昨日 タイヤ屋の売り上げはダルマ(ゼロ)でした。
冬需要と春需要の谷間にあるこの時期は
そういう時期であるのですが
さすがに面白くないので さっさと帰って酒飲んで寝てしまいました。
気持ちを切り替えて引きずらないこと 健康の秘訣です。
タイヤ屋のオヤジ仕事はヒマであれば
経営者としての仕事ははかどります、近未来の構想です。
今年のテーマ=「専門店」の質の向上に 役立てる座学の準備がはかどりました。
その1で 昨年は過去の流れが「窮まって変化した」と認識していると書き込みました。
窮まったのは「併設店時代の記憶・意識」です、
社内には「専門店の意識」も芽生え
その相剋が窮まったと感じました。
「併設店派閥」VS「専門店派閥」のような見えない意識の構図があったのかも知れません。
「タイヤからキーパーへ事業の構造転換を図る」
10年前キーパープロショップ岐阜店を開業した経営判断に社員意識は
積極的賛成・なんとなく賛成20%
日和見80%
絶対反対・なんとなく反対20%
これが自然なことだそうです。
改革が成功しつつあると
日和見の人も賛成に回り 上手くいくのが加速し
どうも先行きが怪しくなると
日和見の人は反対にまわり
「それ見たことか」思う意識が強まり挫折するそうです。
経営判断は 遠くを見て「生き残るため」の大義を掲げてするものですが
その成功は 流れを確かなものにするまで時間の経過を必要とするようです。
「陰極まれば陽転する」
これが「専門店」時代の幕が開けたとする根拠です。
時代の変化を察して 変化を仕掛けても 簡単には上手くいかない!
併設店から専門店への切り替えは 断崖絶壁の上を歩いてきた感じでした。
経営者としての実感です。
座学資料
キーパー運営手引き集を使います。
朝礼の輪読は かもの法則→谷コラム引用集と続いてマニュアルの読み込みを行っています。
1 マニュアルを読む(知る)
2 マニュアルを守り実行する。(行動)
3 マニュアルの個別意図を推測する。(個別ケースのイメージ化)
4 マニュアルを書いた人になる。(店舗内を他人事から自分事にスイッチ)
洗車技術を身に付けた人たちに 客観視の視点を植え付ける基礎教育です。
キーパー施工技術では素人同然の私ですが
専門店運営では
モノの見方において
客観視の視点を養って生き延びてきたノウハウを
お伝えすることは私の役割と思います。
これが成長の基点となると信じます。
彼・彼女たちは まず洗車技術の習得から入ります。
この段階で 色々言うのは混乱を招きます。
技術を取得してからが 専門店座学のスタートです。
タイヤ屋がヒマなうちに準備を整えます。
2004年にキーパーに弟子入りした目に 狂いはありませんでした。
ありがたいことです。