になっていくという考え方です。

一口に教師、教諭といいますが、義務教育つまり義務的に集まってくる場所で(いやいや集まってくる場所)、子ども達を教えて導いていくことは本当に難しいことだと思います。

そもそも義務教育とは、国、政府が勝手に決めた教育制度であり、親に子どもが義務教育期間は学校教育を受けさせなければならないと憲法で規定しています。

ここで、義務教育の弊害、あり方について調べてみると、「年齢主義か課程主義か?」で分かれて来ることが考えられました。

・・・・・・・・・・・・・・(義務教育wiki)

 

年齢主義か課程主義か
義務教育の対象者を決める時の基準に何を用いるかによって分類される。特定年齢の間、義務教育の対象にするという方式を年齢主義と呼び、特定の発達段階に達してから特定の課程を修了するまでを義務教育の対象にするという方式を課程主義と呼ぶ。これは学校で進級をする時の基準についての年齢主義と課程主義とは別個の概念である。

 

始期を年齢主義、終期を課程主義とするなどの両方の基準を用いる方式や、終期について年齢主義と課程主義を併用するなどの方式も存在しうる。歴史上は課程主義の義務教育制度もあったが、現代ではほとんどの国家で始期・終期について年齢主義の義務教育制度を採用している。

 

この分類について、教育制度の教科書などのレベルの書物においても、学校における年齢主義・課程主義と混同している例が見られる[4]。

例えば「年齢主義の義務教育制度では、進級試験によらず年齢に伴って進級し、一定年齢に達したら就学義務は終了する」などと、義務教育の終期が一定年齢で あれば進級も当然年齢基準であるかのような解説が蔓延している。勿論、義務教育の開始・終了の時期と、学校における進級基準には合理的な関係はない。

例え ば、フランスにおいては義務教育の終期は16歳と年齢によって規定されているが、小学校から飛び級・原級留置がポピュラーである。実際に16歳の時点では小学生も大学生もいる。このように、義務教育が年齢主義であっても、学校で厳しい修得主義に基づく課程主義進級制度を実施することには何の問題もないのである。

 

また、課程主義は「一定の授業を受けるまで」などとする履修主義と、「読み書きができるようになるまで」などとする修得主義に分けられる。

・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

もともと教育を受けさせる目的は「自立して生きていく力を身につけさせる」ことで、高度経済発展をしている国、日本では「教育水準が低いことによる、就労できる職種の差別を減らすため」だと私は考えています。

義務教育の歴史は国家が形成され、国防、侵略戦争をする際に組織化された軍隊でないと戦争に勝てないため、軍規、マニュアルを徹底させるために、「読み書き」ができないと、軍隊が弱体化するためにプロイセン(ドイツ)から開始されました。当時は義務教育とは言わず、基礎教育、初等教育という用語を使っていました。

実際の教師の仕事とは、educaterではなく、trainerです。

日本の教員免許は大学4年間教員過程を履修すれば取れます。

私も教員免許は持っていますが、20代前半の新卒で、おおそれ人様の子に教育ができる、人の道を教えることができたか?と問われれば答えは「No」です。

単に、「教えるのが上手い」「教えるのが好き」「子どもが好き」

程度の人間でした。

現在のように、司法、医療、流通などを経験し中間管理職までやって結婚、家族を持ち、

「教育とは何か?」「生きるとは何か?」実体験に基づいて考えることができるだけだと思います。

日本教育は「年齢主義か課程主義か」の争点でもありますように、「年齢主義」です。

しかし年齢主義の弱点である「本人のやるき、モチベーション」に依存してしまうため、集団生活が苦手な子、そもそも机でじっと座っているよりも体を動かしたい子は、ただただ年だけ重ねていくだけで、内容的にはオチこぼれてしまいます。

教育とはとどのつまり、

「機会の均等」ではなく

「結果の均等」を教育者の評価結果にしなくてはいけません。

ですから、試験で上がっていく「過程主義」にしないと、こどもの学力や考える力、個性すら伸ばすことができません。

従来の学校教育が機能していたのは、家庭教育がしっかりしていたからです。

そして、学校教育で足りない部分を塾が補完していただけの話です。

しかし、大企業が賃金カットして、大人の所得格差、教育格差が出てきたため、満足に子どもに習い事をさせることができる家庭が減ってきた、そのしわ寄せが学校に来ているだけだと思います。

日本は「公務員になれると良い」「国立大学に入ると賢い」と洗脳されていますが、実際のところ、パブリックな場所のサービスは低い。

ブランド、イメージだけでやっているだけで、中身はハリボテです。

いずれ、このブランドも剥がされるときが来るでしょう。

ブランドバッグには価値が無いと気付くときが来るからです。

役職だけ上でパソコンを使えない上司がいるのは年齢主義=年功序列だからです。

「努力成長ではなく、企業への忠誠心」が評価項目だからでしょう。

IT企業が成長してきたのは、こういった従来の「年齢主義か課程主義か」の軋轢を上手く解消してきたからです。

しかし、日本は天皇制やら、官民格差を見てみれば、この国のトップ、権力中枢の構造は依然「年齢主義の文化」であり、

能力人格がなくても、出自や血統で全て決まってしまいます。

これを破壊するために共産主義ができたのですが、これも単なる空想、妄想で理論ばかりで結果的に支配血統がより強固に支配構造を作るだけでした。

逆に言えば、その程度の国力でまわしていけるのが現在の世の中です。

支配者階級を見てみると、本当に何もせず、一月何百万円と給料を貰っている人達ばかりです。

国民がそういった人達を目指してはいけません。

自分だけが得する、楽して儲ける仕組みをやってきた人達が現在の日本のトップに君臨しています。

そうならなくても幸せになれるように私たちは、教育に期待し、中身の伴う人材育成ができるようにしていければ良い、そして、何もせず、労働力を搾取して何百万円もぼったくる人達やシステムをなくしていける人材を育てていくことが幸せな社会作りとなり、この世の問題もなくなっていくのではないでしょうか?

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