タイヤ専門店は34回目の誕生日
キーパー専門店は12回目の誕生日を迎えました。
専門店を運営する会社(有)イマージンは今日から第33期目の営業開始です。
ところがどっこい
その感慨にふけっていた結果
奉仕作業を失念してしまいました、毎月朔日は早出してゴミ拾いする日なんですが
あかんですね~ボケの始まりです。
また本日から
キーパープロショップしま店は
7日に設立する新しい会社に運営が移管しています。
「サケ(鮭)作戦」と呼んで
長年活躍してくれた高山君に
しま店の設備をお貸しすることで
法人を新たに設立し経営者という立場になってもらい経営者の立場を体験し
弊社の経営を継承していただくことを目的とした
経営承継という大きな課題に向かっての踏み出しです。
長年やってこれた会社経営は
人の寿命には限界がありますけれど
会社は次世代にバトンを渡すことで継承が可能になり永続の道を歩めます。
出来れば 苦労を共にしたメンバーに継承していただきたいので
こうした道を探って出した結論です。
現実には 会社に大きな借金もあり簡単ではないことは承知していますが
この借金はキーパー専門店2店舗の新築費用と1店舗の改装によるものです。
それを背負って行くのは並大抵のことではありません、
家族も心配するでしょうし
リスクテイクは覚悟が伴いますから
まずは1部の継承で自信を得てからと 最初の一歩を踏み出した次第です。
もちろん
思い通りにいかないケースや急なトラブルも想定して
M&Aによっての会社売却という道もあるのは承知しています。
創業者として最後の大仕事として取り組む課題にまた一歩踏み込みました。
タイヤ専門店イマージンは最初の日
朝から大口径タイヤの交換が続きました。
アルファードに245-40-19インチタイヤの装着
こちらは大型外車に285-45-22タイヤのはめ替えです!
34年前 平成元年7月1日は
最初に来店されたのはお客様でなく
建築トラブルで被害に合われた下請け業者さんでした。
「お前のこの店の費用はお前が払ってくれるんだろうな!」
それは請け負ってくださった建設会社さんが
6月30日に不渡り手形を出したことによるもので
アルバイトをさせてもらいながら
自分の店の建設に携わった結果 巻き込まれたトラブルです。
その後 破産管財人から訴えらて・・・・・・解決まで2年以上かかりました。
しかし この経験があったから乗り越えらてたからこそ今があると感じています。
開業はしたものの
全く売れずに8月20日の最初の支払いが出来なくて
いきなり倒産寸前に追い込まれて・・・・・・
それが34年も続いている
昨夜は不思議な感慨にふけっていたのです。
人生は摩訶不思議ですね。
倒産の恐怖に恐れおののいた日々が 私を育ててくれたのは間違いありません。
ある人が
恨みかけていた建設会社の社長さんに
感謝しましょうと導いてくださったお陰で
正気に戻ることが出来たのです。
後ろ向きで倒産に怯えていた心が
それから前向きに変わって「やる気」が湧いてきたのです。
自分の内にある 明るい心こそ人生の羅針盤です。
大きなトラブルが解決していく流れの中で実感させていただきました。
被害者意識を溶かして
前向きな心こそ自分自身なんだという自信をもたらしてくれたのです。
山あり谷あり大失敗あり
でも恵まれ導かれた人生を歩かせていただいているようです。
7月1日が来ると
開業時の出来事が走馬灯のように流れます。
そのひとコマひとコマに感謝しても感謝しきれない恩恵を感じます。
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