
原題「Thunderbirds Are Go !」
Hero-Nはウルトラマン好きになる前はサンダーバードが一番好きでした。(2才の頃)
NHK教育で毎週土曜日リバイバル放映されていて懐かしく観ていたら、乗り物好きの彼もサンダーバードの魅力にすっかりまいってしまったようです。
私も子供の頃は夢中になって観ていました。
とくに印象的なオープニング・タイトル
「Thunderbirds Are Go !」の声が気に入っていて、父親に「ア・ゴーって何?顎?」と質問、「さあ、行こう。とか出発!とか言う意味の英語だよ」と教わりました。
そうです、私が最初に憶えた英語センテンスがこれなんです。
この劇場版も上映当時、親に連れていって観た事を憶えています。
押入れから発見された小学校2年生の夏休みのえにっきにも、映画の事が書かれていました。
そこで今回はビデオに撮っておいた物をHero-Nと観てみました。
まずは上映当時のえにっきを全文掲載してみましょう。 (またかよ!)
8月10日(木)はれ
あさからサンダーバード
のえいがをみにいきまし
た。はじめはゼロX号をつ
くりました。はじめはながっぽ
そいものがきてそのつぎうしろのは
ねがついてつぎにまえのはねがつい
てつぎはしょうじゅうしつ(操縦室)をつけてそ
のつぎはまえのカプセルをつけて
できあがりました一かいめはついら
く二かいめはサ(せ)いこうしました。火せい
にいってガンジャとしうじうしつ(操縦室)がた
たかってうしろのはねがばくはつしました。
「そうじゅうしつ」がまともに書けない(多分言えてもいなかっただろう)し2年生にもなって平仮名の「せ」とカタカナの「サ」の混乱も見られる相変わらずの頭の悪さだが、あらためて今回映画を観て、小学2年生の感想としては実に素直な日記になっていると思いました。
オープニングのZero-X号の最終組立から離陸までの描写が見所となっていて、かなりの時間を割いていますし、子供にとってはここはワクワク物でしょう。
後半火星探査中に謎の生物の襲撃にあう所も子供にとっては面白く、印象に残った事でしょう。
しかしこの映画、実は中間部のアランの夢の場面(ペネロープと宇宙のナイトクラブ「スインギング・スター」を訪れる)でのクリフ・リチャードとシャドウズのステージがかなり良いのです。
最も、ストーリーから言うと取って付けたような感じでいただけないのですが。演奏する人形がなかなかキュートで、大きなギターの上での演奏など、ビートルズの「HELP」を思い出します。
クリフ・リチャードのプロモーション・ビデオとして充分楽しめます。
また、曲も懐かしい感じで良い。特にシャドウズのバック・コーラスがカッコイイし。
小学2年生の時観たのだけれどこのシーンは全く記憶していない。
無理も無い、多分退屈していたのだろう。
子供はメカのカッコ良さを楽しみ、付き添う親はクリフ・リチャードのミュージックを楽しむ。そんな映画だったのかもしれませんね。
最後のシーンで眼鏡なしのブレインズが登場します!
ENDタイトルもカッコいいんですよ。
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