「わ~たしピンクのサウスポー」
「おしゃれ野球批評」という変な本を衝動買いして、あっというまに読んだ。
書店で手に取り「一体なんだ、この本は?」と前書きを開いてみたら企画をされた中嶋さんという方に挨拶をされた。(思うツボじゃないか)
昨年の球界再編問題、昨今の野球人気の低迷(賢明なファンは野球人気が低迷しているわけでなく、巨人人気が低迷しているだけだとお気づきでしょう)でもって野球の本当の(いろんな)楽しみ方を著名人、無名人のコラムで編集されたものです。しかも、どこぞのチームに偏る事なく公平に編集。
何か、こだわりブログを読んでいるような気持ち。
こんな本を買ってしまうところ、やっぱり野球が好きなんだよね。
仕方ない、年内に野球カテゴリ開設しよう。解禁じゃ。
読んでいて黒門町の寝床のフレーズ「皆も、また、好きだね~」を連発してしまった。
皆さん、それぞれの視点で楽しんでおられ、なるほどなぁという物も沢山ありました。
笑えたのは「野球ブックレビュー:金やん大特集」吉田豪さん。
そうか、こういうジャンルあるよな。
電車の中で読んでいて吹きました。
今、古本屋でないと入手できないものばかりでしょうけど、金やん恐るべし。
「パ・リーグ論」佐野正幸さんには脱帽!
なんのかんのと言って、中日、大洋とセ・リーグの球団ファンを続けてきました。
パ・リーグがエキサイティングなゲームをやっている事は日本シリーズでの阪急、西武の試合から窺い知れるわけですし、いつも阪急、西武を応援してきました。1998年以外は。
が、通常、観客が少ないとエキサイティングというよりも牧歌的な楽しみに走りがち。観客の多さはエキサイティングに拍車を掛ける効果があるはず。パ・リーグ=エキサイティング、だからパの球団ファンになる。という道は難しい。
でも、パ・リーグのファンになっていれば確実にライブで野球を観戦する回数は増えていたでしょうね。
一番野球に熱中していた子供時代、自分の金で球場に行けないとなると、必然、セ・リーグを見るようになる。アンチ巨人として。
自分の金で球場に行けるようになると、巨人を無視して残り4球団との試合を見に行く。セ・リーグに巨人が居るのがどうにも邪魔だと感じつつ・・・(勝手ですね)
その他にも杉作J太郎のインタビュー、かとうけんそうの「テレビサイズのプロ野球」ブライアンさんの「ふざけるなナショナルズ!」が良かった。
それにしてもコスプレグラビアは何でしょう?
変な本だが1,300円、決して損したとは思いません。
でも内容は面白そう。
かくいう私、中日ファンですが、オールスターと中日の出ない日本シリーズはパを応援してます。
根からのアンチジャイアンツですから、私も必然的に阪急、西武ファンになってしまっていました。
今度本屋で探してみます。
あまりの面白さに同好で私のBlogのお客様に貸し出してしまいました。
TBさせていただきます。
地域密着型のプロ野球、私も、子供時分からの夢です。実現して欲しいなぁ。楽天はホームのユニフォームの胸からRAKUTENはずしてヨ!
それにしても金やんいいよね!(笑)