芸能界の転職は、サラリーマンと同じようにはいきません。
それは、ヤクザの世界だからでしょうか?
年功序列制度にのって、定年まで同じ会社で働くもよし。
キャリアアップを目指し他社に転職するもよし。
自分の生き様を追及して、独立、自営業を開始するもよし。
渋谷くんの姿には、
「独立したい」
「この会社で定年までは正直しんどい」
この2つを感じました。
関ジャニ∞(←このマークは無限大という意味)の渋沢すばるがいきなり脱退しましたね。
これが、ジャニーズ事務所の分裂なのか?と勘繰っていたのですが、音楽業界という闇が理解できないと、渋沢すばるを始め、有名音楽グループからの脱退者が出る理由がわからないことが今回の調査で見えてきました。
第1に、既存のメディア=テレビを使った、CD、LPなどの物販と芸能活動が得意だった旧勢力(神戸芸能社、渡辺プロダクション)
と
新メディア媒体であるインターネットを使った芸能活動による、情報販売が得意な勢力による
「商品=芸能人の奪い合い」である可能性が高いと思われます。
新勢力としては、「もっと高く売れる商品」が欲しくてたまらないですから、「独立支援」をしているようにも見えますね。
しかしながら「せっかく育てた商品(芸能人)が、やっと稼げるレベルまで成長したのに、独立話を持ちかけられて親元を離れていってしまう!阻止せねば!」という熾烈な戦いが繰り広げられているのが、昨今の芸能人独立騒動、脱退騒動だといえそうです。
ここで、具体的に簡単に説明しますと、現在の芸能界の元締めは
山口組神戸芸能社で修行した、旧渡辺プロダクションの渡辺晋で、渡辺プロダクションが立ち上げた”音事協”です。
音事協は芸能人等の引き抜き禁止を謳った”五社協定”を作り、タレント等の独占状態を暗黙の了解で作り、渡辺帝国=山口組一強体制を試みました。
音事協の先鋒がバーニングプロの周防さん。で音事協の御用番組が「レコード大賞」です。
ちなみに、「音事協」の加盟企業には「電通」も入っています。
レコード大賞を取るには、音事協に加盟したプロダクション所属のアーティスト、タレントですから、
音事協に所属しないスターダストプロ所属の「ももクロ」は受賞できない。
ちなみにスターダストプロは「音制協」で、簡単に言えばコンサート、物販などの著作権で利益を上げる団体です。
バーニング周防とスターダスト細野は敵対しています。
スターダストは創価学会系のタレントを多数抱えていることから、創価系プロダクションだと言えます。
しかも、スターダストは「五社協定」に批准していませんから、あはよくば「音事協」側のタレントの独立も影で支援して「音事協」側の崩壊をもくろんでいるかもしれません。
昨今、タレントの独立を妨害するなどで、「公正取引委員会」が介入し、「日本エンターティナーライツ」という弁護士団体が設立されました。
さらに、ソニーエンターテイメント元会長丸山茂雄の対談では、元SMAPを売り出している、サイバーエイジェントの藤田の名前が出てきたり、新勢力もそれなりにバックアップしており、
ネットの普及により、
「芸能事務所」という会社のサラリーマンという風潮があった「芸能人、アーティスト」
を個人事業主の独立支援するFC(フランチャイズチェーン)的な手法で儲ける業者が出てきたといえそうです。
この芸能人権利擁護団体の日本エンターティナーライツは、「ゲス不倫騒動のベッキー」問題が発端で設立されたそうで、ベッキーの不倫騒動は、ベッキーがサンミュージックに対して独立を申し出たところ、垂れ流されたと考えてもおかしくありません。
きっと、ベッキーに独立をそそのかしたプロダクションがあるのでしょう。
小泉今日子、豊原功補の不倫暴露報道も、独立が切っ掛けでしたね。
その流れを理解するために、まず音楽業界の実態から見ていきましょう。
・・・・・・(大物音楽プロデューサーに聞く音楽事情)
我々は社会が何を求めているかということを一早く感じる感性を持っているかどうか。それだけなんだよ。
今、いろんなプロデュースをしているけど、その原点は大衆の半歩先を感じる感性だけしかない」音楽とは本来、そういう分野の仕事なのであろう。
そして西暦2000年のミレニアムと前後して、音楽業界は大リストラ時代に突入している。
一世を風靡した大物アーティストや歌手たちが、次々とレコード会社との専属契約を打ち切られている。
えっ、あの人がと思う人物たちがいわゆるクビになっているのである。
例えばソニー・ミュージックェソタテイソメソトは、2000年度から所属アーティストの大リストラに乗り出すと言われている。
レコード業界関係者によると、ソニーは新譜に15万枚の売り上げというボーダーラインを設定し、それらをクリアできないアーティストとは契約を更新しない、というのである。
しかも、ターゲットは売り上げ不振の演歌系アーティストに集中している。
事情はポエーキャニオソも同じようなものだ。「だんご3兄弟」のヒ″卜はあったが、谷村新司、南こうせつ、石川さゆりらとの専属契約を打ち切っている。
全国的に名前を知られている大物アーティストといえども、CDが売れないことにはレコード会社の儲けには結び付かないからだ。
しかし、彼らはまだツアーや興行で稼げるからいいとしても、中堅や新人アーティストにとっては今や、専属アーティストという立場で仕事ができる時代ではない。
しかし、山田氏は演歌の低迷という一般的な見方にはきわめて批判的だ。
「演歌という分野はオリコン(オリジナルコソフィデソス)などが発表している、CD発売数と売上高をみていると売上高は年間150億ぐらいにしかならない。
しかし、実際にはその倍の300億円以上は売れているはずなんです。
というのは、オリコンの発表している数字は、週単位とか日単位の中で100位以内に入っているCDの各枚数なんだね。それと、音楽CDは毎月各レコード会社から数多く発売されているが、レコード店はせいぜい上位30位ぐらいまでしか数字を報告していない。オリコンはそんないい加減なデータを基に順位化しているだけで、CDの売行き実態を正確につかんだ数字とはいえない。
もちろん、それはそれで一応の目安にはなるから、まったく無意味だとは思わないけどね。その程度のものなんですよ。
たとえば僕がプロデュースした、天童よしみの『珍島物語』は数年間かけて大ミリオソセラーになったが、リリースした最初の頃はレコード店で30位以下のため、オリコンが毎週公表しているチャートには順位としては乗っかってこなかった。今も100位以内には入っているようだけどね。
ことほど左様に、オリコソーチャートで1位なんていうのは、これはあくまでも瞬発力の問題なんだよ。
今、CDを買う中心層は中、高校生など若者だから、彼らが買えば瞬発力はありますよ。
何月何日発売とわかると、その日が来るのを待って待って、発売と同時にワッと買いに行く。1日だけで何10万枚も売るCDは彼らが買っている。だから、彼らをターゲットにしたアーティストたちの曲は、瞬発力もあって消化も早い。
一方、歌謡曲の世界のCDはジワジワ売れていって寿命も長い。今はその売れ行きをキチソとフォローする手立てがないということなんですよ。
一応、演歌チャート部門もあるけど、毎月毎月新しい曲が出てくると、ついつい新しいCDに目が移ってしまうもんだよ。それに、レコード店も古くなった曲は報告しない。
今、演歌がダメだという背景のひとつにはそういったマイナス面もあるといケことです。
それから歌謡曲の世界を例にしますと、不景気になってきて、トップクラスの歌手たちの仕事が昔と比べて3割以上減っている。
歌謡曲の歌手が一番稼げるのは興業です。
昔風にいえばいわゆる『手打ち興行』が、最近はほとんどできない。
これまでは、地方では町や市、商工会などがスポンサーになったり、企業が社員の慰労のためにとチケットを1000枚購入するとかで、興行が打てた。
そんな仕事が3割方減っているんです。
地方の興行主にも問題があった。
彼らがトップクラスの歌手を呼んで興行する場合、コンサートのチケットが1万円だとして、それを自分で買って観に来てくれる客はせいぜい5割ですよ。
そこで、興行師たちは興行日直前まで待って、それでも売れ残ったチケットは自分がかぶる形で、タダ券をここ何十年間も撒き続けてきた。歌手を満足させるためにね。
それで、地方の人たちはチケットを買わないでギリギリまで待っていると、タダ券が回ってくるのがわかっているからチケットを買わないんですよ。そういう悪循環をずっと続けてきた。形だけは満員だから″俺は人気がある″と歌手は満足するけどね。所属プロダクションの圧力ももちろんあります。
「満員にしないと次から荷物を回さないぞ」と脅されて、興行師は自腹を切っても満員にしてきた。
しかし、その事実を歌手に話すわけにはいきませんよ。これだけ人気があるんだというごまかしのマネジメントもしなくちゃならないしね。
それが、この長引く不況で一斉にフタが開いてしまったわけだ。
自腹をそういつまでも切るのもできなくなって、売れたチケット分だけの興行をした結果、『あのタレントは名前はビッグだがぜんぜん売れないじゃないか。
だからもうあのタレソトの興行は止めたいんだが、それをすると次に新しいスターが育った時、プロダクション側がこっちの要望をきいてくれないかもしれない。もう荷物を回してくれなくなるかもしれない』という状態になってしまった。
興行の世界ではこうした葛藤がものすごくあるんです。それが現実なんですよ」芸能プロダクションは所属タレントのマネジメントをするのが仕事だが、ここにも大手として2つの組織がある。
浪曲から歌謡曲まで扱う約80社あまりが加盟している「音楽事業者協会」(音事協)と、シソガーソングライターたちの集まりで伸びてきた「音楽制作者連盟」(音制連)で、音制連はポップス系志向のプロダタショソが集合している。
・・・・・・・(転載ここまで)
とりあえず、ここで一旦区切ります。
『浪曲から歌謡曲まで扱う約80社あまりが加盟している「音楽事業者協会」(音事協)と、シソガーソングライターたちの集まりで伸びてきた「音楽制作者連盟」(音制連)で、音制連はポップス系志向のプロダタショソが集合している。』
という言葉が出てきましたね。
これも記事で書きますが、「ももクロ レコ大」で検索してみると、この業界のいびつな構造がわかると思います。
音楽業界、ショービジネスの実態が赤裸々に語られていますね。
それでは、事務所からタレントやミュージシャンが独立したがる理由と日本の音楽業界を含めた芸能界の特殊性について見てみることにしましょう。
以下は、その続きを転載致します。
・・・・・・(上記記事元と同じ)
山田贋作氏の話を続ける。
「ひとつのプロダクションが何人ものタレントを抱えてマネジメントしているのは日本だけだ。
欧米はマンツーマンの関係だからね。
しかし、日本も21世紀を前にして今後はすごく変化していくとみている。
<※ お分かりでしょうか?独立するミュージシャン、アーティストが多いのは欧米型にシフトしているからです。>
一般論としていえば、芸能プロのこれまでのやり方、つまりマネジメントというのは、
例えばCDを発売した時点でプロの新人歌手としての権利が発生するその権利の中には
(歌唱印税、TV・ラジオ、舞台その他タレントが最初にスタートした時の利益の配分)=取分は
プロダクションが9で、デビューする新人タレントは1からスタートする。(9:1の関係)
それが、徐々に人気が出てくるに従って8対2になり、7対3と変わってきて、最後は1対1の関係になるのが一番ベターな姿なんですよ。
つまり、年間1000万円以下の売上げしかない新人は、飲んで食って寝る最低限の生活はプロダクションが保証するけれども、タレントが手にする収入なんて小遣い銭程度なんだよ。
昔の歌謡曲歌手はたとえ今はビッグでも、自分がそこまでくるまでに所属する芸能プロがどれほど努力してくれて、自分をそこまで育ててくれたかをよく知っているから、プロダクションに対して義理とか人情とか、自分をここまで育ててくれたという恩義があるから、取り分がプロダクションと折半でもそんなに文句はいわない。
タレントはみんな自分が育ってきた過程をよく知っているんですよ。
それこそ一歩一歩、ホップ、ステップ、ジャンプで上がってきて、その間に芸能プロ側が自分を育てるのにどれほど苦労しながらやってきてくれたかを見ながら育っているからね。
自分のマネジメントをこの会社にまかせて良かった、スカウトされて良かったと思っている。
しかし、短期間で一挙にスターになった連中とか、自分だけの力でスターになったと錯覚する連中が最近はかなり多くなった。
こんな連中に限って『オレのCDは10億円も売上げたのに、なんで自分の取り分はこれっぽっちなんだ』なんて、新人の分際でしょっぱなから文句を言ったりするのが出てくるんだよ。
そういう闘いも今の芸能プロは内部事情として抱えている。
昔の歌い手は自分が大物になるまでに、プロダクションからいくら給料をもらっているか、とか収入はどれくらいあるかなんて話は一切なかった。
しかし、今の連中はそれをパンパンやる。
すると、独立した連中が『それくらいしかもらってないの。それなら辞めれば』みたいな話になって、聞いたタレント本人も、自分がビッグになれたのはいろんな業界関係者たちの力添えがあったからだということも忘れて『所属プロを辞めた方が身入りがよくなる』みたいな錯覚を起こしてしまうのが大勢出てきた。
もちろん、それでも自分ひとりの力でその後も成功すればそれはそれでもかまわない、だけど、これまでに独立はしたもののその後は鳴かず飛ばずで消えて行ったタレントも相当数に登っているはずだよ。
いきなりデビュー曲なんかが大ヒットしてしまったような新人は、スタート時点のプロダクションと自分の関係は、5対5じゃなくて9対―なんだというのを無視してしまう。
そんな闘いがあるんですね。今や上場企業のホリプロの堀正雄さんなんかは、『ひとりのタレントが芸能プロの年収の4分の1以上の収入源になってはいけない』と、昔から言っている。
それが堀さんの自説です。
タレントがひとりしかいなくて、そこに収入のすべてをオソブにダッコしていると、マネジメントをする会社とタレントの立場は完全に逆転してしまう。
タレントの方が強くなってしまう。そんな状態を許していたら、歌手や役者志望の連中は元々が自己顕示澂の強い人間だから、自分がスターになるとその顕示欲を示すために、自分のプロダクションの社長と立場が逆転するようなことを平気で言ったりするんだね。
そんな連中との闘いもしていかなければならないから、21世紀に芸能プロがどんな形で存在していけるのか、あるいは必要のない存在になっていくのか、それはなかなか難しい問題だ。
・・・・・・・・・・・(転載ここまで)
「ギャラの取り分」なのか?所属事務所が「同性愛や麻薬をきょようしてくるからか?」もしくは、「タレント独立を応援してくれる勢力との繋がりから」なのか?現段階ではその理由は推測しかできません。
しかしながら、この芸能界を支配している勢力が、音事協設立の親である渡辺プロダクションであることが解ってきました。
・・・・・・・・(一般社団法人日本音楽事業者協会(にほんおんがくじぎょうしゃきょうかい、英称:Japan Association of Music Enterprises)
日本の芸能事務所で構成される業界団体である。略称は、音事協(おんじきょう、英称:JAME)。タレントの引き抜きによる事務所間のトラブルの防止や著作権・肖像権などの権利確立、タレントの雇用環境の改善等を目的として1963年に創立された、最大規模の業界団体である。
音楽関連ではもう1つの業界団体として、日本音楽制作者連盟(音制連)が挙げられる。音事協は音制連よりもマスメディアへの影響力が強いとされる。概要
エイベックス、太田プロ、研音、サンミュージック、第一プロ、長良プロ、バーニング、ホリプロ、マセキ芸能、マナセプロ、吉本興業、渡辺プロ(50音順)など数多くの有名プロダクションが加盟していることから、芸能プロダクションが加盟する業界団体の中では最大規模と言われている。
会長(理事長)は大手芸能プロダクションの社長が交代で務めている。二代目理事長は渡辺晋(渡辺プロダクション)、その後は堀威夫(ホリプロ)、田邊昭知(田辺エージェンシー)、井澤健(イザワオフィス)、尾木徹(プロダクション尾木)。現会長は堀義貴(ホリプロ)。
2009年4月15日、協会に寄せられた匿名の投書によって、ABCラジオ「誠のサイキック青年団」番組内において複数の正会員社の所属タレントに対する長期間にわたる数多くの不適切な発言、誹謗(ひぼう)中傷が多数認められたため協会は松竹芸能と朝日放送両社に抗議文と調査依頼書を送付。両社は事実と認め3月に謝罪して音事協を自主退会した。なお、両社とものちに(2010年6月)再入会している
・・・・・・・(転載ここまで)
山口組神戸芸能社からナベプロ社長独立⇒渡辺プロダクション⇒音事協設立⇒ナベプロからバーニングプロダクション
という流れです。
・・・・・(渡辺プロとは?)
当時芸能界には今で言うバーニング、ジャニーズ、吉本興業を束にしたような「渡辺プロダクション」という巨大な「帝国」が君臨していました。
NHK紅白歌合戦は「渡辺プロダクション」のタレントがいなければ成立しない、といわれたほどの勢力を誇っていたのであります。
この渡辺プロダクションと日本テレビの間であるコトをめぐってアツレキが生じ、渡辺プロダクションのタレントは一切日本テレビには出演しない、という事態が勃発しました。
渡辺プロダクションからのタレントの出演がなければ番組を作れない、特に「歌番組」にとっては致命的でした。当時の「歌番組」の人気歌手は半分以上が渡辺プロの歌手で占められていたからであります。
しかし当時の日本テレビの音楽プロデューサーには気骨のある男たちがいました。
ならば、「自分たちで新しいタレントを育成してスターを生み出そう」と決意したのです。
日本テレビの音楽プロデューサーと制作局長は作詞家の阿久悠氏に相談しました。
「どうせやるなら日本一のスター誕生番組にしたい」こうして伝説の番組「スター誕生」がスタートしたのであります。
この番組とのかかわりのなかから時代のマネージャー達が独立し、ホリプロダクション、サンミュージック、田辺エージェンシー、バーニングプロ、芸映プロ、研音が生まれ躍進したのであります。
・・・・・・・・・・(転載ここまで)
渡辺プロの凄まじさを物語っていますね!
事実上、山口組直径の渡辺プロダクションが商品=芸能人の五社協定を作り、引き抜き、独立を制限した形を制度化、寡占化を狙いました。(こちらの記事参照)
結局は、ナベプロが院政を音楽業界から間接的に敷いた形となります。
他のサイトの説明も見てみましょう。
・・・・・・・(2007年 mixi 音事協)
社団法人日本音楽事業者協会、略称は音事協(おんじきょう)。
昭和38年設立。当時芸能界を牛耳っていた渡辺プロダクション(ナベプロ)の社長・渡辺晋が理事長に。
そして会長は中曽根康弘(当時通産大臣)であった。
ナベプロは80年代に弱体化、そして現在この団体は実質バーニンググループが中心である。
公式サイトの正会員社一覧を見れば老舗の大手芸能プロダクションはほとんど加盟していることがわかる。例外はジャニーズ、これはバーニングとの対立が原因。また音楽事務所とはいえないお笑いや役者中心の事務所も加入している。
結成の目的は業界で団結し、政界の後ろ盾を得ての地位の向上、そして相互の引き抜きの防止(参考図書より)。そして芸能界、テレビ界における超協力圧力団体となった。
この音事協加盟タレントの出演した過去の番組を再使用するには高額な使用料金を払わされる。
そうしなければ過去のVTRだけで番組が作れてしまい、タレントの出演機会が失われるから、だからそのタレントを出演させれば使用してよいとのこと。
この強引な措置で歌番組やバラエティの総集編では「番組はまだまだ続きます」「このあとも見てね」という一言だけの無意味な「出演」が行われる。
また許諾を得ていない加盟タレントが放送されないよう画面はボカシだらけになる。
たとえばエリカ様の所属するスターダストプロモーションは音事協の正会員社リストにはありません。だからあの舞台挨拶も何回も流せるわけです。もちろんそのほうが視聴者のため、ファンのためです。
しかし会員社所属だったらこうはいきません。そうしてテレビの過去の映像は封印されていくのです。
公式http://www.jame.or.jp/index.html
ウィキhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E8%80%85%E5%8D%94%E4%BC%9A
参考図書「ナベプロ帝国の興亡」文春文庫
・・・・・・・・・(転載ここまで)
音楽業界は芸能界でも派手にお金が動きますし、音楽を使っての洗脳工作が手っ取り早いからかもしれませんね。
そして、余談ですが、北野誠が芸能界から干された話はあまりにも有名ですね。
そして、その真相については以下の通りです。
・・・・・(バーニング周防を激怒させた北野誠が芸能界復帰へ 鶴瓶・やしきの尽力も......(日刊サイゾー) - エンタメ - livedoor ニュース)
当時は、創価学会の広告塔である久本雅美の悪口を言ったんじゃないかとか、大物政治家の逆鱗に触れたのでは、といった噂が流れました。実際には、北野が番組の関連イベントで『バーニングプロ』の周防社長に対して不適切な発言をしたために、日本音楽事業者協会から北野所属の松竹芸能と放送した朝日放送に抗議が入ったんです。それで、両者は音事協を脱退、北野は無期限謹慎ということで手が打たれました
・・・・・・(転載ここまで)
続いて、昨今の音楽業界を批判している記事を掲載しますが、これまた重要人物が関わっていました。
・・・・・・・・(丸山茂雄氏「日本全体が終わってるって思う」今のトップは逃げ切ることばかり考えている)
紅白歌合戦、出演者本人たちはうれしいと思っている?
丸山:でも、そんな大げさな話じゃない。やってることはコロンブスの卵みたいなもんだよ。今の最大の問題点は誰が新人を育てるのかってことだよな。今は、新人を育てる主体っていうのが、なくなっちゃった。今まではレコード会社のCDがたくさん売れて、利益がたくさんレコード会社に残ったんで、レコード会社が新人を育てるっていう役目の中心にいた。
だけど、CDが売れないからレコード会社はそんなにおカネが出せなくなった。
まあ、世の中ってのは一晩で引っくり返ることはなくて、徐々に変わっていくわけだから。紅白歌合戦もまだ声がかかれば出るよね。でも、本人たちはうれしいと思っているのかね……? 思ってないけど、親や親戚や友達がすごいと認めてくれるから一応出る。結局はそういうことじゃない。だから、紅白も必要があるかっていったら本当はないんだよ。
黒川:僕もそう思います。
丸山:もう音楽はインディーズみたいなものしか成立しなくなってる。インディーズもいいのよ。いいんだけど、でもやっぱりある程度おカネを注ぎこまないと大きくなっていかない。それはあらゆるエンターテインメントがそうで、誰かがやんないと。
なんか、産業としてドン底まで行かないとわかんないじゃないのかな……。バスケットボールもドン底までいった。で、なんとかしなきゃいけないっていうんで、サッカーの川淵(三郎)さんがやってきて、バスケットボール協会を立て直してっていうのがあったよね。
音楽業界も同じで、やっぱり誰かが音頭を取って、おカネを集めて、しっかり組織を作んないといけない。前のビジネスモデルは壊れちゃったんだから、新しいビジネスモデルを作んなきゃいけないんだけど、前のビジネスモデルがまだ残っちゃってるんだよね。
もうとっくに壊れて終わってるのに、みんなそこにいるわけだよ。レコード会社もたくさん潰れて、残ってるのはわずかしかないのに、まだレコード会社があって、音事協(日本音楽事業者協会)があって、音制連(日本音楽制作者連盟)があって、レコード大賞があって、紅白歌合戦があるっていう、このサイクルで回ってる……それじゃあねぇ……新しいものはいつまでも生まれないよ。
丸山:もちろん、そこで商売として生計を立てている方だっているわけで、俺はそれを否定はしないよ。でも、どうして新しいことをするチャンスだと思わないんだろう……とね。そろそろ音楽で頑張る、紅白出る、レコード大賞もらう……っていう、その方式から脱却しないといけないと思うよ。俺はその方式から脱却するために、そこから去って違う土俵に行ったわけだよ。
だから、俺は「反」主流じゃなくて「非」主流だから、大きな土俵に入れば、あっという間にたたき潰されるからね。それで、こっち側に小さい土俵を作ったわけよ。俺のスタイルは毎回全部そうなんだから。
黒川:小さくても自分の戦える土俵を作るっていう。
元SMAPの3人の展開は方向的に正しい
丸山:そう。だから、若い20歳、30歳のヤツもここに小さい土俵を作りゃいいのよ。明らかに今の仕組みがダメになってて、次の仕組みを必要としてるわけじゃない。だったら次の仕組みを考える。考えられるヤツはIT業界とかにいるわけだから。30代や40代のヤツなら今のITの連中と話ができるし、通じるでしょ?
でも、この30代、40代のヤツらが相変わらず出来の悪いテレビ局とかに行って編成に頭下げてるんだよね。で、この編成のヤツらは大手芸能事務所とかに頭を下げてるわけじゃない。なんでそこに行くんだろうって思うよね。そういう部分で言えば、今回のAbemaTVでネット放送した、元SMAPの3人の展開って方向的に正しいよな。新しい人が若い人に訴えるんだとしたら、出来の悪いテレビ局や大手芸能事務所じゃなくて、こっちだと思うね。
黒川:そうでしょうね。
丸山:俺も藤田(晋)さん(サイバーエージェント社長)のところに行きたいと思うもんね。みんなが行かないんだったら80歳にもなろうとしてるオジイサンが行っちゃうよ、と。ただ、俺が行ったら藤田さんも困るだろうから、30代、40代のヤツらに行かせるけどね。新しい土俵づくりのために、向かう先はアッチだよって方向づけだけ俺がやろうと。それだけの話だよ。
・・・・・・・・・(転載ここまで)
やたらと偉そうに語っている丸山茂雄というを見ていきましょう。
・・・・・・・(丸山茂雄)
<丸山茂雄>
丸山 茂雄(まるやま しげお、1941年8月13日[1] - )は、日本の実業家。株式会社REDMusic取締役。
株式会社エピック・ソニーの創始者であり、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)取締役会長、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)代表取締役社長などを歴任したa
人物
1941年、丸山ワクチンの開発者である丸山千里の長男として生まれる。東京都立小石川高等学校を経て、1966年3月、早稲田大学商学部卒業。読売広告社を経て、父親の姪の夫・大賀典雄が社長を務めるCBSソニー設立と同時に入社[2][3][4]。その後、EPICソニーを設立するなど、絶えず音楽業界を牽引し続けた[2]。また、ゲーム業界の勢力図を塗り替えたといわれるプレイステーション生みの親のひとりとしても知られており、ソニーのコンテンツ事業拡大に大きく貢献した。90年代中期から後期にかけ小室哲哉のマネージャーとしても活躍し、ヒット曲の数々を手掛けた[2]。
いち早く著作権侵害増加を危惧し、2000年にレーベルゲートを発足。配信や権利関係の観点からレコード会社を団結させるきっかけを作ったことでも知られているが、「私が99年くらいに作った部分ですから、とっくに改訂していなきゃいけないはずなんですが、同じものを使っている」として現在の偏ったシステムを疑問視する発言もしている。
音楽業界では「ロックの丸さん」との異名を持ち、THE MODS、佐野元春、小室哲哉などミュージシャンからの信頼も厚い。2003年2月に開催された「LIVE EPIC 25」は、ソニー・ミュージックエンタテインメントを退職した丸山茂雄への送別イベントといわれており、THE MODS、佐野元春、鈴木雅之、大沢誉志幸、大江千里、TM NETWORK、BARBEE BOYS、渡辺美里など錚々たるミュージシャンがイベントに参加した。
「丸さん」の愛称で親しまれている。
2012年1月、2007年11月に食道がんに罹患していたことを公表。父の開発した「丸山ワクチン」を自ら投与したところ、自ら悟った余命4ヶ月をクリアし、6センチ大の腫瘍が消えたという。なお、本人は抗がん剤・放射線の治療が、がん撃退に効いたと考えているが、丸山ワクチンの投与が更に効果をもたらしたと考えている[5]。
・・・・・・・(転載ここまで)
丸山はTM NETWORKをプロデュースの小室(みつこ)と繋がりがあり、
さらにAbemaTVで、元スマップを支持しているサイバーエイジェントの藤田ともつながりがありそうな発言をしていますね。
・・・・・・・(日本音楽制作者連盟)
一般社団法人日本音楽制作者連盟(にほんおんがくせいさくしゃれんめい、英語: the Federation of Music Producers Japan)は、日本の芸能事務所で構成される業界団体である。略称は音制連(おんせいれん、英語: FMPJ)。
音楽関連ではもう1つの業界団体として、日本音楽事業者協会(音事協)が挙げられる。
しかし音楽著作権における日本音楽著作権協会(JASRAC)等の著作権管理団体と異なり、肖像権の管理について音制連と個々の実演家の間で明示的な契約が結ばれているわけではない模様で、実際小室みつ子のように、本人のあずかり知らないところで自らが出演した動画が音制連の申し立てにより削除され、本人がそれに対し不満を表明するといったケースも見られるようになっている[3]。
<小室みつこ>
・・・・・・・・・・(転載ここまで)
「ソニーエンターテイメント会長とサイバーエイジェント会長が手を組んで、芸能人を引き抜きして独立支援している」ようにも見えます。
ちなみに、武井咲(オスカー:音制協)とエグザイル(LDH:音事協)のTAKAHIRO
ですが、敵対事務所です。
そこで武井に対して、違約金が発生するのでないか?と発足したのが、「日本エンターテイナーライツ協会」でしたね。
・・・・・・(日本エンターテイナーライツ協会(にほんえんたーていなーらいつきょうかい)
芸能人の権利を守るために設立された団体である。略称はERA。田中聖の逮捕報道に対する声明
田中聖が大麻取締法違反の嫌疑で逮捕されたとメディアで報じられたがまだ疑惑中であり無罪なのだが一部ではもう犯人確定であるかのように報じたメディアもあるためそういった報道を控えるように声明を出した [2]。
武井咲の違約金報道に対する声明
武井咲が妊娠し結婚することを発表した際に一部メディアからCMなどの違約金が10億円になると報道がでた。これに対して、確かにいろいろな契約はあるが妊娠、結婚はダメと明示していることは少なく、裁判所が結婚や妊娠が原因で違約金の支払いを認定する可能性は低い。もし仮に違約金が発生したとしても、芸能事務所側としては代替のタレントを出演させるなどして損害が生じないようにしている。そのため10億円は大げさで多くの読者や視聴者が誤解するので過大な報道はせず事実に即した報道をするように求めた [3]。
・・・・・・・(転載ここまで)
これは一般企業で言えば、武井の「服務規程違反」です。
とはいえ、こういった手法はここ最近増えています。
芸能プロは暴力団ですので、これだけ暴力団が分裂している現状で、安定した職、仕事が望めないと察知しているのでしょうか?
今の時代、芸能人はそれこそプロ野球選手と同じで、旬の時に売っておかないと、辞めたらただの人以下になってしまいます。
そういった心理をついて、FCで独立させようというビジネスが活発になってきているのではないでしょうか?
もはや、保守的な芸能界の聖域も、ネットの発達によって、崩壊してしまったといえるでしょう。
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