室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

ぷち耐乏生活

2011-03-17 15:26:16 | Weblog
『計画停電』第1グループ。

一昨日夕方に続いて、昨日は午後1時から4時までありました。
風は強かったけれど、晴天だったので、暖房なくても困らない時間帯。
昼食後はピアノを弾いていました。


一夜明けて、今朝の富士山。



くっきり見える=寒い。


避難所の方々は、どんなに大変だろう・・と思います。想像を絶する大変さなんだろうと思います。

体調を壊して亡くなられた方がけっこういらっしゃると聞きました。せっかく災害から逃れられたのに、凍てつく体育館で動けなくなってしまわれた、とか・・。被災された皆さん、本当にお気の毒です。


それを思えば、『計画停電』くらい、大した事ではありません。

・・とは言うものの、今朝は、ちょうど自衛隊のヘリコプターが原発の真上から海水を落として命中しないテレビを見ていたら『ぷちっ』と電気が切れました。ああ、また来たのね。

「詳細はインターネットでご覧下さい」と言われても、停電中はネット繋がりません。メールも出来ないし、今日は、午前中に日が当たるピアノ横の出窓で、遅れている確定申告用の領収書の仕分けをしました。10時から丸3時間。12時を過ぎると日が回って当たらなくなり、だんだん冷えて来ました。でもそのままやり続けました。

途中、なぜか現金が入った袋が出てきたり、エコポイント申請の紙が出てきたりして「計画停電のお陰?」なんて笑っちゃったりもしましたが、とにかく冷えてきて、「これは止めるべきか」と思った頃、『ぱちっ』と電気が付きました。


やっぱり、停電中は妙に緊張しますね。何も考えなくて良い『日常』以外のことだから。
そして、電気が戻ると、解放されて、むさぼるように付けたくなっちゃう。これって、かえってマイナスじゃない?


そして、ありがたいニュース。「第1グループは、今夜2度目の計画停電を実施が決まりました」
また・・ですか。


都内23区の殆どのように、どのグループにも含まれない地域、横浜市内にも免除になっているエリアがあったりもします。それを思うと、一方では「被災地の事を思えばどーって事ない」と想いながら、差別されているような、僻みたくなるような気がしなくはないです。

まあ、都会じゃないから、オットリした住民の、治安の良い地域と見なされている・・ってことでしょうか?


今夜の夕食時は、懐中電灯とトランジスターラジオで過ごすことになります。せめて、耳が痛くならないマシなラジカセでラジオを聞きたいと思いましたが、単2電池がありません。ドンキホーテに電話をしたら「ありますが、一家に1個です」と言われました。6個ないと鳴らないんで諦めます。



 「停電は、暗くて寒くて、不公平」
 「安全を 時報のたびに 確かめる 余震とがまんの 計画停電」
 「安心を 学んでおこう 非常時に」
 
 「また来るよ 1ぷち2ぷち 耐乏生活」