余白

2016-03-30 22:39:11 | 絵画鑑賞、創作

  晴れ後雨。

 何やら風邪を引いてしまっていたらしい。「らしい」というのは全く気がつかなかったから。頭痛もきっとその風邪のせいかも。少なくとも、鼻水が止まらず、なんだかだるいような妙な感覚がある。そんな訳で風邪薬、飲みました。

 風邪(らしい?)なので無論、三本ローラー台トレーニングはお休み。このシーズン開幕直前に休足日が続くのはよろしくないが、体調が悪ければ仕方ない。トレーニングがお休みなので画集を少しばかりじっくり観れる。「円山応挙」見てました。やたら大きな絵(150cm×360cmなんてのがザラにある)が多いにもかかわらず、なぜかすっきりした印象。押し付けがましくなく、さりとて存在が希薄な訳でも無い。藤花図屏風(だったか)なんてのは、いつぞやに見たモネの藤の絵よりずっと良く感じられる。日本人だからか? 余白をきちんと描けているのがいい。言葉の”あや”だがこの「余白を描ける」というのは実に重要。上手い画工は皆一様に余白の取り方が上手い。下手なほど無駄に埋め尽くそうとしてしまうのだろう。ま、私自身分かってる筈はありませんが、率直な意見です。

 風邪(らしい?)のため、恐怖映像も途中で切り上げました(笑)。今夜は早々に就寝します。明日は重要な打ち合わせが立て続けにありますもので…