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相場の三分の一の値段で戸建てを手に入れる方法。マインドセット編 誰でも入札できる競売での不動産購入に向いている人、いない人

2018年01月11日 | 競売 個人 不動産落札方法

今回は、各論的な話になりますが、マイホーム、つまり戸建てを手に入れたい動機について

今一度見つめ直すことから始まります。

いきなりですが、このような考え方の人は、競売で戸建てマイホームを取得することはおすすめしません。

・戸建てに住むことで、社会人として一人前として認められたい

・賃貸で生活している人は、月々の賃料をどぶに捨てているようなものだ

・マイホームに住んで、ペットを飼いたい

・マイホームに住んで、菜園や畑仕事をして少しでも自給自足したい

なぜでしょうか?

理由として、たったこれだけのために、歯を食いしばって、爪に灯を燈す気持ちで自己資金1,000万円が貯金できないからです。

なぜならば、これらの理由、動機はマイホームでなくてもかなえられます。

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・戸建てに住むことで、社会人として一人前として認められたい

⇒考え方の問題。マイホームであるならば田舎の古い戸建てを500万円ぐらいで購入できます。

自治体がやっている空き家対策に相談することで解決できます。

家は資産ではありません。これはハウスメーカーの洗脳文句です。

持ち家で定住しないと、こどもが引越し続きで友達ができず、転居先、転校先で人間関係が作れず、いじめられるのではないかと不安。

それもハウスメーカーの営業文句です。

若い頃から、新しい環境や変化になれることができるため、積極的に引越しすべきでしょうね。

頼るべきは友人や人間関係などのコネクションではなく、

どこでもやっていける、飯が食っていける、心の強さを身につけさせることこそ家庭内教育です。

地元愛が強すぎて、外に出て行けない内弁慶に育ててはいけないのでは?

まずもって、住居は購入した段階で不良債権になるおそれがあります。

資産と考えるなら、アパートや駐車場を購入した方が、よっぽど資産価値があると思いますよ。

運営できるかは別として、単に住むだけならば、購入した段階で中古物件です。

価値は半分以下に下がると認識してください。

 

・賃貸で生活している人は、月々の賃料をどぶに捨てているようなものだ

⇒ハウスメーカー営業からの洗脳。賃貸の方がかえって自由が利くし、維持管理費が持ち家よりも相当安い。

 住む場所も気軽に変えられるため、賃貸の方が明らかに生活レベルは上です。

こういう考え方を持っていると、気に入った物件に心がつかまれてしまい、相場よりも+300万円上乗せして入札してしまい

破綻してしまいます。

感情的になるのでなく、どこまでも理知的に対処できないと、競売では難しいと思います。

 

・マイホームに住んで、ペットを飼いたい

⇒賃貸でもペット可物件があります。

 

・マイホームに住んで、菜園や畑仕事をして少しでも自給自足したい

⇒庭付き戸建て賃貸があります。

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簡単ですが、対策はあります。

どうですか?

この程度の理由ではマイホームを取得する必要はなさそうです。

これくらい、簡単に反論されてしまいます。

明らかに賃貸で戸建てに住むほうがよっぽど気楽です。

そして、競売物件は落札してから、地裁がやってくれる「移転登記と抵当権抹消以外」は

全て落札者個人でやらなければなりません。

それらを

・楽しんでできる人

・学び好きである人

・向上心のある人

・逆境に挑める人

でないと、競売落札による不動産取得は苛烈を極めます。

それらがめんどくさいと思う人は、相場で住宅ローンを組んで生き地獄を味わうか、賃貸で悠々自適に過ごすことをお勧めします。

美味しい話ばかりではないということです。

当然、競売物件とは、事情があり、手放した人が存在するため、いわくつきであるという認識、マイナスの感情も無きにしも非ずです。

それらを跳ね除けてでも進める人でないと最終的に手に入れることは難しいでしょう。

しかし、それらのマイナス要因すら乗り越えてでも、戸建て、マイホームを手にしたい!どいう方ならば

相場の3分の1で戸建てマイホームをてにすることができるでしょう。

 

さて、少し厳しい内容になったかもしれませんが

大変な思いまでして成し遂げるものかどうか?

を吟味して覚悟した方が良いですよという個人的な意見を書いたまでです。

このカテゴリーの記事では、競売の実践的な見地からの知識やテクニックを書いて行きますが

知識やテクニックだけではなんともならないときが来たとき

頼りになるのは、動機=精神力になります。

是非、強い動機を探ってください。

そして強い動機を掲げてください。

その動機が混じりけ無く、純粋なものであればあるほど、相場の3分の1の値段、もしくはそれ以下で

戸建てマイホームを取得することが可能となると思います。

今回は、マインドセットのお話になってしまいました。

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