人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

会社も「生物」 生き残るために自ら変わる!

2015年12月30日 | 経営
NHKに「プロジェクトX・挑戦者たち」という人気番組がありました、
中島みゆきさんの「地上の星」が主題歌だったので
記憶に残っている方も多いと思います。
「風の中のすばる 砂の中の銀河 みんなどこへ行った・・・・・。」

                                             
時代は変わっていくことを
自ら創業した小さなタイヤ屋のオヤジとして
日々商いをするなかで実感してきました。
いつの頃からでしょうか
変化をなんとなく感じてきたのは? 
夏~秋に商売が閑になってスタッフがヒマ疲れする中に
不安の匂いを感じたからです、おそらくこれが最初の小さな兆しだったと思います。
当時 小さなタイヤ屋でありながらイケイケドンドンで 
新しいタイヤショップイマージンスゴウ店を
開店した頃の事です。

小さな不安を出店という希望で隠したのかも知れません。
しかし2店舗にしたところで夏~秋の閑散期をどうするのか?
そんな時 洗車という行為を高い付加価値を全面に押し出した
極上手洗い洗車というものがある事を知りました。

閑を活用して店先でそれをすると 
賑わいや繁盛感もでて ヒマ疲れもとりあえず解消できると考えて
さっそく導入することにしました、
2004年の秋口です。

その小さな挑戦が 
なんとイマージン車美容室事業として
大きく育ってくるという幸運の出会いだったわけです。

タイヤ屋とコラボした洗車・キーパーが
タイヤ屋とハイブリットした洗車・コーティング専門店へ
そして2016年3月
タイヤ屋とかかわりを持たない洗車・コーティング専門店の
単独出店ができるまでに成長して来ました。
何をしたのか? 
すべてマネしているだけです。

私が本社を置くのは岐阜市江添 
江添とは大きな流れに寄り添えと勝手に解釈して
とことんマネに徹しただけです。



小さなタイヤ屋というビジネスに発展性を見い出すのは
至難の業という時代になりました。
自分で始めた自分の会社という意識のままなら
ソフトランディングを狙って縮小均衡を保ちながら
消滅という選択肢でしょうが
自分が始めたのであるが 
その創業の役割りを担い次世代に引き継いでもらう
「生物のようなものが会社」だという意識に変換する道を選択しました。


生物なら子孫繁栄と生き残る為に環境の変化に対応して自ら進化するわけです。
今から5年前 キーパープロショップ岐阜店を開業し
それを第2創業としたときこう決めました。

やっぱり会社は生き物でした
若く新しいスタッフがキーパープロショップを切り盛りし
タイヤ商売のベテラン達が若者を支援する道に
また生きがいや役割りを見い出して再生しだしました。
財務上から不可能と思われた資金調達も
バッチリできて あれよあれよと新店舗が実現してしまいます。


自分のものではないこの会社は
自らの意志で成長を志向し 
若者を短い期間に主役に押し上げ 
ベテランにも新しい役割りを与えて
場所にもめぐり合わせ 資金まで調達してしまいました。


年末を迎えて 
賑わいは圧倒的に洗車・コーティングショップに集中しています。


そして自分のものではないこの会社は
次世代のリーダーも示しました。

まったく不思議な感覚です、
勝手に操られているような感じです 
それも嫌々操られているのでなく
嬉々としながら勝手に道が開けてくるようです。
楽といえば楽です 心配や不安など取り越し苦労もいつの間にか無縁になりました。


あたらしい時代がもう始まっています、
今まで水面下にあったものが 次々と浮かんできます
その第一弾が キーパープロショップ関店です。
複数の店を運営する為に
イマージン車美容室事業部ができて店舗運営を主導します
そのリーダーが事業部長フィールドマネジャー高山君です。
複数の店があるから運営を統括するところがいる訳です。
そしてその神経組織となるサスシステムが1月から始動します
複数の店舗情報をで把握できます。
すべてマネで利用させてもらいますから
システム開発費も使用料だけですみます。

この会社は「イマージン」と現在人と名乗っています。
創業者には創業者にふさわしい引退の道を選ばせ
後継者には後継者にふさわしい挑戦の道を歩ませ
支援管理部門にはそれにふさわしい人をその任につけ
適材適所でありながら社長以下みんな店舗の現場に張付かせて
稼がせます。
この会社は生き物ですから
警戒心が強く貪欲なんです したたかです。
死んだ振りをしながら別の分野に橋頭堡を作り上げました。
子孫繁栄の道も切り開いて子育ての場所まで用意しました。

まさに野生の生き物です。


この世に何一つ自分のものなどないのかもしれません
その証拠に死ぬ時何一つもっていけません
せめて悪名だけを勲章にもっていけるだけです、
そして閻魔大王に叩かれるわけです。

活用する・人を活かす・和をもって尊し・全てを活かす=イマージン
自分のものなどないなら お借りして大切に活用するのが道です。


2015年 ありがとうございました。




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忙しいほど笑顔で楽しいです、顔晴る人大山チーフ!

2015年12月29日 | 社内・社員さん・スタッフ向け
年末を迎えて1年の汚れを落として
ピカピカの状態で新年を迎えたいお客様で大忙しのキーパープロショップ岐阜店。
昨夜9時を回っても
クリスタルキーパー2台と
ダイヤモンドキーパー1台が施工中でありました。

その中で 作業中の大山さんに話しかける機会があって
「いかがです寒くありませんか?」と 尋ねると
返って来た言葉が
「大丈夫です すごく楽しいです!」

働くとは 傍を楽にすると言いますが
その言葉を聞いてすごく感動し気持ちがすっきり楽になりました。
寒い冬のそれも夜の室外で 黙々とキレイを実現する大山さん。
小柄な身体が伸縮しながらキーパーの施行です。
寒さ・冷たさ・一日中続く施行での疲労が溜まってテンションも下がっているかもと
懸念した自分が恥ずかしくなりました。

彼女はプロフェッショナルです。
大勢のお客様の喜びがまず念頭に立ち 
お客様が喜ばれることに自らがかかわれることがうれしくてたまらないのです。
顧客満足と従業員満足の同時実現というレベルをもはや昇華し
プロとしての誇りと自覚が大山さんには備わっていました。





                                                
お客様は心のどこかに
「寒い中洗車を頼んで申し訳ない」という
少しの負い目を抱かれているかもしれません。

もし苦しそうな顔で施行しているとすると 
そのお客様はなんとなく頼んだ後味の悪さを感じられ
二度と依頼されることはないでしょう。

疲れた素振りも見せずに 
笑顔で施行する姿をみて 
お客様はやはり頼んで良かったと思われます。
傍を楽にするのがプロです 
厳しい顔していかにもやっているオーラを纏う人は
お客様がなんとなく敬遠してしまうものです。





2015年のキーパー選手権で全国3位の実力者である大山さん。
スキルが素晴らしいの裏には 
プロフェッショナルのメンタルが育っていました。
そのメンタルが下地としてあるからスキルが活かされるわけです。
NHKのテレビ番組「プロフェッショナル」が取材に来てもおかしくない人財です。

傍にいるお客様も同僚も楽にしてくれる人が
車美容プロの定義とするなら
「他人様お客様にどう写るか」という視点からスタートしていくのが我々凡人です。
この視点を「客観」と言います 
その反対は「主観」です。
「俺は頑張っているんだ」というのが主観の最たるもので 
その裏には「頑張っているのになんか文句あるんかい。」 
と 他人様に読まれてしまうことに気が付きません。
怖い顔して頑張ってしまうと 他人は引いてしまうのです。
真面目な人ほど陥りやすい罠です。


素敵に無敵の自然体である大山チーフ。

癒し系の姐御肌の佐藤さん。
キーパープロショップに必要な要素「癒し系」の人たちです。

大山さんは始めからプロの素質が備わっていた天才です。
無意識の内に
社長を気持ちを楽にし 
同僚に辛抱の大切さとその後の楽しさを予感させ
お客様に頼んでよかったと最後の懸念を吐き出させる。

車美容業は「癒し系」の要素が必要不可欠だと思わせてくれました。
感謝です、ありがとうございます。
涙が出るほどの感動を味わっています。


タイヤ小売に吹く逆風を 追い風とした車美容業の鍵を握る人たちです。
斉藤一人さんのご著書に
頑張るでなくて顔晴るがガンバルだと示唆してありました。
そういう人はいつもにこやかです。


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2005年12月大雪と2015年12月非降雪 どちらも大幸運!

2015年12月28日 | 経営
今から10年前の2005年(平成17年)12月は
月初めから積雪に見舞われて 
それも毎週末に積雪という状況になって
スタッドレスタイヤも売れに売れまくりました。

その10月に私は 当時加納にあった中古タイヤホイール専門店を
6ヵ月後の2006年3月末に閉店を決断しました。
概算で固定資産の除却や差し入れ保証金の放棄などで
700万円ほどの赤字要因を覚悟しての決断でした。

それが12月にタイヤが売れに売れて
覚悟した赤字を埋めてしまって
余るほどの黒字を計上することが出来ました。
「なんてラッキーなんだ」って思ったものです。

                                            
それから10年後 2015年12月は
一度の降雪もなく12月のスタッドレスタイヤ商戦は
まったく盛り上がらない状況で終わりそうです。

10月には新しいキーパープロショップ関店の新築を決断しましたが
それが結果的にタイヤ販売のピンチが
車美容業への構造転換にすごくラッキーなこととなりました。


タイヤが売れれば従業員の気持ちにも
タイヤで儲かるのに「何で洗車?何でキーパー?」という
どこか隙ができて考えが甘くなるものです。
しかし売れないことが甘えをそぎ落とし
車美容業への構造転換する道しかないことを覚悟させてくれます。
降雪と非降雪という 
まったく正反対の事象が
どちらも大ラッキーとなる過程にあることのありがたさを感じます。

もし出店の決断が1年遅れていたら
土地との出会いもなく 
スタッドレスが売れないことで
決算も悪くなり資金調達も出来なかったかもしれません。
まったくツイているとしか思えません。


洗車・コーティング待ちの車で溢れる駐車場





タイヤリフトはキーパーアンダーコーティング施行場となる。

あらゆるキレイの実現 ホイールコーティング


 
車美容業へ構造転換の最終局面が2016年から始まります。
タイヤとキーパーの良い関係がさらに進化します。
その号砲がキーパープロショップ関店の開業です!

あらゆる事象や状況が味方してくれているようです。
ありがたいことです。


さらにさらに2005年12月当時
定時制の高校生でタイヤ屋のアルバイトだった高山君は
これから先イマージン車美容室のリーダーとして
各店舗を統率するフィールドマネジャーに昇格します。
実質的ナンバー2になります。

大雪が降ったというだけでなく 
その時の出会いは社長とアルバイトという関係が
創業社長と二代目社長候補という関係に結びつきを強めます。

今までの旧き考え方を壊すのが私の役目
新しい考え方を取り入れるのが二代目候補の役目です。
給与システム 各店舗店長指名などを含めて
高山FMの指図で組織を動かす仕組みに
2016年1月から変わります。

高山君が弊社の扇の要のポジションに据わります。






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基礎コンクリート打設工事 キーパープロショップ関店!

2015年12月27日 | コーティングビジネス
キーパープロショップ関店の新築工事が
工程表通りに順調に進んでいます。
丁張りのあと掘り方 その後基礎鉄筋工事 型枠工事と進み
昨日は基礎コンクリートの打設工事ということで
確認の意味で始めて施主として現場を確認に行きました。

タイヤ屋を始める前の2年半 
建築会社で現場監督補助のアルバイトをしていましたので
その経験と知識を活かして
工事で重要なところを
自分の目で確かめておくためです。











アンカーベースもしっかりセットされてこの上に鉄骨が立ち上がります。
建て方は1月11日の予定です。

                                            

実は工事が始まっても資金調達は未だなんです。
銀行へ建築確認の許可書類を提出してから稟議書が出来上がり決済を受けて
資金が下りてくるのですが この手続きに時間がかかるわけです。
本当はそれから着工というのが手順です。
万が一決済が否決されれば資金がないわけですから
工事代金が払えない なんてことにもなりかねないのです。
銀行さんの担当者も融資すると口約束もしません 
決済が降りないケースもあるらしいのです。

なんだかんだで綱渡りをやっているのが零細の実情です。
最終的に書類をそろえて提出したのが24日(木)
これでほぼ融資確実というなりました。

スモールタイヤ商売の経営の実態は長期下降局面にあって
その流れの中で車美容業へ構造転換を図っているのですから
経営財務に余裕はありません。
財務に余裕はなくても 気持ちには余裕があるが私です、
言い方を変えると ただのバカです。

零細にとって巨額の設備投資資金を調達できたのは
まさに口八丁手八丁で スモールタイヤ商売の未来と車美容業の未来図を説いて明かしたからです。
ようするにホラを吹きまくったわけです。
しかしただのホラではありません 
私のホラをキーパープロショップ岐阜店の高山店長が実証してくれているのです。


キーパー技研(株)谷社長の言われることを
すべて真似して吹くホラを 高山店長が実証し 
数字というデータに残していますから この先どうなるか推測が出来るのです


右肩上がりに伸びる車美容業が融資をもたらしてくれました。
進軍ラッパを吹き鳴らす役目と 
チームをまとめて顧客満足と従業員満足を引き出す役目
そして陰で裏方を仕切る役目
トップマネジメントはこういう構成で力を発揮していきます。


土に埋まる基礎 この部分がしっかりしていてこそ柱も立ち繁盛店が生まれます。
人も同じです 上辺を取り繕っても考え方がマイナスなら上手くいきません。
初年度に12月をほぼ1人で乗り切った自信がが高山店長を育てました、
まさに逆境こそ人の成長に必要なことです。
ありがたいことです 意識で逃げ出していなかったことが彼を成長させました。
理不尽な場を与えることが強いスタッフを創る最高の場です。





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真相? ブリジストン米大手タイヤ小売買収!

2015年12月26日 | タイヤビジネス
全米で800店舗のタイヤ小売店を経営するへップボーイズ社を
ブリジストンが買収しようとしたら
著名な投資家がやはり買収提案をして
TOB価格が釣り上がっている。・・・・らしい(ニュースソースはネット)


かつて製造メーカーのファイアストン社を買収した経験を持つブリジストンは
その20年後には大手販売会社も飲み込んで
製造から流通そして販売までの流れを抑えて
ダントツトップメーカーに脱皮しようとしているようです。
ファイアストンの買収額も 
ウォール街がびっくりするほどの高値掴みで
その後ファイアストン社の製造したタイヤが原因で
フォードエクスプロラーが横転したと言いがかりをつけられ
高額の賠償請求を受けて 買収が失敗だったとさんざん言われましたが
その後 運営も上手くいくようになり利益が計上されるになってきたました。

そうしていつの間にか
世界のタイヤ3強時代から
グッドイヤー社が脱落して 
ブリジストンとミシュランの2強時代になってきた感じです。

製造という強大装置を効率良く運用するには
意のままになる販売店網を展開することに限るわけですが
これまでの時代は販社というディラー網の整備する時代だったのですが
これからはディラー網の先に有る販売店網を手にする時代に変化しつつあるようです。
衣料品小売のユニクロは製造小売として 
販売からモノ作りを押さえて今日の隆盛を誇っていますが
タイヤ業界ではメーカー独自販売という流通をすべて抑えて
大繁栄を築こうとしているがブリジストン社です。


日本でも容易に予想できることに
小売販売店として株式を上場している大手は
ブリジストンが買収する可能性が大きくなっています。
「大きく育つまで待って美味しくなったら食べてしまう」
資本主義の宿命といえばそれまでですが 恐竜が大きくなる理屈です。
たとえば最大手のF社 
ブリジストンの買収を恐れて ヨコハマ社が先手を打って買収に打って出る可能性も高まります。

名古屋のプロトコーポレーションが
輸入タイヤネット販売大手のオートウェーを買収したのはつい一年前の事です 
その後東北が地盤のタイヤワールド館も手に入れました。

タイヤメーカーさんは 
現在直営のタイヤ小売店網を持っていますが
ここは殿様商売で スタッフはがんばっていますが
ディラー業と併設といった感じで他の販売店に遠慮があったりして
思い切った営業が出来ていません。
全国の販売会社を一社に統一して効率化を図っていますが
これから先はそうした遠慮の仮面を剥ぎ取って
販売のてこ入れを図る最善の手段は
大手販売店会社の買収であることは明白です。
自前で作るより資金の力で買収するのがメーカーの方針?かも
アメリカでその仮面を剥ぎ取ったからには
人口減・保有台数減が見込まれる日本でも同じ事が近い将来起きます。
ブリジストンが買収に乗り出す前に 
ヨコハマゴムや住友ゴムが先手を仕掛けるか?
トーヨーさんは残念ながら耐震ゴム偽装問題で動けません脱落です。


暖冬でローカルなスモールタイヤショップが
スタッドレスの売れ行きが悪いと嘆くミクロな話しから
想像も出来ない大きなマクロな視点では
もっとえげつない競争が水面下でうごめいています。

                                           

ローカルなスモールタイヤ商売はどう動くか?
せいぜい買収になって株価が上がることを見込んで
F社の株を買うことぐらいです。
そしてTBOで値が上がった時に売って利ざやを取る・・・・・・・取らぬタヌキの皮算用です。
・・・・・あくまでも予想です 何の根拠もありません・・・・・・

よくわかりませんがアメリカでブリジストンの向こうを張って
TBO提案をしている著名な投資家も
その真意はこんなところにあるのではないでしょうか? 
数年前なら600百円で買えた株価も
今では2200円の高値圏?
アベノミクスで高くなっています。




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