日本語おもしろ発見

日々の生活から

「大伴家持」を「おおとものやかもち」ではなく・・・

2010-03-24 14:34:46 | 日記
 只今、古語辞典の古語の意味を入力中です。学習辞典ですので、有名古典の有名箇所が何度も出てきて、本当に懐かしいです。高校生のとき、古典が大好きでそれが理由で、京都に行こうと決めたことを思い出しました。

 また、こういう地道な作業から知識は蓄積されていくようです。先生、いつもありがとうございます。

 さて、先月、研究会で発表をしたのですが、緊張したわけでもなかろうに、奈良時代の万葉歌人「大伴家持」をなぜか、「おおともの『いえもち』」と読んでしまいました。自分でも一瞬おかしいなとは思ったのですが・・・。

 なぜだ?古典が大好きだったのに、なぜ、このような間違いを・・・。

 理由がわかりました。パソコンに入力するとき、「やかもち」では変換できませんから、「いえもち」と入れていたのです。それが、つい口に出てしまった・・・というわけです。

 昔は、覚えるために工夫した読み方と正しい読み方を混同することなんて、絶対になかったのに、最近はだめですね・・・・。みなさま、私が読み間違えても、どうか許してね・・・・。

 とはいっても、そうそう間違えてばかりはいられませんから、少しでもこういったことをなくすために、単語登録をどんどんして、正しい読みで変換できるようにしています。年をとると、工夫しないといけないことが増えるわ~。頭がかたくなって、融通が利かなくなるんですもの・・・・。か、悲しい・・・。
コメント
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