行き先

2011-03-31 23:26:12 | Weblog

  晴れ。

 あの恐ろしい大災害から、もう二十日も過ぎている。本当に悪夢のような出来事であった。そして、悪夢は今も生々しく現実に続いている。

 知り合いが全く連絡を取れないところを見れば、どうもそういうことなのかも知れない。まだ確実にわかったわけではないが、聞けば一家皆が行方不明の場合、捜索願も出されず、実際の不明者はどれほどかわからないらしい。つまり未だに被害の全貌は明らかになっていないということ。所詮、我々は地球と言う惑星の表面にこびりついているだけの存在なのだ。

 原発事故は、外国の専門家チームが続々と集結して来て下さっている。東京電力と原子力保安院、そして政府の対応の遅さにしびれを切らしたと言った感じ。あくまでも善意で来て下さっていると思いたい。ところで、この廃炉となる原子炉の燃料の行き先はどこなのだろう? ひょっとして、世界の核ゴミ捨て場と化している青森県か? やめて下さい。東京23区のど真ん中に記念碑化して埋めて下さい。