皆さんこんにちは。
精神科医療とRAPT理論です。
今までは、「統合失調症」について詳しくお話をしてきました。
医療関係者はにわかに受け入れ難い部分があるかもしれない内容だったと思います。
理論はとは一定の証拠をもとに事実を語っていくものです。
「私はこう思います」というレベルの、作文ではありません。
根拠が少ないと言われればおしまいですが、事実を組み合わせた考え方であるため、皆様のご参考になればと思います。
今までのお話を簡単にまとめますと、
庶民にとって「統合失調症」とは
「不治の病であり、一生幻聴や妄想に悩まされ、まともに社会生活が送れなくなってしまう原因不明の病気」
というネガティブなイメージがあります。
しかし、上級国民のような支配者層にとっての統合失調症とは、
「天才」であり、
「庶民よりも遥かに優れた発想や閃きを産み出すことができる、クリエイティブな脳機能を持つ人間」
という存在です。
その証拠に、上級国民たちは、遥か昔から、儀式と称して自ら麦角アルカロイドや大麻をといった麻薬を使って脳を覚醒し、新たな構想は発想を手に入れようとしてきました。
さらに子供を虐待し、精神病、多重人格者を産み出すことで常人には考えられない発想や構想を受けられる人間を生み出そうとしてきました。
詳しくはRAPT読者対談89「麻薬と悪魔崇拝」
RAPT×読者対談91 悪魔崇拝と麻薬。
RAPT読者対談11「世界の支配者は精神疾患である」
RAPT × 読者対談11 世界の支配者たちは精神疾患である。または一日一食の
をご視聴ください。
第二次世界大戦中、ドイツのナチス政権時、双子の人体実験をしていたヨーゼフ・メンゲレ医師や、現在でも日本の東大精神科が東大附属中学において双子の研究をしており、慶応義塾大学でも「首都圏ふたごプロジェクト」によって双子の研究が盛んに行われています。
前者は子供に対して、露骨な人体実験を行っていました。
特に、優秀な人が多い、ユダヤ人に対して人体実験が行われてきた経緯があります。
後者の東大附属中学校は双子研究のために、双子が優先的に入学できるシステムが存在しています。
慶応義塾大学の双子研究では「遺伝学」を中心に研究がなされていますが、遺伝というよりは、心の機能についてつまり、脳機能について、双子との相関性を研究した著書が多く見られます。
才能とはつまり脳機能のことで、それらが遺伝されるものか?天才はどうやって生み出されるのか?というテーマについて研究されています。
実は双子の研究は世界的に行われており、その研究目的が実は釈然としません。
それらの研究はまるで「優秀な遺伝子、優秀な個体を探している」ように思えます。
研究の動機として、努力によらず、生まれつきの個体差によって生み出される「優秀な人種や遺伝子があるのではないか?その遺伝子を独占して一族を繁栄させようとしているかもしれない」と思えてしまいます。
実際に、2018年にメンサの試験でインド出身のイギリス人の11歳の双子がトップをとっています。
余談ですが、ミスタービーンでお馴染みの俳優「ローワン・アトキンソン」はIQ178と高い頭脳を持っています。
カルロスゴーンのそっくりさんとしても有名ですね。
続いて双子の研究について他のニュース記事を紹介します。
『カロリンスカ医科大学/ストックホルム大学のCHESS(Centre for Health Equality)の調査によれば、双子は学校で成績が良いだけではなく、犯罪や薬物に巻き込まれるリスクも少ないことが判明した』
とあります。
日本の芸能人でも、藤木直人、王貞治、スキーの萩原次晴、ローラや橋本環奈、蛯原友里などがいます。
双子にメッセージが込められているのか?外見など優秀な個体が生まれやすいのかは不明ですが、双子の有名人がいます。
聖書には「二本のオリーブの木」という聖句がありますが、それを双子と解釈しているのかもしれませんね。
さて、双子の研究についてのお話はこのあたりにしておいて、精神疾患として有名なのは、「躁うつ病」だと思います。
「うつになりそう」などと、色々な所で耳にします。
確かに、うつ病の有病率を調べてみると、世界的に高いことが分かります。
精神疾患の統合失調症の発症率が1%と言われていますが、うつ病はさらに高い6.7%となっています。
世界的にみて、うつ病と診断されている人が3億2,200万人いると言われており、国別推計でアジア地域を見ると中国が約5,482万人と際立って多く、次いで日本が約506万人、フィリピンが約330万人います。
推計人数で千万台だったのは、インドの約5,668万人、米国の約1,749万人、ブラジルの約1,155万人などがあります。
日本人の約4%がうつ病であると言われています。
医療機関にかかっているうつ病患者数が約100万人と言われ、生涯にうつ病にかかる割合が、15人に1人という調査がされています。
実は「統合失調症、うつ病=天才」とテーマが世界では研究されていることをご存知でしょうか?
その研究のために、芸術家などクリエイティブな仕事をする人の精神疾患発症率に対しての調査がなされているという記事を紹介いたします。
『オーストラリア・グラーツ大学の神経科学者らは、MRI検査を使って、統合失調症の患者の脳画像を撮影し、その後に患者に対して創造性を試すテストを実施して、両者の関連をまとめた。
これによると、思い統合失調症傾向を患っている人と創造性豊かな人の脳内はともに、思考中であっても注意と集中にかかわる部位とされるけつぜんぶが活動を続けていた。一般的に複雑な課題に取り組むと、けつぜんぶの活動が低下し集中することを助けると考えられている。
創造性豊かな脳も統合失調症の脳も、大量の情報を取り込む一方で、雑音となる情報を排除できない。つまり、脳のフィルターが機能していないといえそうだ。
米国の認知学者は一連の研究成果を受けて、創造的認知へのカギは、情報の水門を開けて、可能な限り多くの情報を取り入れることにありそうだと指摘。大量の情報が入ってきて収拾がつかなくなり、奇抜な関連付けがなされる。すると、時として創造的なアイデアに結び付くのでは?と分析していた」
続いて、創造的な仕事をしている人と精神疾患発症率についてのニュースを見ていきましょう
『スウェーデンの研究所では、120万人の精神疾患患者とその家族を調査し、ダンスや写真など創造性が要求される分野で活動している人は、双極性障害を発症する可能性が8%ほど高いことが明らかになった。
この傾向は特に作家に顕著に現れ、一般よりも121%も発症率が増大するということが分かっている。』
とあります。
ここで、言葉の説明について補足していきたいと思います。
以前は「躁うつ病」という言い方をしていましたが、現在は双極性障害という言い方をするようになっています。
1型が躁と鬱を繰り返す、2型が軽躁のあとにうつ状態になるということです。
双極性障害の発生にメカニズムとして、脳の使い方にあると言われています。
人間の脳は使えば使うほど賢くなっていきます。
しかし、使いすぎた場合、休憩しないと疲労が蓄積していき、脳機能自体が低下していきます。
脳の働きについて簡単に見ていくと、脳の司令塔である大脳の中でも、言語や理論を理解する知性の部分「大脳新皮質」、本能的な欲求や感情を司る「大脳辺縁系」、と分かれています。普段はその両者が互いに情報を伝え合っていて、その2つから指示を受ける間脳という場所では、自律神経や食欲をコントロールしています。
間脳には視床下部があり、自律神経やホルモンのコントロールをしています。
実際に、私たちの生活が脳機能がどのように影響しているのかについて例を見ていきましょう。
例えば、仕事が忙しく働きづめのとき、本当は休みたいところですが理性的に考えれば働かないといけません。
こんなとき、大脳新皮質は大脳辺縁系から送られてくる「休みたい」という情報を聞かず、「働かなきゃいけないんだ」と指令を出して、相互の情報交換ができなくなります。
互いにうまく情報を伝え合えていない大脳新皮質と大脳辺縁系の両者から、間脳は矛盾した指令を受けます。そうすると間脳はどうすればいいのかわからなくなり、異常をきたすようになります。
自律神経や食欲を制御できなくなり、不眠や過食などが起き始めるのです。こうなると心身ともに健康でいられないのは想像に難くないでしょう。
つまり、人間が理性的に活動するための「大脳新皮質」と本能や感情を司る「大脳辺縁系」とが争いあっており、双方の意見の食い違いがでると、間脳でエラーが発生するというわけです。それが自律神経失調症と呼ばれるようなものでしょう。
このように脳内思考において、「葛藤」が生じ続けることつまり「ストレス」で、脳機能が上手く機能しなくなり破壊されてしまいます。
「人間らしく生きるために自制する」という理性が「怠けたい、本能に溺れ続けたい」という生理的欲求に勝ち続けることによって、人間はより高度な人間としての活動をすることができます。
しかし、時として「理性という人間らしさ」よりも「本能や動物的な欲望」が強くなると、心理的な葛藤が生まれます。
その葛藤が続けば続くほど、人間の脳機能は異常を来し、やがてその機能がどんどん低下していき、異常思考が生まれ、異常行動に繋がってきます。
大脳辺縁系から出る「食欲、性欲、睡眠欲」をコントロールできなければ、怠惰で欲望に溺れ、荒廃した人格とみなされます。
食欲や性欲、睡眠欲を満たすだけで人生が幸せだと感じる人は、「人間としての幸せが享受できていない」のかもしれません。
人間は、高次元な幸せを求めるように作られているはずなのに、「動物的、本能的な欲求を満たせるだけましだ」という幸せの価値観、基準が今の日本では形作られているのではないでしょうか?
話題がずれましたが、ナポレオンのような歴史的な偉人は躁うつ病の人が多いのは先ほども話しましたが、彼らは生まれながら個体として躁状態の器質を持っていたのでしょうか?
躁うつ病や統合失調症の弱点は、その安定感の悪さにあります。
ときにこれらの精神疾患は、脳機能に障害が残り、自殺、人格破壊、人格荒廃してしまい、まともに生活することができなくなってしまうことも見られます。
その統合失調症と創造性についてのお話をしたいと思いますが、「浦和神経サナトリウム」のHPには、「言葉と言葉の結びつき」について精神科医が統合失調症の連合弛緩を例にして書いています。
『統合失調症の症状の一つに連合弛緩という思考の障害の症状があります。これは,1910年代にブロイラーという精神科医が取り上げた統合失調症の4つの基本症状の一つです。物事と物事との連合が緩んでしまうことです。この場合に普通は結びつかないはずの2つの間に,関連を付けてしまう,そのような思考をする場合があります。着想のように結びつくことがあるでしょう。つまり,こういうことで,統合失調症と天才は,共通の思考上の特徴を持っているのではないかと思えます。何もこれは私のオリジナルな考えではないと思います。』
つまり、一見何の関連付けできないものを繋げて考える事ができることや、世間一般で思いもつかなかったことに対して、疑問を感じ、考え始めることができることを「創造性」と考えても良さそうです。
まさに発明と呼ばれるものは、「今まで、世の中になかったものを生み出すこと」ですから、新しい考え方や「創造性」が求められます。
ナンシー・C. アンドリアセン『天才の脳科学―創造性はいかに創られるか』という著書のブックレビューに『創造性がある人って答え上手ではなくて、誰も考えなかった問題を問う人なのではないか?』とあります。
人間は「常識」に基づいて社会生活をしており、その常識から逸脱した人を「精神異常者」と呼んだりします。
ハンバーガーをイメージしてください。
多くの人は、自分の好きなハンバーガーを想像して「おなか減ったな?」「今日、食べに行こうかな?」と考えると思います。
しかし、連合弛緩があれば、
「ハンバーガーで拭き掃除したら、綺麗になるかもしれない」
「毎年消費税率はハンバーガーを投げて野球をして破裂した範囲で決めれば良い」
「本当のハンバーガーの食べ方は、パティとバンズを一緒に食べるのでなく、一枚ずつはがして、綺麗に並べてから順番に食べる料理だ」
という常識から逸脱した考え方が浮かんでくるかもしれません。
こういった連想ゲームのような発想により、人間が日常生活の中で思いもつかなかったことが浮かび、それを形にすることで、新商品や新しい価値観、流行が産み出されるのかもしれません。
こういった自由な発想こそ、時代を切り開くために必要な能力であるのにも関わらず、日本では記憶力や暗記力を重宝する高校大学受験の試験システムが未だに存在します。
日本を牛耳る上級国民たちは、受験秀才のような暗記力だけがある人が超人のように扱い、勉強秀才こそ価値あるものだと信じ込ませ、一方で創造性のある人間を自分たちの一族から生み出そうとしている人たちがいるのではないか?と考えることもできそうです。
躁うつ病とは、皆さんが知っている薬で作ることも可能です。
覚醒剤と呼ばれる、アンフェタミンなどによって、不眠不休で働き続けることができるのです。
しかし、そういった向精神薬を使って、脳を活性化させても、リバウンドが帰ってきてしまい、「躁の後の鬱」つまり薬物離脱症状が襲ってくるのです。
ですから、覚せい剤を使って、躁うつ病を作り出しても離脱症状に苦しめられ、本当に気が狂ってしまうため使い物にならないため、どうすれば躁状態からのリバウンドを少なくできる薬はないか?を研究しているのかもしれません。
「創造性と精神病を繋ぐ遺伝学」では
「疫学研究では、統合失調症や双極性障害を持つ人の親族には芸術家が高い割合で現れることが示されている。」とあります。
このようなことから、「バカと天才は紙一重」と言うように、統合失調症や双極性障害のメカニズムが解明されれば、逆に創造性の高い、優れた個体を生み出すことができるのです。
どうして、上級国民と呼ばれる人たちは、優れた個体、天才を産み出そうと、コソコソ研究をしているのでしょうか?
それは、自分たちの一族から優れた個体を生み出すことによって、支配権を揺るぎないものにしたいという「選民思想」や「優生思想の実現」を目論んでいる、そのために、脳機能を取り扱う精神医学を使って治療と称して、薬物や電気ショックなどで、精神病でもない人を実験しているのではないか?と考えられるのです。
かつて、ナチスヒトラーは「アーリア人がもっとも優秀な民族だ」とアーリアン学説が唱えられていました。
そして、日夜、人体実験によって、優秀な遺伝子を生み出そうと研究していたのです。
そこで、人間の優秀さとは「脳機能」「創造性」というところに行きついたのかもしれません。
今回は、統合生失調症と二枚看板と呼ばれている、「躁うつ病」について焦点を当ててお話をしてきました。
私たちが「うつになりそう」と何気なく発している言葉の裏で、精神病を治療するのでなく、精神病を意図的に作り出し、創造性の高い人間を生み出そうとしている人たちがいるかもしれないというということです。
しかも世界的にそういったことが行われており、精神病といってレッテルを貼って、人格破壊をしているのでなく、実は意図的に精神病を生み出す実験・研究をしているとしたら、どれだけ私たちは、常識に騙されているのか?と言わざるを得ません。
上級国民と呼ばれる人たちは、当たり前に虐待や向精神薬によって意図的に精神病を作り出しています。
それは非人道的でしかありませんが、彼らは精神病が創造性を生み出す金の卵であるとわかっていたのでしょう。
このような逆転の発想も精神病か創造性か?判断に迷うところがありますね。
詳しくは、RAPT読者対談11「世界の支配者たちは精神疾患である」をご視聴ください。
RAPT × 読者対談11 世界の支配者たちは精神疾患である。または一日一食の
今回はこのあたりでお別れしたいと思います。
最後までご視聴くださってありがとうございました。
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