「カーコーティングと洗車の専門店」という店で働く人「スタッフ」さんは
みんなコーティング技術資格を持った技術者です。
と 同時に この店は「不特定多数の一般客様」を対象としているので
サービス業として「おもてなし」の心を表現されることが求められます。
技術をマスターすることからキャリアが始まり
1級資格を取得すると次にお客様との対応 テンナイ受注やお引渡しの業務が仕事になります。
問題はここからです、指示されて洗車やコーティングを施工するレベルから
お客様と接するからには
「おもてなし」のマインドを知り
そのコツを自らのモノにしていく必要があります。
そこを伝えていくのが私のこれからの任務です、ともに学習して学んでいかねばなりません。
お客様という見えている姿だけでなく
お客様の心理(隠身)と言う見えないモノこそ 本当は観る知ることが大切です。
キーパープロショップ岐阜店建設時に 屋根裏の柱に祭られた神様
神棚もこの店は供えられていますが 見えない場所は隠身(カミ)様
神様と隠身様は 陰陽で一体です。
昨日もこんなことがありましたので 事例として紹介します。
キーパープロショップ岐阜店のブースで
1台ダブルダイヤモンドキーパーが施工中 その前でクリスタルキーパーが施工中でした。
そこへ また1台のご来店があり ゲストルーム前に駐車なさいました。
クリスタルキーパー施工中のスタッフは
ちょうど屋根の施工で脚立に上がった状態でご来店を確認しました。
チラッと見て 手元へ視線を移動させ 工程を確認し脚立を降りてぐるっと回って笑顔で対応を始めました。
これを解説すると
お客様の立場では チラッと見られたその時ある意味ホッとなさいました。
それは対応してくれる人と認識するからです。
そして視線を外されると ムッとする感情が一瞬芽生えます、あれあれ対応してくれるんとちゃうんかい!
・・・・・私の想像です その後何の問題もありませんでしたが・・・・・。
ビジネスでは この不信感を抱かせたことはマイナスです。
「機先を制する」を知りましょう!
相手より先に行動して、その計画・気勢をくじく。
「機先」は「ものごとが起こる直前」という意味。
機先を制するは、その「機先」を支配する、
つまり、戦いや競争を有利に進めるために、相手より先に行動するということ。
お客様に気分よく緩んでいただくには
目が合った瞬間のアクション(例えば手を挙げて来店を確認した旨を伝える)をすると
お客様は「受け入れられた」とお感じになるものです。
この瞬間を制する重要性を知れば 先手先手とお客様を心地よく話していただけるのです。
ここがおろそかだと 後手後手とお客様に言い訳ばかりすることになり不信感を増大させてしまうのです。
タイヤ専門店の現場で30年お客様を見つめた私の眼は
お客様背後の心理とスタッフ行動の背後にある心理が少しは観えるのです。
ファーストコンタクトは大事だよ
なぜならお客様の心理をその瞬間捉まえて有利に事を運べるから!
それに失敗すると後手後手と言い訳をすることになっちゃうのです。
専門店ビジネスは 奥が深いのです!
タイヤも専門店 キーパープロショップも専門店
専門店として在り方を お客様の立場から考えアドバイスするのが役割です。
案外 多いのは「お客様の為に」という発想ですが
これは聞こえはいいのですが
この場合「お客様とはこうあるべき」という決めつけをしているケースがあります。
この車ならクリスタルキーパーをお勧めすべき それがお客様の為になる!
ならないでしょ そのお客様はダイヤモンドキーパーがしたくてこの店を訪ねて来られたのかもしれません。
なかなか本心が言えなくて 少し安めのものを買うというアドバルーンを上げておられるのです。
これが見抜けないのは 「お客様の為に」という謙虚さのような傲慢さがにじみ出ているからです。
「お客様の立場とは」 お聴きすることです、
お客様に緩んでいただかねば本心は明かされません、
だからファーストコンタクトで機先を制することが一番重要なんです。
こういう事を知ると 実績が上がりますから面白くなっていくのですよ!
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