明日から
ほぼすべてのタイヤメーカーさんが
タイヤ価格の値上げを実施されます。
その前の駆け込み需要がかなりあって
タイヤ専門店イマージンも
その恩恵を受けることが出来た模様です。
昨年の春も値上げが行われて
3月は特需がでて前年比で127%を記録しました。
今年は 前年の特需と同じぐらいの数字で 伸びはありませんが
購入すべきタイミングのお客様が 値上げ前に購入いただいている感じです。
そのため 店頭は購入者の取り換え作業と
過去購入者の取り換え作業(アフターサービス)で
朝から晩までてんてこ舞いの状況です。
購入者様の作業を「即時取り換え率」という指標をもって優先するのですが
作業時間の30分+待ち時間の30分をお願いして
1時間待てる時間にご来店くださるようお願いしています。
物理的・人員的に作業台数に限りがあるため
数年前から「持ち込み作業」をお受けしなくしています。
持ち込み作業を依頼される人の心理を想像すると
近くにあるタイヤ屋なので便利だ。 とか
電話で交換値段を聞かれるお客様は 工賃が安いところで。 とか
当たり前ですが お客様の都合です。
安く買いたい 安く交換したい。 誰もが抱く思いです。
その心理は理解できます、理解できますがご縁は結べません。
なぜなら タイヤ販売には「取り換え作業」が付きものです。
当店はタイヤ小売店ですので
購入いただいたタイヤの取り換えに専念する旨を
店頭あるいはホームページで公表し
「持ち込み作業はお受けしていません」を宣言しています。
昭和生まれの私たちは
「持ちつ持たれつ」のアナログ関係を重視しています。
買うだけ・取り換えするだけのデジタル思考は 性分に合わないのです。
そうした姿勢に共感を示してくださるお客様が
タイヤを購入してくださるのです。
他所で買って
付け替えだけの作業は
「持ち込み専門店」という店で行う流れは
明確にタイヤ専門店イマージンは「ノー」を宣言しています。
冬と春の短期間に
多数の交換作業が集中するのがタイヤ屋の実情です。
私を含めてスタッフ高齢化の為集中する作業を減らしたいのです。
「作業は減らし生産性は上げたい」
販売品の取り換え作業に特化する以外選択肢はありません。
一日20台以上の作業を連日続けるのは限界を超えています。
ありがたいことです。
小さなタイヤ屋ですが 販売本数はとっても多いです。
嬉しい悲鳴を上げっぱなしです!