昨日、図書館で借りた本は吉沢久子さんと養老孟司さんの本。 早速、吉沢さんの本を読んだ! 彼女も柚餅子を作っているんですって! ワタシも何年も前からコレを作っている。 ワタシは独りで作り、ごく少数の人にあげたり、持ち寄りの折に持って行く。 すると必ず、「コレはナニ?」 で、私はシメシメ、「なんだと思う?」 ケッコウ好評。 唯一、不評だったのはアメリカ人の若いカップル。 マルのまんま、齧ったのだそうだ。 美味とは言えないだろう。 アレは薄く切って食べるものだから・・・。 吉沢女史作の柚餅子を楽しみにしている方々・・ご立派ないわゆる文化人の面々だ。 さすが! 私は彼女が好き。 1918年生まれ・・・父と二歳違い! 今なお、お独りで暮らしているソウナ。 ご自身のお子さんはいらっしゃらないが、甥御さん、姪御さんが時折尋ねて、力仕事などのヘルプをして下さるそうだが、淡々と堂々とした生活ぶりに見習いたいと思った。 先日読んだS女史の生活ぶり、かなりトンガっていて、そこまで尖がる・突っ張る?・・と思った。 料理はお連れ合いのシゴトだそうで、自身は殆どしないそうだ。 美人はイイわねぇ・・・と言いたくなる。 容姿端麗、頭脳明晰の方には、私はセクハラめいた負の感情を持つのは事実。 その点、吉沢女史には親近感を覚えるなんて失敬ねぇ・・。 が、普通のオッカサン的な生活ぶりの人に好感を持つ。 が、彼女自身、経済力もあるから、美味しいモノを食べたい時は、日頃世話になっている甥・姪をさそうのだそう。 1人分の出前を頼むのは申し訳ない・・・という気配りもステキ。
新聞記事で読んだ「柚餅子」は私が知っている「柚餅子」とは全く異なるのに興味を持った次第。 ワタシが知っている柚餅子はクルミが入った求肥みたいなアマイお菓子。 「コレがア~なるの?」のわけないのに、ヒョッとしたらナル?? で、新聞に書いてある通りに作ってみた。 コノ「柚餅子」はユズの中味をくりぬいてお味噌とクルミを入れて⒈時間ほど蒸したものを和紙でつつんで、ひと月半ほど寒風に干して・・・いい感じになったところで完成! 味噌は塩ッ気がマイルドになってシッカリとしてチーズのようになる。 大豆もミルクと同じくたんぱく質だ!・・と実感。 どう表現してよいのか難しいが奥深い味である。