心のハンドル操作方法 幸せに生きるための教習所

旧精神科医療は思想警察なのか?

人間はコンプレックスが解消されないと劣等感を打ち消す代償行為として強迫行為を行うようになる

2023年04月15日 | 世界一分からない日本の精神科医療と精神科看護

何事も完璧に行う事は大切なことです。しかしそれを愛によって行う、神に向かって行う人と、そうでない人では結果が大きく分かれます。

「Aさん17歳高校3年生の女子、1日中手洗いし、母親への1時間置きの確認行為が止まらなくなり、不登校になる。手洗い確認行為が続き、食事もしなくなる、風呂も入らなくなり、辛い死にたいと希死念慮表れ、薬物療法、心理療法するために医療保護入院」

というケースを受け持ちしました。

入院中、Aさんと関係ができてきて、毎夜勤時に高校生活で何があったのか話を聞いていくうちに

「吹奏楽部の発表会が近づいていて、パートで上手く合わせられない。練習にも来ないメンバーもおり、指揮者のOBとリハーサルする日までに到底仕上げられない。卒コンなのに、妥協したり自分の都合を優先して、サボる他のメンバーと足並みが揃わない。部活顧問の先生も来てくれないから困っていた。

そうこうしているうちに、手の汚れが気になり始めた。最初は無視していたけど、段々洗う時間が長くなってきて、最後は学校に行けなくなって、部活にも行けない。その頃から母親の行動が気になり始め、無性に腹が立つようになり命令したり当たり散らすようになった、手の汚れのことが頭から離れなくなってしまったの」

と話してくれました。

結局、Aさんは夏休み期間も入院して過ごしたため吹奏楽部の卒コンには参加できず、何事もなかったように高校に復学しました。

その後の問題行動は収束したのです。

Aさんの強迫行動の問題は何だと思いますか?

実は「吹奏楽部の人間関係」「対人能力」なのです。

強迫行為とは、単に夢中になって手を洗う行為を指すわけではありません

「何回洗っても綺麗になったと思えなくて。手のひらには常在菌が存在するから医学的な清潔を目指すのは滅菌消毒しないと無理だと分かっているけどやめられません」

といったような「馬鹿馬鹿しいけどやめられない行動」を指すのです。

 

我々も、テスト前になると急に部屋の散らかりや汚れが目に付くようになって、掃除をし始めてしまい、気が付いたら深夜過ぎから勉強を始めてしまう、現実逃避。

強迫行為は強迫観念を打ち消すために行う行為と言われています。

実は、強迫観念とは、何も原因がなく「ふっ」と脳裏に現れるものではありません。

本当は解決しなくてはならない問題や人間関係、仕事関係のトラブルが重なった時、「ふと」強迫観念が浮かび、その現実的な問題に向き合うことから、強迫行動を続ける事で「現実逃避」するようになります。

児童精神科や心療内科の外来に行くと、この強迫観念を薬物療法で浮かんでこないようにしようとしたり、エクスポージャー(暴露療法)などを用いて、現実に触れさせ「大丈夫」であるということ、思い過ごしであるということを実践させ、認知の歪みを認識させることをします。

はたまた、心理カウンセラーなどは、「毒親による劣等感が強迫行為の原因だ」と推論し、本人が親を否定したり罵倒し、親ばなれさせることや、逆に過干渉・過保護な親へ病的原因となっているとし、家族心理教育するというセッションをして治療しようと試みます。

しかし、どれも正解はありません。

多くの強迫性神経症の問題行動はふとしたときに収まってしまうのです。

そのふとした時や経緯を患者・家族は「言語化できない」ため、同じことを繰り返し、心療内科や向精神薬に頼るのです。

強迫性神経症は、本人が解決しなければならない問題やトラブルが、

①強迫行為をしている間に、周囲が解決してしまっていたり、終わっていた

②その問題やトラブルがそこまで重要ではなく、時間経過とともに状況を客観視でき、自分の思い過ごしであったと気付く

ことによって強迫観念へ逃げ込む必要がなくなり、結果として代償行為の強迫行動がなくなるのです。

つまり、「その人の問題解決能力」が向上していくことによって、強迫行動はなくなっていくのです。しかし家族間のトラブルなどは同居していたり、経済的に依存している場合解決に進みにくいのです。

それこそ「死への恐怖」「不慮の事故や病気への恐怖」「痛みへの恐怖」「過失による加害恐怖」

思春期であれば「いじめられる、孤立させられることへの恐怖」「学校を辞めたらどうすればいいか?という不安」など言い始めたら、「自分の注意や努力で何ともならないような恐怖や不安だらけ」であり、人生の問題は数知れず、枚挙に暇がないと思います。

皆さんはどうやって「人生に降りかかってくる問題や難題」を解決していますか?

見て見ぬふりをしたり、あえて考えないようにし、問題の先延ばしをしていますか?

その全てを、自分よりも知識や経験がある人間、心理学者や医者、弁護士が解決してくれそうですか?

@rapt_neoの「悩み、心配、不安、絶望が当たり前になっているこの世の中こそ異常。」https://www.instagram.com/p/CLJUmRTFNZk/ の説明より引用します

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この世の人々は、当たり前のように悩み、心配、不安、絶望を抱えながら生きています。

それを口に出して言わないだけで、誰も彼もがそのようなネガティブな感情を抱いて生きています。

しかし、私たちのように聖書の神様を信じている人にとって、そういったネガティブな感情には何の縁もありません。

そして、それが人間として普通のあり方だと思いますが、この世の中ではそれが普通ではありません。

だから、この世の中はどこまでも異常な世界だと感じるしかありません。

というお話をしています。

~~~~~~~~~~~~~~~

こういった日常生活における問題解決能力を身に付けて、高めていくことは大切なことだと思います。

しかし、実際、人間ではどうしても解決できない問題の方が多いのではないでしょうか?

そういった問題により、不安や悩みが生じた時、どうやって解決していくか?について、心理カウンセラーや医者、弁護士よりも遥かに高い知能を持つ存在「聖書の神様」に頼る生き方をすれば良いだけなのです。

メンタルヘルス、心の問題は、キリスト教により、聖書の神様により全て解決することができるのです。

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