警察官射殺事件について「道路交通法」のカテゴリーにて過去記事を書いています。
参照してただけると理解できるかと思います。
拳銃「所持の重みたたき込む」 警察学校、60時間超指導)恫喝するしかできない警察の先輩からの指導で所持の重さをどうやって叩き込むのだろうか?
今回、ニュース記事を見ていて「犯行動機」についてプレス報道されています。
・・・・・・・(何度も書類訂正指導「ストレスが爆発」 警官射殺19歳供述 5/2(水) 16:31配信)
滋賀県警彦根署の交番で男性巡査(19)が先輩の巡査部長(41)=警部に昇任=を射殺した事件で、滋賀県警は2日、会見を行い、巡査が動機について「書類の訂正などを何度もさせられ、理不尽に思えた。嫌がらせを受けていると感じた。犯行直前に書類作成の指導を受け、ストレスのようなものが一気に爆発した」と供述していることを明らかにした。
会見には県警の鎌田徹郎本部長が出席し、同日付で巡査を懲戒免職処分にしたことを明らかにした。
大津地検は同日、殺人と銃刀法違反の疑いで、巡査を大津家裁に送致した。
・・・・・・(転載ここまで)
題名にもありますように
「書類の訂正などを何度もさせられ、理不尽に思えた。嫌がらせを受けていると感じた。犯行直前に書類作成の指導を受け、ストレスのようなものが一気に爆発した」と供述していることを明らかにした。ということですが、これは明からに警察組織の指導力が低く、報復で拳銃を使って射殺されたというだけなのです。
つまり、警察組織自体が、新人育成のありかたを変えていかない限り、第2、第3の被害者が出ることは予測されます。
現実的に、警察官で捜査報告書などは、雛形が存在しないため、「自分で雛形を作成していく」という方法で蓄積をしていきました。
特に強制捜査の関係の書類は、書類一式をコピーして、事件があればそれらを引っ張り出して、見よう見まねで書類作成をしていました。
文面にも捜査員の個性が反映されます。
「詳細に鮮明に書け!」という先輩もいましたし、「完結明瞭に書いて、詳細は実況見分調書や写真撮影報告書で補完しろ」という先輩もいました。
また、「パソコンは使わず手書きで覚えろ!」という先輩もいました。
捜査報告書を何度も目の前で真っ赤に訂正されて、「センスがない」「大卒なのに文章ひとつもろくにかけないのか?もっと読書しろ!」と怒鳴られたり、「非番何しとるんや?時間あるなら捜査(刑事)の手伝いしにこい、豚箱(留置場)でも引き当ての予定があるから、ついてきてやり方覚えろ」などOJTを勧められます。
私が警察官を拝命したころは、捜査(刑事)は花形でなく、既に下火でした。
事件屋に行かず、執行隊(白バイ、高速隊、機動捜査隊、鉄道警察隊)でマッタリするのが賢い生き方だといわれていました。
その背景として、地域(交番)に刑法犯検挙ノルマが課せられ、非番は私服で、所有者照会をして、自転車盗の張り込みをさせられるいわゆる「検挙するまで、サービス残業」するのが横行し始めました。
つまり、地域警察官は24時間勤務の当直が終わってから、私服に着替え、昼~夕方にかけて駅やパチンコ店の駐輪場で張り込み、職質をして「窃盗」「占有離脱物横領罪」を検挙しなくてはならなくなりました。
時間外で取り締まりをするようになったのです。
当時、私は内勤でしたので、そういった「サービス残業」はなかったですが、見ていて地域警察が気の毒でしかたありませんでした。
地域警察(交番)は、警邏、巡回連絡、少年歩道、交通取締り、第一報を聞いて現着、現場保存が仕事のはずなのに、非番に刑法犯検挙まで仕事で課せられ、まさに「刑事」の仕事までさせられる始末だったのです。
「自転車盗を検挙して、何になるんだ?」
と刑事出身の交番長が愚痴っていました。
数字のための実績のための検挙活動をしているだけです。
「NYの割れ窓理論」に感化された警察官僚が言い始めたのだと、先輩から教えてもらい、
「警察官僚は勉強できるけど、現場のこと知らないな」と思いました。
・・・・・・・(割れ窓理論(われまどりろん、英: Broken Windows Theory)
軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで、凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できるとする環境犯罪学上の理論。アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングが考案した。「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊される」との考え方からこの名がある。ブロークン・ウィンドウ理論、壊れ窓理論ともいう。
概説
割れ窓理論とは次のような説である。
治安が悪化するまでには次のような経過をたどる。
建物の窓が壊れているのを放置すると、それが「誰も当該地域に対し関心を払っていない」というサインとなり、犯罪を起こしやすい環境を作り出す。
ゴミのポイ捨てなどの軽犯罪が起きるようになる。
住民のモラルが低下して、地域の振興、安全確保に協力しなくなる。それがさらに環境を悪化させる。
凶悪犯罪を含めた犯罪が多発するようになる。
したがって、治安を回復させるには、
一見無害であったり、軽微な秩序違反行為でも取り締まる(ごみはきちんと分類して捨てるなど)。
警察職員による徒歩パトロールや交通違反の取り締まりを強化する。
地域社会は警察職員に協力し、秩序の維持に努力する。
などを行えばよい[1]。
沿革
心理学者フィリップ・ジンバルドは1969年、人が匿名状態にある時の行動特性を実験により検証した。その結論は、「人は匿名性が保証されている・責任が分散されているといった状態におかれると、自己規制意識が低下し、『没個性化』が生じる。その結果、情緒的・衝動的・非合理的行動が現われ、また周囲の人の行動に感染しやすくなる。」というものであった。
1972年、アメリカ警察財団は犯罪抑止のための大規模な実験を行った。その中の1つに、警察職員の徒歩パトロールを強化する実験があった。これには「犯罪発生率を低下させる効果はなかった」ものの、一方で住民の「体感治安」が向上した。犯罪学者ジョージ・ケリングはこの結果とジンバルドの理論を踏まえ、割れ窓理論を考案した。1982年、犯罪学者ジョージ・ケリングとジェイムズ・ウィルソン(英語版)が、『アトランティック・マンスリー』誌上に割れ窓理論を発表した。この論文で初めて"Broken Windows Theory"という用語が用いられた[2]。
実験例
ある郵便受けの近くの壁に落書きがあったり、付近にごみが捨ててあったりした場合、被験者がその郵便受けから5ユーロ札入りの封筒を盗む割合は25%で、郵便受けの周りがきれいだった場合の13%を2倍近く上回った[3][4]。
K. Keizerらは、オランダでのフィールド実験により、落書きや無節操な花火の打ち上げといった社会規範に反する行為やその形跡を見たときに、被験者も同様に社会規範を無視した行為を行いたがる傾向を実証した、と2008年に報告している。たとえば落書きの有無により、ポイ捨てや窃盗といった反社会的な行為の件数に、2倍以上の開きがあった。このフィールド実験から、反社会的な行動の痕跡を放置することは、モラルの低下を拡大させると結論づけている[4]。
適用例
ニューヨークの例
ニューヨーク市は1980年代からアメリカ有数の犯罪多発都市となっていたが、1994年に検事出身のルドルフ・ジュリアーニが治安回復を公約に市長に当選すると「家族連れにも安心な街にする」と宣言し、ケリングを顧問としてこの理論を応用しての治安対策に乗り出した。
彼の政策は「ゼロ・トレランス(不寛容)」政策と名付けられている。具体的には、警察に予算を重点配分し、警察職員を5,000人増員して街頭パトロールを強化した他、
落書き、未成年者の喫煙、無賃乗車、万引き、花火、爆竹、騒音、違法駐車など軽犯罪の徹底的な取り締まり
ジェイウォーク(歩行者の交通違反)やタクシーの交通違反、飲酒運転の厳罰化
路上屋台、ポルノショップの締め出し
ホームレスを路上から排除し、保護施設に強制収容して労働を強制する
などの施策を行った。
そして就任から5年間で犯罪の認知件数は殺人が67.5%、強盗が54.2%、婦女暴行が27.4%減少し、治安が回復した。また、中心街も活気を取り戻し、住民や観光客が戻ってきた。
その反面、無実の人間が警官により射殺されるという深刻な事態も発生し、アマドゥ・ディアロ射殺事件においては大規模なデモに発展した。
日本の例
2001年に札幌中央署(北海道警察札幌方面中央警察署)が割れ窓理論を採用し割れ窓を違反駐車に置き換えて、すすきの環境浄化総合対策として犯罪対策を行った。具体的には北海道内最大の歓楽街のすすきので駐車違反を徹底的に取り締まる事で路上駐車が対策前に比べて3分の1以下に減少、併せて地域ボランティアとの協力による街頭パトロールなどの強化により2年間で犯罪を15%減少させることができた。これを受けて各地の警察署からヒアリングなどが活発化している。
警察庁は平成14年度版『警察白書』において、次のように述べている。
・・・・・・・(転載ここまで)
読んでみると納得なのですが、警察自体、暴力団と癒着していますね?
下っ端はしりませんが、所長クラスになると癒着は当たり前。
暴力団が関節経営しているビルの顧問にも天下りしちゃう人もいます。
・・・・・・(株式会社 バルビゾンHP)
社名 | 株式会社バルビゾン Barbizon Co.,ltd |
設立 | 昭和42年8月14日 |
資本金 | 4,840万円 |
代表取締役会長 | 伊藤 良三 |
代表取締役社長 | 伊藤 健志 |
専務取締役 | 日暮 悦久 |
監査役 | 新名 広宣(顧問弁護士) |
監査役 | 大関 均(顧問税理士) |
顧問 | 小椋 正人(元警視正) |
社員数 | 15名 |
本社所在地 | 東京都港区南青山5丁目4番27号 Barbizon104 2F |
TEL | 03-5467-1151 |
FAX | 03-5467-1155 |
主要取引銀行 | 三菱東京UFJ銀行 表参道支店 |
加盟団体 | ・公益社団法人警視庁管内特殊暴力防止対策連合会・東京商工会議所 |
・・・・・・・・・・(転載ここまで)
探偵事務所の顧問もこの小椋正人はやっています。
・・・・・・(GK探偵社)
小椋 正人 (元警視正)
捜査第1課管理官
組織犯罪対策部理事官
組織犯罪対策特別捜査隊長 等歴任
・・・・・・(転載ここまで)
ここで出てくる「伊藤一族」について見ていくと藤 健志は元関東連合の構成員です。
・・・・・・(事件のあったバルビゾンビルを保有している伊藤一族の会社。広告代理店、飲食店、アパレル、ボディーガード、不動産等色んな事やってる会社なんだな。)
白金台ブルーポイント
プラチナストリートの中心に位置するカフェレストラン。
株式会社バルビゾン
バルビゾンは、青山、麻布、六本木をはじめとする不可価値の高い地域での不動産取引。
株式会社ビージーアイプランニング
港区、渋谷区、目黒区を中心とした賃貸物件を扱っている南青山にある不動産会社。
株式会社GKインベスティゲーション(探偵?警備)
テレビ番組「あなたに逢いたい!」にレギュラー出演し、新潮社のノンフィクション「追跡者」の主人公となった事務所です。 「人捜し」はもちろん「素行調査」や「ボディーガード」はお任せ下さい。
御曹司がモデルの本
http://www.bk1.jp/review/223944
アールイズ
海外挙式のプロデュースサイトです。
株式会社メークメリーカンパニー
企業と製品のブランドに関わる、すべてのコミュニケーションを、アド・プロモーション・イベント・Web・PRを通してデザインいたします。
株式会社ブランディング
Girlswalker.comや東京ガールズコレクションなどF1、F2層を中心とした媒体を運営し、ファッション&ビューティー業界における販売促進活動からEC事業、マーケティング活動をサポートします。
株式会社キットソンジャパン
L.A.発 セレブ御用達のセレクトショップkitsonが日本上陸!
株式会社インタースパ
リゾートホテルのような雰囲気を醸す完全個室のリラクゼーションスパ。
Blue Garden
原宿駅竹下口近くに位置する開放感たっぷりのレストラン。
insea 広尾本店
富士山溶岩を利用し、身体のあたため方にこだわったinsea独自のスタジオで、身体を動かし、「体温を上げる」ことを目的とした施設です。
HOLLYWOODGOLF Platinum
「高感度」をキーワードとし、大人のゴルファーがリンクでもタウンでもオシャレなスタイルを楽しめるアイテムをセレクトしております。
OFFICE48の取締役もやってる。(電通)
http://web.archive.org/web/20050703011000/http://www.office48.jp/corporate.html
・バルビソンのオーナーは伊藤一族。父:伊藤良三(社長:コムサデモード創始者)-長男:博重-次男:健志(専務)
伊藤博重:GK探偵事務所代表。バルビソン関連会社に紹介されている/ 元暴走族との情報
伊藤健志:レーシングプロジェクト(アウトローの番組出演コーディネート会社)社員。暴走族「全日本レーシング連盟」会長→2009逮捕ttp://unkar.org/r/4649/1257004902
この暴走族兄弟と関東連合の関係が全く報じられていない
・・・・・・・(転載ここまで)
元警視庁の刑事小椋正人が、関東連合、暴走族のオーナーがやっているビルの顧問をしているのです。
<田口淳之介がKAT-TUNを脱退。とうとう脱退してしまいました。 出典: ジャニーズの裏側 バルビゾン27で大騒ぎ >
警察組織の上が上なら、下も下です。
本題から脱線しましたが、現場の警察官は非番も休日もなく市民のためでなく、「組織」のために働かされています。
どこかのブラック企業と同じですね?
当然、現場はフラストレーションがたまりますから、当たり所がないため弱いところ弱いところに行きます。
そして、今回当たり所が悪く、拳銃射殺に繋がったのです。
これは警察組織が暴力団と同じで現場がトップのために割を食う仕組みである証拠ではないでしょうか?
これだけ危ない組織の警察官に就職するのは考えものです。
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