3年前 開業から2年ほどたったキーパープロショップせき店の店長に赴任した大山さん、
彼女は 施工技術もキーパー技術コンテスト全国チャンピオン決定戦準優勝の実力者です。
それも自信のベースになっていて
独特の明るい雰囲気と素敵な笑顔で
お客様をもてなして溌溂と活動しています。
そんな彼女の実力をもってしても
赴任して直ぐに実績が上がるわけでなく
静かなご来店が無い日々に焦りや不安を感じたことでしょう。
キーパーラボさんであっても
立ち上がりの期間の辛さは今でも語り継がれています。
お客様がキーパー品質に満足されて
メンテナンスや洗車に再度ご来店くださるリピータ客様の増加があって
店が賑わしくなり新規客の増加と相まって繁盛させてもらえるようになります。
赴任からここまで大山店長も
繁盛店の岐阜店から異動で まったく勝手が違う環境で悩みも多かったはずです。
しかし「天は自ら助るものを助ける」
少ないお客様でも キチンと接客しキチンと施工し笑顔を絶やしません。
昨年の秋にどうしても一緒に働きたい人がいると言って
パート採用を直言してくれました。
大山さんの心に お店の繁盛構想がだんだんイメージ出来てきたのでしょう。
それと相まってリピーターも増えて
自分が蒔いた種が発芽するような喜びを得て
繁盛の予感がたかまり
8月に入ると遂に臨界点を越えて
それまでと全く様相が違う状況へせき店は昇華しました。
未繁盛店が繁盛店へジャンプするドラマです。
この8月 キーパープロショップせき店は遂にジャンプしました。
新規来店客数も42名と過去最高を記録
総来店数も過去最高
もちろん業績も過去最高
あらゆる指標がそれまでを跳び抜けました。
店長として赴任してからの努力が報われた感覚です。
この体験は大山さんに経営感覚を身につけさせます。
技術から運営に 運営から経営に 次の目標がロックオンされます。
一時的な成功でなく 恒常的な繁栄に導く面白さが大山さんに湧き上がるはずです。
思うことが次々実現し
どこからともなく次々に受注が舞い込みます。
それまでの停滞が嘘のように あれよあれよと大繁盛店になってしまうのです。
「ゾーン」に入るとか 「神がかり的」とか言います。
これを過去 岐阜店では高山君が味わったはずです。
そして今 大山さんも味わっています。
また岐阜店の奥田店長も味わい始めています。
すると「三人そろえば文殊の知恵」
みんなの視座が高くなり
お店やビジネスを俯瞰する視点を得て
三人が同じ視座であれこれ相談ができるようになります。
するとどうなるかと言えば
経営者感覚として
次の店長を育てるために
不繁盛店の辛さを理解し
その状況から繁盛店化する流れのドラマを
味わってもらう道筋を実体験して知ったわけですから
人間力として充実してくる時期に入ります。
これからドンドン伸びていきます。
未繁盛を繁盛店化させる体験は人生の大きな体験です。
創業者の多くはそうした体験をされていますが
従業員として入社した社員が なかなか体験出来るものではありません。
その場に入っても
辛抱できず投げ出したり
ムリと決めつけてしまい諦めたり
他人事として捉えて繁盛させる意欲もなかったりで
成功比率は10%でしょうか?
大山さんは見事にサラッと未繁盛から繁盛を引き出してくれました。
ありがたいことです。
私の経営者としての役割は 次世代のリーダーを育てることですから
また一人羽ばたいてくれたことが嬉しくて仕方ありません、
経営者冥利に尽きます。
お客さんが喜んで
スタッフが喜んで
銀行が笑顔になって
出店ですね。
お客様の支持 スタッフのやる気 支援者の理解 地域の温かい目 商品力の強さなどが店長のレンズを通じて店舗に焦点が集まった感じです。
人の成長 それが一番です。
皆様のおかげです。