「妄執・異形の人々 文芸篇」
「夜が明けたら」
「恐怖劇場アンバランス」の一本。娘に絡んできたチンピラたちをハサミで刺し有罪になった父親が、何故か出所後に加害者たちに金を渡すようになり・・・。本当の加害者とは、そして正当防衛とは。人の良い初老の仕立て屋である父親役の西村晃の魂の演技が心に突き刺さる。黒木和雄監督による傑作ドラマ。
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吉本新喜劇の島木譲二さんが死去 「大阪名物パチパチパンチ」などで人気に
「大阪名物パチパチパンチ」などのギャグで知られる吉本新喜劇の役者、島木譲二(本名=濱伸二、はましんじ)さんが16日午前9時6分、脳溢血のため入院先の大阪市内の病院で亡くなった。72歳だった。同日、所属事務所が発表した。
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「妄執・異形の人々 文芸篇」
「木乃伊の恋」
「恐怖劇場アンバランス」の一本。甦った名僧の木乃伊は色欲の権化と化し、若い未亡人と交わり続けた挙句に産まれてきたのは、黄金のミニ淫乱菩薩集団だった!本性を無理に抑え続けるとろくなことはないという人間への警告か!?訳の分らない映画を撮るという理由で仕事を干されていた鈴木清順がドラマ界に殴り込み、究極の怪作を作り上げた。 . . . 本文を読む
「妄執・異形の人々 文芸篇」
「殺しのゲーム」
円谷英二監修の怪奇ドラマ「恐怖劇場アンバランス」の一本。末期がんの中年サラリーマンの元に、やはり余命いくばくもないという男が訪れ、互いを殺し合うゲームを提案するが・・・。断ったはずなのに、次々にアクシデントに見舞われるサラリーマン。しかし結末は思わぬ形で訪れる。不気味な男役の田中春男の存在感が光る、不条理ミステリー・ドラマ。
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そういえば今年は落語協会の寄席に行ってなかったな。
ちょくちょく番組をチェックはしているが、なかなか食指が動かなくなりました。あらかたあの世に行っちゃってますからね。
池袋演芸場の夜が今や人気ナンバーワン?の勢い一之輔、って事で千秋楽に足を運ぶ。
昼の部番組に三三師、川柳師の名があったけれどこの日は両名お休みと言う事で昼の部主任の伯楽師から。 . . . 本文を読む
「火の山のマリア」
農業を営む貧しい両親のもとに生まれ育った17歳のマヤ族の少女マリア。作物を収穫できなければ借地を追い出されてしまうため、両親は地主のイグナシオにマリアを嫁がせようとしていたが、彼女はコーヒー農園で働く青年ペペに惹かれていた。その頃、農場は蛇の被害に悩まされており、農薬も効かず困り果てていた。やがて、マリアがペペの子どもを身ごもっていることが発覚する。
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「ブルーに生まれついて」
1950年代、黒人のアーティストたちが中心だったモダンジャズ界へと飛び込んだ、白人のトランペッターでボーカリストのチェット・ベイカー。優しい歌声と甘いマスクで人気を博した彼は、「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」などの名曲を放つ。しかし、ドラッグに溺れて破滅的な生活を送るようになる。そんな中、自身の人生を追い掛けた映画への出演を機にある女性と遭遇。彼女を支えにして、再起を図ろうとする彼だったが……。
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「歌手デビュー50周年記念 映画特集 荒木一郎の世界」
「殺し屋人別帳」
ボスが元殺し屋の黒岩組と竜神一家に抗争勃発!初主演である渡瀬恒彦をぶっつぶすべく、片言の仏語を喋りまくる”モンマントルの鉄”こと佐藤允、大正琴を抱えた”八人殺しの熊寅”ことアラカンを始め田崎潤、中谷一郎、吉田輝男、小池朝雄、由利徹、荒木一郎とクセモノ役者が大暴走。
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「原爆と銀幕 止まった時計と動き始めた映画表現」
「その夜は忘れない」
舞台は1962年の広島市。被爆から17年の歳月を経て、街は見事に復興を遂げた様に見える。被爆跡で目に付くものといえば、原爆ドームなど一部であり、戦後十七年の原爆記念特集号取材の為に広島へ出張した週刊雑誌編集記者・加宮恭介は少々肩透かしを食らう。そんな中、親友の菊田吾郎に誘われて訪れた店「あき」で早島秋子に出会う。
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ポスターメインビジュアルの絵が目にとまり、行ってみようかと思っていたピエール・アレシンスキー展。気が付けば、もうすぐ終わってしまうではないですか。と言う事で最終週に行ったよ。
ピエール・アレシンスキー(1927~)は、ベルギー現代美術を代表する作家の一人。
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渋谷に妄執・異形の人々が帰って来ました。
そもそも、中年以降の劇場通いのキッカケとなった特集。今回は文芸篇です。
今回特集でフジテレビ深夜ドラマ「恐怖劇場アンバランス」から3本が16mm上映されますので、なんとかこれはスケジュールを合わせたですね。
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