明日で8月も終わりですね、少し涼しくなってきた感じです。
6月末決算の当社は
2か月後の8月31日が納税日となっていて
法人税・住民税・事業税と消費税を一括で納付しなければなりません。
中でも消費税は3か月ごとの予定納税を行っているため
決算による確定額の支払いは 予定納税額とのずれが発生します。
前期より
売り上げが伸びたため税額が増えて
前回支払った予定納税額よりもさらに増えて
「エッこんなに! なんか間違っていませんか?」と
会計事務所さんに文句を一言です。
八つ当たりです。
売り上げが伸びたから
その分預かっているはずの消費税も増えるのは道理です。
入るものは嬉しい 出るお金は悲しい 随分身勝手なもんです。
それに帳面上は預り金と分けてあっても
現実には同じ口座にプールされていて
その口座はあらゆる支払いを管理するので
消費税で預かったはずのお金も
別の給料や仕入れ支払いに充てられて たえず変動しています。
特に月末は そうした決済が集中するので
あるはずの資金がない・足らないとなりやすいのです。
零細企業の資金繰りは綱渡りです。
何か忘れている決済はないか? 慎重に確認しています。
また月末入金もあるので 計算上支払資金はあるはずですが
万が一入金が無いと大変です。
数年前 手違いで消費税の納付を一日遅らせたことがありました。
ちゃんと払ったので一日ぐらいどうってことない と 高をくくっていましたが
2か月ぐらいしてから遅延利息の請求が来て
その利率の高さにギョギョッとしたことがありました。
それ以来 納税月の月末は慎重を期すようにしています。
店は休業ですが
万全を期して 明日は銀行へ足を運んで納付します。
もしも足らなければ ササッとお金をかき集め納付できる体制です。
経営者は 資金繰りの頭の痛さに翻弄されます!
(私のような零細ヘボ経営者は特にそうです)
どんぶり勘定ですから 思い違い物忘れがあるかもしれません。
お陰様で 決算は良い数字で締めることが出来て
頑張ってくれた従業員さんには 少しばかりの決算賞与も出させていただけました。
その結果 社会保険料も支払いも通常の150%アップの引き落としも来ました。
ここは油断していました! 忘れていました!
毎月通りの引き落とし額ではなかった!
この年金・社会保険のコストは結構な重みがあって
従業員さんの負担分を会社も負担する訳で
賞与にせず手当てとすれば そのコストからは逃げられるのですが
やっぱり頑張った結果を
賞与と言う形で支給した方が良いだろうという判断でした。
やはり従業員みんなのお陰なんです、ありがたいことです。