心のハンドル操作方法 幸せに生きるための教習所

旧精神科医療は思想警察なのか?

『告知 H27.12.12精神科救急学会がありますよ~。精神科の日勤などなど』

2015年12月07日 | 精神科看護

『精神科の日勤などなど』

 あ、もうすぐ精神科救急学会がありますね。

 今回は愛知県で開催されます。

 昔勉強させてもらいに行っていたので一応告知を。

 これ1回でれば、大体この業界のことはわかりますよ。

 ◎◎病院のスポンサー製薬会社は何処とか、電子カルテやCパスを共同研究したり製作費拠出している企業とか…。

 ランチョンセミナーとかでると、本当にスポンサー製薬企業がわかりやすい。

 そう、エビリファイ出してるO塚製薬さんとかね。

 ゼグフィックスとかピネルとかも売りに来ますよ、しかも30%オフくらいで購入できます。医療法人だとか嘘つけば、おそらく私人でもあの拷問器具を購入できるかもしれませんね。確か医療法人でないと購入できなかったはずです。

 今回は埼玉医療センターの物質依存の講演で医療用大麻のようなカンナビス系の話はでるでしょうね。これは少し聞きたいけど、結局隔離室ぶちこんで、違う覚醒剤漬けにするだけが精神科医療の本質ですから。アディクションは他人の力では治らない。本人が死ぬ気でがんばらないと。保険使って治すもんじゃねぇって説教するところからがスタートだと真剣に思います。

深夜が終わると、日勤なスタッフが時間ぎりぎりに来ます。

 以前勤務させていただいていた病棟は8時30分前後に控え室に集まり、みんなでお茶してます。

 早い人は8時15分には来て、勤務表当日の部屋担当を見たりします。

 年配のスタッフはリーダーが多いかな?

 リーダーは検査、入院時セット、カルテつくり、薬セット、ドクター指示受けくらいです。5回くらいやると覚えられます。入院があるとバタバタするくらいですね。ベッド作ったり、ネームシール作ったり、指示受けたり。ぶっちゃけ精神科は入院させたら勝ち。あとはのんびりやればいいんですけど、一般科のクセが抜け切れてない看護師が来ると当然病棟をハチャメチャにしてしまいます。うちらは看護師でなく監護師なんだから、、、笑

 一応固定チームなので部屋割りが決められます。男性は男性患者を、女性は女性患者を。

 そして男女でチーム分けして協力しながら一日のルーティンを回します。

 「一般科は固定チームといいながら、基本個人プレーしている、本当に受け持ちが大変だと仕事が終わらず、お昼休憩がとれない」といっていた先輩がいました。そんなブラックな病院があるのだなと感心してましたけど。

 本来仕事ってのはいかに効率よくやるか、いかに個人の長所を使ってまわすかだと思っています。均一の労働を目指す、平均化を目指すのは人間を取り扱う仕事なため絶対に無理です。そして均一化を目指すということは工業製品を作るのと同じプロセス、そんなトヨタ看板方式をマネジメントで取り入れている、マネジメントの本質を理解していない上司が来ると、病棟の雰囲気は悪くなります。

 マネジメントの本質がわかってないんだなぁと今となっては思いますね。

 看護師の離職率の高さは、マネジメント不足だと思います。マネジメントと簡単に言いますが、事務方、病棟配置基準があるため簡単にはできません。顧客満足度をあげる必要がない業界、製薬会社がバンバンテレビCMを流し、医竜やドクターXのような医者を権威付けるドラマ、主治医がみつかるシリーズ、健康診断シリーズといった詐欺まがい番組を芸能人を使って垂れ流すだけで、黙っていてもお客様は病院に来ますから、経営側はスタッフを使い捨て感覚でしょうね。医師だけは大切にしてますが。

 ぶっちゃけ、精神病なんて、ほっといても落ち着いてくるし、退院すれば100%再発するし、本人が価値観に気付くこと、家族が反省して変わらない限り、治りません。一度薬を飲んで、一日中病棟ベッドでポーっとしてたら人間終わります。

 何もできなくさせ、結果的になにもしなくなることが治療であろうし、家族が望んでいることなんでしょう。

 本人不在の医療、、、。とはまさにこのこと。

 で、お昼ご飯の時間になると、食堂に集合させて、監視します。まぁプシコさんは良く誤嚥しますから。食事はかきこむように食べます。この理由わかりますか?

 根本的な理由は、「食事しか楽しみがないから」です。

 あとは、抗精神薬で興奮や欲動を抑制されているため、生存本能の中の食欲が突出してしまうということ、ジプレキサやリスペリドンのような、糖代謝が異常にあがるメジャーによりやたらと糖質を欲することなんかが挙げられますね。

 刑務所も楽しみの時間は食事しかないですからね。

それが終わるとお昼のお薬タイム。

 職員は薬を配り終えると自分たちの休憩に入ります。

 昼休憩が終わると、勉強会、カンファがあります。

 勤務時間内にやるのが精神科では常識。勤務時間外にやっているところは、精神科病院の中でもかなりブラックなんじゃないかな?

 そして、餌付けの時間、失礼おやつの時間です。

 この時間は個人的に好きだった、ホールでスタッフとも話せるし入院患者とも話しやすい。ここで関係性が作れる。

 相手をコントロールするときは、甘いものを食べさせるのが一番ですからね。

 甘いものと塩辛いものを交互に食べさせる、そうすると脳が糖質による快楽を覚えて従順になると考えています。コーヒーや紅茶のフレーバーもいいですよ。

 おやつが終わると、16:30から準夜さんがくるため申し送り準備のためにリーダーに報告。ほとんど報告なんてありゃしません。新患入院あったときくらいですね。

 そして17:00には休憩室でまったりして17:30までトーク、この30分に勉強会というやり方もあります。

 といった感じですね。ここの病院は昔は評判良かったです。職員に優しかったため、当然、職員も患者に優しい。職員しめつける病院は当然患者をしめつけます。

 けっこう理想的だったかもしれないと回想しています。トヨタを真似して病院改革が始まるまではね。ものづくりと人の面倒みるのは根本的に違うんだけどなぁとマネジメントの基礎すらわかっていない人が幹部になっているからかもしれませんね。 

 

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