天候に恵まれた三連休は
春の交換ラッシュが集中し大忙しで対応をさせて頂きました。
ありがたいことです、タイヤも多数販売取り替えされて嫁に出ていきました。
ある業界では コロナウイルス問題で売り上げが激減するなど
暗いニュースが飛び交っています。
岐阜地方も今日で感染者が7名になったそうで
まだまだ油断はできませんが
タイヤに限っては今のところ大きな影響はない感じがしますが・・・・・・・・。
しかし 老齢化とスタッフ不足は大きな問題となってきました。
連日30台以上の作業が続き 休む暇もありません。
ふと頭をよぎったのは「こんな仕事の仕方はもう限界」ということです。
満足な休憩や昼食時間も取れずみんな疲れが溜まります。
タイヤ屋の現場は 繁忙期はチョーブラック化するのです。
若かりし頃は大丈夫だったのが みんな年を取り・・・・・・・・。
このままでは!!!!!!!
還暦を過ぎてレッドシグナルが点ります。
ではどうするのか?
仕事の絶対量を落としていく方法と
若手スタッフを採用する方法が考えられますが
ブラックな職場へ若者は入りたがらない、当たり前です。
今回もアルバイトさんに助力をいただいて なんとか乗り切ったのが真相です。
商売を長年継続するのは本当に難しいと思います。
その所は 私なりに理解していてキーパープロショップへの転換することで
会社の本業チェンジを目論んでその道を進めているのです。
そうは簡単にはいきません、当たり前ですが人が絡んだいろいろな問題が出てきます。
新しい道へ挑戦する 前門には虎が居る。
老齢化という自然現象の 後ろ門には狼が待ち構えています。
「前門の虎 後門の狼」に・・・・・・。
さてさて私にできる唯一のことは「開けゴマ」と念じるだけです。
エッそれだけですが?
そうです このような大問題に対処できる頭脳は持ち合わせていませんから
考えれば考えるほど藪に入ってしまいます。
考えることを放棄し
酒でも飲んで余裕をぶっこいて他事を考えていると
フッと浮かんでくるアイディア、インスピレーションがあるものです。
それが多分「開けゴマ」がもたらす恩恵だと思います。
人は誰もが 誕生し成長し成熟し老化します、その摂理には逆らえません。
しかし 会社は再生していく道があり
それは人との出会いによって始まるものが多い。
タイヤ屋でありながら
キーパープロショップへの挑戦も
新しい出会いがもたらしてくれたもので
自らの考えで切り拓いたのではありません。
そして残ったタイヤ屋の 後ろ門にいる老齢化という狼から
どうやって逃げて行けるのか?
労働力集約型のタイヤ屋は
今 人手不足とスタッフ高齢化という狼に襲われていて
還暦を迎えたタイヤ屋のオヤジに課題がのしかかっています。
仕事の絶対量をどうやって減らすか?
それも売り上げを落とすことなく減らすには
低付加価値の仕事を減らし 高付加価値の仕事にシフトするしかないか!
「タイヤ小売り専門店」を再定義し
「販売時販売品だけ取り替えします。」
「脱着付け替え作業だけはできません」
こんなんにとすると かなりの負担を減らすことが出来ます。
ただこれをするには 勇気がいります。
お客様が離れていく可能性を内包しています。
それなら「交換作業工賃の値上げ」で 過度な集中を防ぐ道が現実的なのかもしれません。
または一日の作業台数に制限を入れてしまう。 これも一案です。
高齢化と人手不足 前門の虎と後門の狼はかなり手ごわい相手ですね。
こうしているうちに繁忙期が過ぎて 暇になるとまた考えは変わってきてしまう。
若いころは何も考えず夢中でしたが 老化すると・・・・・。
タイヤ屋のオヤジ老いたりて迷いの藪に入り込む。
お粗末な話でした。
酒でも飲んで忘れるの限ります。