晴天の朝一番で 注文を頂いていたタイヤの交換にお越しいただけました。
タイヤサイズは245-30-20 とっても大きなサイズです。
超扁平タイヤの交換作業は 難易度が高いのですが
当店のスタッフはベテラン揃いですので 淡々と組み替えます。
さて この小さなタイヤ屋で32年目を迎えました。
「シーラカンスビジネス」と呼んでいます。
強者と競合する土俵を避けて
弱者として生き延びれる分野に絞り込んで
古い昭和のアナログ商売に徹しながら ひっそりとタイヤを販売しています。
タイヤの販売は
会話と取り換えとセットと引き受けるビジネスモデルにして
取り換え脱着だけの取り引きはお引き受けは致しません。
「あくまでもタイヤを購入いただくから取り換えをする」ビジネスです。
理由はいつくかあります。
1 スタッフの高齢化によって作業量を減らす必要性があります。
2 小さな店なのでスペース的にも作業量を増やせません。
3 少人数の運営なので 効率化を考えた時に付け替え作業だけでは非効率すぎます。
4 特に冬季タイヤ販売量が急増しますので そちらの取り換えでだけで手いっぱいになる。
小さい店ながら それをよく理解してくださるお客様に恵まれてやってこれました。
最近はネットでタイヤを買う人も増えましたが
小さな店でタイヤを買ってくださる人も多いのです。
どちらもメリット・デメリットはあるでしょうが
当店はアナログの販売と取り換えはセットでしか行わない選択をしました。
ただそれだけです。
絞り込むというのは
やらないことを明確にすることと教わりました。
「持ち込み作業は当店ではやらないこと」とさせていただいています。
ある雑誌に 「ステイ・スモール」 会社は「小さい」ほどうまくいく。
興味ある題材の本が紹介されていました。
購入して読んでみましょう。
規模を追求しない。だけど必要な利益は上げるにはどうする?
変化に対応するってどうする?
そもそも変化とは?
色々な観点が指摘されているような気がします。
タイヤ屋のオヤジ頭は だいぶ固くなっているので刺激になれば幸いです。
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