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ダーティ工藤監督新作長編上映会「懸想」
まずは短編の上映
「コーマンと偏見」監督:ダーティ工藤
冒頭監督と千浦さんが肩組んで「コーマン」連呼しててニヤニヤ見てたのに一向に「マ○コー」になる気配がなくて笑。コーマンとはロジャー・コーマンの事。 監督も本短編には触れたくなかったみたいで只管ジェイン・オースティンに謝罪w
「懸想」2024年 監督:ダーティ工藤
これから日本もどんどん高齢化社会になっていくだろう。そんな老人たちの恋愛の在り方を、特異な作風で知られるダーティ工藤が、高橋伴明が70年代に毎月のように連作したピンク映画の"緊縛もの”のタッチを復活させて描いた野心作。
ダーティ工藤監督作はいつも本人が「ダサいんだけど」と言いながらも少しだけ意図を語ってくれるトーク付き上映が良い。
それが無くともまさかのプチ感動作。 そしてオマージュ捧げた作品の方を猛烈に見たくなるのが常w
前期高齢者の俺(ダーティ工藤)の「性」を正面から捉えた作品で、身につまされる部分も多分にある。
そして、恋愛の相手役の壇涼香がとても良かった。
たとえダーティ工藤がいざという時不如意でも、かける言葉のなんと美しい事よ(泣く)
そして裸の爺ぃと年増のいい女が「ハァハァ」呻きながらただただ抱き合ってて何を見せられてるんだろう。。。
帰って壇涼香を調べさせてもらったが例によって際どい仕事をされている。
自分も参加したNakid Loftのイベントの様子が作品になってて嬉しい。あの日、長谷川千沙の紺ブレ脱ぐ速さが最高と思ったけどあらためて見ると脱ぐタイミング早すぎだろとあらためてw
これは後日イベントでお会いした長谷川さんに「”懸想”見ました?、Nakid Loftの長谷川さん出てましたよ」とお聞きしたら、未だ観てない長谷川さんが驚いていた。確かにあの日、「新作映画の撮影させてもらう」と監督が言いカメラ回してたけど、長谷川さん自分が使われるとは知らなかった模様。それでも工藤監督らしいと笑っておられました。そういう自由なところ、いいですね。
ダーティ工藤と壇涼香によるフレッド・アステアとシド・チャリシー・オマージュ。訳あってコマ落としw
上野動物園デートシーンがあって、「上野動物園は老人が時間潰すには最高だ」と監督おっしゃってました。
そりゃ、壇さんみたいな妙齢の美人と一緒なら楽しいでしょうけど、淋しい老人は隣のオークラ劇場で1日を過ごす方が良さそうですw
神保町 ネオ書房@ワンダー店
2024年9月
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