歌麿を見て、ローマの休日を見る休日

2021-04-25 16:54:11 | 絵画鑑賞、創作

  雨後晴れ。午後から晴れたが、風がやたらに強く、けっこう寒い。

 日美が歌麿をやっていたので見てからゲージツ活動開始。歌麿はやっぱりすごいね。あの単純な線で、あれだけ表情や内面を表せたら立派過ぎる。似たり寄ったりかと思ってよく見れば微妙に描き分けていたりと細部が面白いです。ちなみに、未だに私は勝手に写楽の前期は歌麿だと勝手に確信しています(笑)。きっと後期(末期?)は定説となっている(らしい)阿波の能役者・斎藤十郎兵衛が前期の絵を模写しつつ背景とか体の部分を描いたのではないか、とも勝手に思い込んでいます。ぜんぜん調査する気もありませんし、単なる勝手な思い込み。でもあの柔らかい線はどうしても歌麿的。美しさばかり描いていた歌麿が、醜さも描きたくなったのではないでしょうか。だから絶対に本人は認めない。……という思い込み。

 ま、それはさておき、ゲージツ活動で描いた油彩はかなり微妙。不調が続いて作画量が落ちているためか、ぜんぜんダメです。ダメがダメを読んでダメダメです。とりあえずもがいたので、どうしても今月の絵としてマシなものがなければアップせざるを得ません。無念です。

 午後から¥100で昔の映画DVDコーナーで購入した「ローマの休日」を見ました。昔の映画は間の取り方とか、ちょっとした仕草にこだわりがあっていいです。絵を描いて映画を見ていて気がつけばこんな時間でした。だいぶ照度が足りなくなって来ていたので模型は休止。暗がりで作ると目が疲れすぎるので。

 明日からゴールデンウィークまでの一週間は波乱に満ちたものになることが確定しています。疲れますがなんとか乗り切る所存



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