その道に秀でた人を
専門家とか職人魂を持った人と呼んで
その最高峰は「人間国宝」として尊崇の対象とされています。
そこまで大げさで無くても
タイヤ小売店一筋の人も「その道の専門家」なのです。
専門店は
やっぱり専門家が運営することで
お客様から信頼を得ることが出来のですから
専門家・プロのワードを少しだけ深堀してみます。
「タイヤのプロがいる店」と
自ら名乗っているお店は どのレベルのプロなのか?
そんなことを深く考える人は あまり多くないかもしれません。
なぜならタイヤを扱っている店で
交換が出来る人をタイヤのプロと呼んでいるわけで 呼び方に嘘偽りはありません。
しかし 一般の人でも「プロ」のレベルは低いと思われていてる人が多いようです。
一般的なノーマルサイズのタイヤの交換は出来ても
扁平タイヤやランフラットタイヤになると お手上げというプロも多いです。
そういう人を「プロ」と呼んでも 差支え無いのが日本の良さと言えば良さです。
「プロ」の安売りが過ぎるようです。
私たちタイヤ専門店イマージンは プロを名乗りません。
専門店を切り盛りするメンバーは専門家でなければならず 自称プロは居ません。
その代わり 「会話する・販売する・交換する」が出来る人=タイヤ小売りの専門家です。
「会話する」は おもてなしが出来る人であって お客様から警戒感を外せる人です。
「販売する」は お客様がお求めになるタイヤを提案できる人で 商品の比較が出来る人です。
「取り換えする」は あらゆるタイヤサイズの交換作業が出来る人です。
上記の 三位一体が揃ってタイヤ専門店を名乗っていて
それでもタイヤのプロとは名乗りません。
専門店であるからには そこのスタッフである以上は それが当たり前のことに過ぎないからです。
自分で自分の事を
「プロ」と名乗ることは私の美学に反します。
タイヤ屋・小売りサービス業である以上 それは当たり前のことですから。
「会話」は
商売として当たり前のおもてなしです、
「こんにちはよく来てくださいました」
サービス業で お客様に足をお運び願うからには おもてなしの精神の大切さが必須です。
それが出来て お客様が警戒感を薄めてくださったなら
次の「販売」がスムーズにいくわけです。
お客様とは始めて行く店は 少し心理的抵抗感が高いものです。
プロの商売人は お客様の心理を慮る術として「会話」を大切にします。
タイヤ専門店イマージンのベテランスタッフは
最初の取り掛かり「会話」の大切さを 骨の髄まで叩き込んでいます。
次の「販売」するは
タイヤ知識の広さ深さがあって成り立ちます。
取り扱うメーカーの商品構成だけを知ってお奨めしても
お客様は三タイプ三パターンの比較を説明されて意思決定をされる方が多いのです。
予算・性能・他メーカー比較です。
例えば 量販店でタイヤの事を尋ねたら
「安い」と言う理由でPB商品ばかり薦めると不満を述べられるお客様に遭遇します。
そこでタイヤ専門店イマージンでは
国産タイヤメーカーのベーシックランクのタイヤは〇〇で
一番大手のベーシックランクに比べても〇〇お得です、と言うような
お客様が聞いたこともないPBタイヤは検討外の人が多いようです。
現実に 量販店で見積もりをされてからタイヤ専門店イマージンへ
合い見積もりに来店され 納得されて即交換されるお客様は多いです。
私はこれを他店様のヘタ打ちと呼んでいます。
自店の扱う本部の推奨するタイヤは販売んさんも売りたくないけど・・・・なんです。
店にとってノルマや販売目標が掛かったタイヤを推奨するのはプロとは程遠い、と 思いませんか!
最後は「取り換え」は
タイヤの扱いを目指す入門口です。
タイヤは取り換え作業を覚えることから入ります。
脱着作業・組み換え作業・バランス調整と
一通り出来るようになるには経験を積めば難しくありません。
難しくなくても 大口径タイヤの組み換えは難しいけどちょっとしたコツもあって
3年ほど体験すればまずまず大丈夫です。
しかし 交換作業をどう運用するのかは 店舗の方針に従うしかありません。
タイヤ専門店イマージンの場合は 自店販売品の取り換え作業に絞っていますので
持ち込み作業を受けることはありませんが
持ち込み歓迎と言うお店では 作業は独立した技術商品です。
作業のプロであっても販売は苦手というようになって
長い間の遣り甲斐には結びつかない気がします。
でもここは個人差があるので 取り付けのプロと言うこだわりを持つ人も居られます。
ただ タイヤ専門店イマージンは
取り換えだけを切り離さない方向性で専門店を運営する考え方です。
タイヤ小売専門店イマージンは
会話・販売・取り換えを三位一体で提供するから専門店を名乗ります。
プロとは呼びません 私を含めて専門店スタッフです。
出来て当たり前のこと、ここまで考え方と行動を昇華させてきました。
シンプルに考え シンプルに行動しましょう!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます