「から」と「ので」は何が違うのでしょう?
なんだか、日本語の授業みたいですまだ授業は始まっていませんが・・・
「から」と「ので」の違いでまず挙げられるのは、後ろの文に命令形や禁止形が来るときは、「から」を使うことでしょう。
e「はずかしい(から○/ので×)人の前で泣くな」
やっぱり、「から」はニュアンスがきついんですね。次の文を比べるとよくわかります。
f「気分が悪い(から/ので)、休みます」
「から」を使うと理由を強く言っている感じがします。だから、柔らかく丁寧な感じを出すために、「ので」を使うほうがいいのです。自分のことでも、客観的に伝えることができるんですね。日本語はそのような表現を好みます。
g「気分が悪いので、休ませていただきたいんですが・・・」
留学生の皆さん、学校を休むときは、このように言いましょう^^
つまり、日本語では客観的に伝えることによって、丁寧で柔らかい表現になるのです。主観的な表現は好まないんですね。
だからといって、接続詞のように「なので」を使うのはどうかと思うんですけど・・・。この変化も日本語の特徴に沿った自然な流れなのかもしれませんが・・・。
最近、このようなことを考えていたら、「ですので」「なのに」という表現も接続詞のようによく使われていることに気付きました。続きはまた・・・