これをその年代で書いたのか

2021-01-11 22:00:22 | 読書、書物

  晴れ。一日、晴れた。放射冷却現象で著しく寒い。

 青森県コロナは今日もまた六人出ました。弘前保健所管内はけっこう広範囲なので、どの地域なのか特定できません。感染経路調査中だらけでどこでどれだけの人と接触したのかも分かりません。わからないことだらけだから不安を感じます。せめて弘前保健所管内なんて括りではなくどの地域か、という程度までは知りたい所です。

 晴れたので昨日に引き続き、キャンバス張り。午前中を費やし、完了しました。毎度のことながら、手は豆だらけでボロボロです。軍手つけとけば良かった、とこれまた毎年思うのですが、毎年つけていません(笑)。学習できていません。

 三島由紀夫著「花ざかりの森・憂国」を読み終わりました。花ざかりの森、これを十代で書くって、どれだけませてるんだ? これじゃあれだけの作品を書く訳です、となぜか納得してしまいます。この「花ざかりの森・憂国」は短編集なので、表題の二編以外にも多くの短編が掲載されています。「橋づくし」もあります。字が小さくてけっこう小難しいので時間がかかってしまいました。

 次はちょっと趣を変えて、佐藤亜紀著「バルタザールの遍歴」を。二十代の若者が書いたとは思えない、審査員に翻訳なのでは、と思わせた完成度で、氏のデビュー作です。滑稽やら深刻やら色々起こりますので面白いです。

 と、手に血豆をこさえてキャンバスばかり張っていた訳ではありません。きちんと読書をしています(笑)。ただ、模型は制作できませんでしたので、これはまた週末に。連休が終わって明日からまた仕事なので、今日はこの辺で