おはようございます。
物件が決まったら?の計画をのほほんとしておりましたが。
精神科訪問看護をしていますと、当然患者宅への訪問をします。
部屋には入れてもらえないときもありますので玄関先で立ち話を30分するというパターンもありますが、大概は汚部屋に入れてもらえます。
そうすると、食生活が丸裸になりますね。
ビールや焼酎といったお酒があったり、スナック菓子、缶詰、レトルト食品、カップラーメン、チンするご飯、パスタ30袋、冷凍餃子…
「あー、こりゃあかん」
と思いながら眺めています。
栄養価が極端に偏っています。
まずは炭水化物
これは正直、「小麦」だけに偏っていますね。ですから、アレルギー喘息もちの患者さん非常に多い。
小麦にはグルテンが、乳製品にもカゼインというタンパク質が含まれてます。
小麦・乳製品のたんぱく質は消化酵素(DPPⅣ)によって、分解され、アミノ酸になります。
しかし消化酵素(DPPⅣ)に欠損がある場合、不完全に分解されて、分子の大きなペプチド(グリアドルフィン・カソモルフィン)になります。
ペプチドは「麻薬」と同じ報酬回路があり、血中濃度があがると多幸感があります。
タンパク質は、アミノ酸がペプチド結合によって(たとえばアミノ酸分子の端にあるアミノ基とカルボキシ基を、隣り合ったアミノ酸が出し合って、そこから水が奪われるかたちで結合する)つながったものです。
アミノ酸が2個結合したもの・・・・ジペプチド
アミノ酸が3個結合したもの・・・・トリペプチド
アミノ酸が4個結合したもの・・・・テトラペプチド
それから通常10個以下を・・・・・オリゴペプチド
それ以上を・・・・・・・・・・・・ポリペプチド
そして数十個以上をタンパク質と言うそうです。
つまり複雑にアミノ酸がからまったものをタンパク質といいます。
最小のタンパク質は、アミノ酸が51個結合した、すい臓ホルモンのインスリン。
結合したアミノ酸の数が2個から50個までの場合をペプチドと言い、
アミノ酸が51個以上結合した場合(多いものですと数百万個結合したタンパク質もあるとの事です)をタンパク質と呼び分けるようです
本来、このペプチドはアミノ酸では分子構造が大きいため、腸管を通過できません。
しかし、分解不十分のペプチドが何らかの理由で腸管を通過すると、その先は分解されず、白血球等の免疫は異物、敵とみなして攻撃をしかけます。
IgG、IgE抗体を作り攻撃を仕掛けます。
これが、免疫異常反応、つまり細菌やウィルスへ攻撃をしかけている状態となり、各種のアレルギー反応となるのです。そこで慢性的な喘息、疲れ、痒み、眠気につながります。
さてさて、ここで腸管を通過しなければいいという話になりますよね?
しかしながら、精製された炭水化物(白米、小麦)あとは、精製された糖である白砂糖による直接糖が、腸管にいる真菌族(カンジダ菌)の栄養となり繁殖し、毒素は排出します。
その毒素により腸に穴があき、そこから未消化の分子構造の大きいタンパク質が漏れ出してしまうとアレルゲンとして反応してしまうのです。
いや、LGSは勉強しましたが、ネットで調べるともっと勉強している人が多い!
自閉症やADHDを食事で治療してしまう人もいるんだし、コンサータやリタリン、療育とかいっている下手な精神科医より、すごい!!!
ココナッツオイルとにんにくの素晴らしさも書いてある。うーん納得。オメガ3も摂取しなきゃね!
といいますか脱線しすぎました。
スナック菓子、菓子パン、添加物まみれのコンビニ食品、冷凍食品、既製品、こんなもん食べていれば頭おかしくなりますよね。
植物、穀類にふくまれるタンパク質が分解不十分であると、麻薬様報酬回路を作り出す物質になるという考え方は、直接糖の摂取によるグルコーススパイクからの副腎疲労やすい臓疲労による、気分の波、眠気をコントロールするために、依存症が形成されていくという考えに複合的に関係しているのです。
精神障害者に早食い、DMが多い訳、これは食べ物にあったり、OLZのような飲んでいる薬にもあるんだなぁとしみじみ。
普段から麻薬飲んでいる人に、麻薬のような食べ物を取り上げるのはコクだなぁ。
食事指導は難しいし、個人でどうなるものでもない。
やはり、食育を小さいときからしていくことが予防医学の第一歩である、そんな気がします。
本当に今日は勉強になりました。
私がパンを止められない理由がわかりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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