心のハンドル操作方法 幸せに生きるための教習所

旧精神科医療は思想警察なのか?

司法精神と自立についての考察

2017年01月26日 | 精神科看護
昨日は医療観察病院で働く同僚と飲みに行ったわけですが、治療プログラムを聞いて思った事が
『刑務所や少年院の更生プログラムだなあ』ということです。
よっぽど、既存の精神病院に比べてプログラムが、しっかりしており更生施設として何とか結果を出さないといけないのだなと意気込みを感じました。
プログラム自体はイギリスの司法精神医療のプログラムを元に作られていることで、目的は、
病気による犯罪行為が原因で社会復帰できず一生塀の中で生活する精神障害者を治療し自立させる人権擁護
目標は、
治療プログラムを終え、退院し社会で生活する中で再犯を二度と犯さないこと
辺りでしょうか?
目標に対して結果責任を取るのはだれ?と質問すると、『誰もいない』とのこと。
つい最近、再犯犯して再入院してきた患者がいるということですから、被害者がまた出た、治療失敗ですね。
医療ミスです。外科で言えばオペの失敗です。誰も知らない、騒がない…。

当事者以外誰も知らない、そして当の医療機関、責任ある医師、釈放通知した裁判所すら責任を取らない…。汗

私が冷静に考えたところ
『司法精神病院の目的は、精神患者の人権擁護ではなく、犯罪を犯した精神障害者を塀の外に出さないこと』
です。変なヒューマニズムは要りません。

目標は
『情に流されず、措置入院にし、相模原事件、池田小学校事件のような惨事を繰り返さないよう、措置解除した指定医は名前を発表し、社会的責任の重さを知らしめ、責任を明確化し、誤った精神医療の在り方、司法精神制度の不備を明確化し1つでも多くの不備を現場から提訴していくこと』
でしょう。
キチガイに刃物を持たせるような法律を何処の誰が作ったのか?なぜ問題と解っているくせに、政治家、官僚は敢えて改正しようとしないのかを世に問うことだと思います。
厚労省は障害者の人権擁護を言ってきますが、刑事訴訟法で精神障害者は刑事責任がありませんから、犯罪は無効、つまり何をやっても罪に問われない古い言葉ですが、マリオのスター状態、三国無双状態なのです。
感情的に書いているように見えますが、事実を客観的に述べているのです。
私は警察も精神病院でも働いた事があるため、事の深刻さが実体験として解るのです。
いくら警察が保護しても、受け皿が精神病院しかないのです。
移動は救急車でしょうか?誰が病気と判断して救急搬送の判断をするのでしょうか?
パトカーで搬送してもいいのでしょうか?自傷他害がある因果関係を警察だけが認定できるのでしょうか?
もし可能なら、刑事事件としてモノにできない被疑者は全て警察判断で精神科病院にぶち込んでしまえばいい話になってきますよ!
街で酔っ払いが喧嘩していても、刑事事件的にはモノにならない、しかし市民には迷惑がかかる、ならばアルコール依存症、はたまた行為障害として精神病院に搬送してしまえばいいだけの話となるのです。
警察が思想を取り締まることができてしまうのです。

どういうことか?というと、明日あなたの小学生の娘さんが、学校の帰り道に連れ去られ、レイプされ翌日河川敷で死体になって発見されたとします。
捜査線上に精神障害者の名前が挙がってきました。警察は証拠固めして逮捕します。
しかし、取り調べでは訳のわからない常識のない話ばかりします。
否認の仕方がおかしい。妄想的で世間離れした勝手な自己理論を展開しているだけなのに、慣れてない刑事は『キチガイだから検事に精神鑑定依頼せなあかん』となる訳です。
精神鑑定も曲者で当然時間はかかりますし、客観的証拠もない精神鑑定、精神分析で何が解ると言うのでしょう?
人間の頭の中身を科学的に見る事ができない医者ばかり、ましてやそのノウハウもなく、精神鑑定が満場一致することがない、胡散臭い鑑定結果に司法判断が從うしかない現状です。
精神病と認定されれば、捜査は終了、司法精神病院に移管され治療プログラムが始まります。その過程で罪を認識させ反省させて行くそうですが、そもそも罪とは犯罪の構成要件をクリアして裁判所が決定を下すものですから、刑事責任能力がないものは、犯罪構成要件を満たさないという刑事訴訟法がある以上、彼ら、つまり精神障害者は何をやっても心神耗弱となり犯罪にならない、罪を問われない、アンタッチャブルで無敵な存在なのです。
そもそも、その法律自体を変えてか司法精神に取り組むべきなのですが、国の官僚はそれを分かっていてメスを入れていません。
その理由はここで敢えて明らかにしませんが、
端的に説明すると
戦前戦後使われていた
『思想弾圧の逃げ道』だと言えます。

天皇陛下の悪口を言ったら国賊扱いで特高警察に思想弾圧、思想取り締まりを受けて留置場にぶち込まれていた時期が戦前にありましたよね?
戦争ビジネスするために、国を1つにまとめる必要があった、思想統一しなければならなかった時代です。

戦後は、対象が天皇陛下から、政治権力、具体的には国家権力や与党自民党、経団連に対して、反対意見を挙げていても逮捕することがやりにくくなったため、実際は犯罪をでっち上げいくらでも冤罪で逮捕しているとは思いますが…思想の取り締まりを警察権力、司法から、⇨精神医療にシフトさせただけだと思います。
よりボカして分かりにくくしているだけです。
人の考え方、個人の思想を病気に仕立て挙げて、治療という名目で薬漬けにして刑務所と精神病院の塀の中に幽閉し、結果として廃人にする。
ターミネーター2のオープニングを覚えている方は解ると思いますが、『まだ、おかしな事をしゃべっている』とサラコナーに対して、司法精神病棟でクロルプロマジンを800mg筋注しようかと精神科医が話し合っている所からスタートします。
未来において、サラコナーは危険思想を持っている人物のため、治療という名目で精神病院にぶち込まれているんですね。

話しは元に戻しますが、精神病に治療法がないことは周知の事実です。
何故なら、精神病は他の病気と違って、因果関係が無く、全て製薬会社がでっち上げた仮説を元にして作られているからです。
だから薬漬けにして廃人にするしかないのです。これは立派な治療かなと思ってしまいます。
精神障害者とは?
考えががおかしい人のこと、世間からズレていると、全く認識のない人の事を言います。
それが幻聴や妄想が原因かどうかではなく自分がズレていると自覚がなく、我が道を突き進む人の事なのです。
幻聴や妄想があろうが家族と仲良くでき、職場でもトラブルなく生活できていれば、精神病院やメンタルクリニックにお世話になる事など無いはずなのです。
犯罪を犯してないけど、世間一般に甚だしく迷惑行為をしている人、例えば一昔前の引越しおばさんや、ゴミ屋敷の家主です。
こんな人近所にいたら考えるだけでゾッとしますよね?
残念ながらこういう方々はもっともルールがゆるい地域での生活すら出来ない方々なので精神病院という厳しい環境の中で更生を受けるしかないのです。
社会が円滑に回るために絶対必要な施設は刑務所と精神病院なのです。
魔がさすにしろ、怒りに任せるにしろ、カネに目が眩むにせよ、犯罪を犯せば刑期が定められ、最悪死刑となります。
自分勝手に生活していて、近所からの苦情にも応対せず、いつまでも、好き勝手に生きていると、保健所やら警察官が来て、精神病院に入院となるのです。

精神障害者を自立させる?
笑わせるなと言いたいです。
年金つけたり、生活保護つけたり、福祉費つけたりして公費で生活させるのを自立と呼ぶなと。
障害によって働けない?
それを働けるようにして、稼げるようにし、1人暮らしなりグループホームに間借りして生活費も自分で稼いでいく、医療費も自腹で支払っていけるまで、更生、教育訓練することこそがリハビリであり、そもそもその能力のない怠け者やワガママモノには訓練が必要で、それすらできていない医療機関や医療関係者はまさに職務怠慢でありプロ失格であると思います。
三食おやつ昼寝付き、それを治療法というなら、笑えます。
治安維持のためにやっているのなら、その社会的意義、責任は大きいことでしょう!
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