平成元年創業のタイヤ専門店イマージンは
今年の7月1日で30周年記念日を迎えます。
山あり谷あり いろんな事がありましたがお陰様で何とかやってこれました。
ありがたいことです。
小さな小さなタイヤ屋が生き抜いてこれたのは
数々の失敗によって危機を未然に防ぐセンスが磨かれたことも一因かと思います。
タイヤの締め忘れ防止のステッカーを開発したのは
「誰かが締めた」と思ったナットが手締め状態で
そのまま帰られたお客様の車からタイヤが外れ対向車にぶつかったことがあったからです。
一人の作業は起こらないことでも 複数の人が関わるようになると
思わぬ落とし穴「誰かが締めたはず」という思い込みが事故を引き起こします。
経営を預かる責任者として 危機の匂いには敏感になります。
ここが社員さんと決定的に違うところです、危機管理が出来なければ経営はできません。
私はアユ釣りが好きでよく行きました。
ある日 スタッフに聞いたことがあります。
「天然アユと養殖アユ」どちらを食べたいですか?
答えを曰く「天然アユが食べたいです。」
そうだろう天然のほうが美味しいもんな!
しかし君は養殖アユだね、
危険を察知することもなく漠然と仕事をしているだけだもんな。
生きるか死ぬかとは無縁で給料をもらえばいいというスタンスでは
某〇エローハット従業員さんのバイトテロ動画のような
タイヤに飛び蹴りを食らわせてるシーンを投稿するアホなことも起こします。
おまけにホイールにスプレーを吹きかけて火をつけて逮捕されることを引き起こす。
まったく日本中が平和ボケで養殖的な人たちが増えている感じです。
タイヤ専門店イマージンの作業場は
道路拡張工事によって側溝が設置され舗装を一新していただきました。
そして少し盛り上がっているので
タイヤ交換をしたとき ナットがどんぐりコロコロと転がって
ストンと側溝の中に落ちる危険性が・・・・・・・・・。
そこで武藤総務部長が モノタロウで隙間の蓋(商品名?)を購入し その危険性を取り除いてくれました。
もし こういう危険察知がなければ
漠然とタイヤ交換作業をして ナットが隙間にはまり込んで大騒ぎになる可能性が潜んでいます。
天然の生き方です、危険を察知して防ぐこと。
〇エローハットさんのバイトテロの動画を見て
商売人として他店様のヘタ打ちにシメシメです
このグループ店舗をお客様は敬遠されるケースも増え業績が悪化するかもしれません。
一方でタイヤ屋としては 商品のタイヤに飛び蹴りをするのは悲しいことです。
タイヤのお陰で生活できているので 大切に扱われないのは辛く感じてしまいます。
生き延びるためには 危険を察知する想像力を磨きたいものです。
https://ima-gin.jimdo.com/ タイヤ専門店イマージンHP
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