心のハンドル操作方法 幸せに生きるための教習所

旧精神科医療は思想警察なのか?

監査対策=人権対策。隔離、拘束が増加している報道について。

2016年04月11日 | 精神科看護
Yahoo!ニュースでもでていますね。
拘束患者が増えている。
身体拘束など、治療という名目ですが、縛り付けて精神薬を静脈注射して鎮静をかける、もしくは夜間徘徊する認知症高齢者を縛り付けておくというものになります。

拘束は、基本的には自傷する患者に対して行います。
自殺企図は薬漬けや隔離室では何ともなりませんからね。
拘束診察は1日3回以上とされてますが、精神科の拘束は全身行うため、拘束明けに突然動くと『深部静脈血栓』エコノミー症候群で肺塞栓となり突然死するケースもあります。
ですから、Dタイマーのような、血栓の出来やすさを測定して慎重に離床を促すのですが、それ以上に廃用症候群による下肢機能不全もあります。
それだけ拘束は死に近く、懲らしめとしても使われているため、本当に医療??と首を傾げたくなります。
基本的に隔離、拘束する場合は、任意入院ではできません。
強制入院もいつ形式にする、つまりは家族に同意を得て『医療保護入院』とします。
これは、通称、人権対策です。
まぁ、県の監査対策ですね。

この辺りは、警察の留置場と同じかもしれませんが、警察の留置場の場合は相手が弁護士なのでかなり慎重にやってます。
刑事訴訟法で突かれるのを防ぐためですね。

いずれにせよ、隔離拘束が増えているというのは、国が認めているという裏付けであるため、精神科病院の力が日々増しているのかもしれないと邪推してしまいました。
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