最後には空虚さが……

2021-02-27 22:33:13 | 読書、書物

  晴れ。朝方、けっこうな量で雪が降っていた。日中は晴れて気温も上がった。

 外へ一歩出て驚きました。降らない、という予報だったにもかかわらず、けっこうな降雪量。とりあえず片付けをしましたが、融雪溝がすぐにいっぱいになってしまい、以後、昼と夕方に放り込んで「足の付き場」を確保しました。また明日も放り込まなければなりません。これで本当に最後になるか?

 三島由紀夫著「愛の乾き」を読み終わりました。こんなご時世ですが、主人公の「悦子」はなんとも面倒な女性で、どうも煮え切らず、はっきりしません。そんな複雑さ故に最後の悲劇へ向かってしまうのですが。三郎は単純というか素朴というか、典型的な「田舎の若者」。同居する夫婦が語り手のように進行させてくれます。これまた仕事もしない面倒な夫婦(笑)。死を予感させる場面が随所にあり、最後は一体どんな結末を迎えるのか、と思えば衝撃的事件で幕を閉じます。として、また空虚さが……。今回で二度目ですが、一回目よりも、より深く読み込めた気がします。

 次も三島文学より、「盗賊」を。

 一週間の疲れが出たのかお昼寝してしまいました。それでも筋肉体操し、ウォーキングへ行って自転車三本ローラー台にも乗りました。「チョイス」は夜間頻尿を特集している再放送でしたので見ました。けっこう参考になりましたが、できれば薬には頼りたくないです。頑張って運動します



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