今週月曜日 名古屋市港区にある乗用車用アルミホイールを
取り引きをさせていただいている
マルカサービス(株)の吉井副社長を尋ねてお話を伺ってきました。
毎年恒例の訪問で10年以上に渡って続けています。
ローカルの小さなタイヤ屋という井の中の蛙では
世の中の変化に気づきません、
話を聞きに行く行動は 私にとって商売で生き残りるための手段の一つです。
名古屋に本拠を置くマルカサービス(株)は
マナレイやエーテックというアルミホイールブランドを持つメーカー機能と
海外で製造して輸入し販売する機能を有する有力なアルミホイール商社です。
その現場を取り仕切る吉井副社長とは 私の前々職であるカーショップ勤務時代から
30年にわたるお付き合いです。
・冬季用アルミホールの販売に会社の軸足がかかっている。
・趣味嗜好品といてのアルミホールの需要は少なくなった。
・業界ナンバーワンのウエッズさんを追いかけた。
・年間で120万本の数量を販売し年商規模では150億の商いになった。
・一方で今年は為替が円安にふれて売れば売るほど赤字という状況。
・輸入品を受け入れる倉庫代や運送費などの経費がバカにならない。
・今後は電話を受けるコールセンターを集約する。
・量の拡大を追及するビジネスから質の向上に変えていく。
・量販店本部やタイヤメーカー小売店といった大口ユーザー重視は変わらない。
・セールス営業に若い人が募集しても集まらない。
・小さな販売店をなかなかフォローできないし 効率も悪い。
・ネット専門店も有望な売り先だ しかし与信管理が難しい。
・業界再編のニオイとしてコメ兵さんが傘下におさめたクラフトさんは再度M&Aの対象になるかもしれないね。
・フジコーポさんやマルゼンさんなど大型タイヤ専門店が好調のようだ。
・プロトコーポレーションがオートウェーとタイヤワールドベストを傘下に収め業界の一大勢力となりつつある。
・オートバックスさんなど大手量販店は自動車販売や車検といったトータルサービス業化していく。
・かつて大阪や大都市ににあった有名老舗タイヤショップは今は見る影もないほど衰退した。
・春需要には価格一辺倒でなく提案型の商材を開発するなどが質の商売の始まり。
中国で製造して輸入し大量に安く販売するビジネスモデルは
スタッドレスタイヤ用アルミホイールとして認知され
スチールホイールより安い価格逆転することで大きな販売量になりました。
その販売本数は新車販売台数と相関関係があり
新車が売れるとそれに伴なって増える。
一方で新車販売台数のうち軽自動車が占める割合が増えて
数を大量に売っても利益に結びつかない時代になった。
そのうえ円安という逆風にさらされて
2月以降出荷分から値上げが始まる。
2時間の昼食をはさんでのインタビューのオチは
値上げになる前に保管スペースがあれば買っておいたほうが良いよ。
ということでした。
タイヤに密接な関係のあるアルミホールメーカーの実質トップの話しを伺って
日本全国レベルでタイヤ業界に大きな変化が起きていることがよく解かりました。
マクロな変化の流れに ミクロなローカルビジネスの我々は
どう動くのか?
あるいは動かずに成り行きに任せるのか?
どこにスキマがあるのか?
日々現場で感じる世の変化に対して
スモールタイヤ商売の軸足の足場を確かめながら
車美容業へ進出した動きを自己検証する良い機会となりました。
違うレベルからの見方と評価はとても参考になるのです。
本年になってベテラン社員を商工会が開催するセミナーに出席させ始めました。
ベテランになればなるほど成功体験から抜け出すのは難しくなるものですが
大変化の時代には過去の成功体験ほど邪魔になるものはありません
異質なものに触れることによって見えてくる世界があるのです。
お陰さまで当社はタイヤ小売業としてその歴史も27年目を迎えますが
長く続ければ続けるほど変化に対して臆病になり
自己防衛・自己保身といった受身になるのも人間の一面です。
けれど 異質な人と接したり 大きな志を持つ人に感化されたりすると
成長をする気概を発揮するのも人間の一面であり
どうやらこちらの成長を志向する面が人の本性のようです。
スタッフの成長を促進するのはやっぱり挑戦する会社であることだと
確信する訪問となりました。
話を聞きに行くのはありがたいことです。
経営がよい時も芳しくない時も
定点で同じ人から話を聞くのは 大きな変動の存在に目を向けさせてくれます。
取り引きをさせていただいている
マルカサービス(株)の吉井副社長を尋ねてお話を伺ってきました。
毎年恒例の訪問で10年以上に渡って続けています。
ローカルの小さなタイヤ屋という井の中の蛙では
世の中の変化に気づきません、
話を聞きに行く行動は 私にとって商売で生き残りるための手段の一つです。
名古屋に本拠を置くマルカサービス(株)は
マナレイやエーテックというアルミホイールブランドを持つメーカー機能と
海外で製造して輸入し販売する機能を有する有力なアルミホイール商社です。
その現場を取り仕切る吉井副社長とは 私の前々職であるカーショップ勤務時代から
30年にわたるお付き合いです。
・冬季用アルミホールの販売に会社の軸足がかかっている。
・趣味嗜好品といてのアルミホールの需要は少なくなった。
・業界ナンバーワンのウエッズさんを追いかけた。
・年間で120万本の数量を販売し年商規模では150億の商いになった。
・一方で今年は為替が円安にふれて売れば売るほど赤字という状況。
・輸入品を受け入れる倉庫代や運送費などの経費がバカにならない。
・今後は電話を受けるコールセンターを集約する。
・量の拡大を追及するビジネスから質の向上に変えていく。
・量販店本部やタイヤメーカー小売店といった大口ユーザー重視は変わらない。
・セールス営業に若い人が募集しても集まらない。
・小さな販売店をなかなかフォローできないし 効率も悪い。
・ネット専門店も有望な売り先だ しかし与信管理が難しい。
・業界再編のニオイとしてコメ兵さんが傘下におさめたクラフトさんは再度M&Aの対象になるかもしれないね。
・フジコーポさんやマルゼンさんなど大型タイヤ専門店が好調のようだ。
・プロトコーポレーションがオートウェーとタイヤワールドベストを傘下に収め業界の一大勢力となりつつある。
・オートバックスさんなど大手量販店は自動車販売や車検といったトータルサービス業化していく。
・かつて大阪や大都市ににあった有名老舗タイヤショップは今は見る影もないほど衰退した。
・春需要には価格一辺倒でなく提案型の商材を開発するなどが質の商売の始まり。
中国で製造して輸入し大量に安く販売するビジネスモデルは
スタッドレスタイヤ用アルミホイールとして認知され
スチールホイールより安い価格逆転することで大きな販売量になりました。
その販売本数は新車販売台数と相関関係があり
新車が売れるとそれに伴なって増える。
一方で新車販売台数のうち軽自動車が占める割合が増えて
数を大量に売っても利益に結びつかない時代になった。
そのうえ円安という逆風にさらされて
2月以降出荷分から値上げが始まる。
2時間の昼食をはさんでのインタビューのオチは
値上げになる前に保管スペースがあれば買っておいたほうが良いよ。
ということでした。
タイヤに密接な関係のあるアルミホールメーカーの実質トップの話しを伺って
日本全国レベルでタイヤ業界に大きな変化が起きていることがよく解かりました。
マクロな変化の流れに ミクロなローカルビジネスの我々は
どう動くのか?
あるいは動かずに成り行きに任せるのか?
どこにスキマがあるのか?
日々現場で感じる世の変化に対して
スモールタイヤ商売の軸足の足場を確かめながら
車美容業へ進出した動きを自己検証する良い機会となりました。
違うレベルからの見方と評価はとても参考になるのです。
本年になってベテラン社員を商工会が開催するセミナーに出席させ始めました。
ベテランになればなるほど成功体験から抜け出すのは難しくなるものですが
大変化の時代には過去の成功体験ほど邪魔になるものはありません
異質なものに触れることによって見えてくる世界があるのです。
お陰さまで当社はタイヤ小売業としてその歴史も27年目を迎えますが
長く続ければ続けるほど変化に対して臆病になり
自己防衛・自己保身といった受身になるのも人間の一面です。
けれど 異質な人と接したり 大きな志を持つ人に感化されたりすると
成長をする気概を発揮するのも人間の一面であり
どうやらこちらの成長を志向する面が人の本性のようです。
スタッフの成長を促進するのはやっぱり挑戦する会社であることだと
確信する訪問となりました。
話を聞きに行くのはありがたいことです。
経営がよい時も芳しくない時も
定点で同じ人から話を聞くのは 大きな変動の存在に目を向けさせてくれます。