私の仕事は建築設計と監理なのです。
この仕事のことを、仲間のI氏はトラブル産業と申しました、うまく言ったものです。考えてみると、確かにどんなにうまく行ってるつもりでも、どこかで何かトラブッています。
仕事が大きくなればなるほど色々な問題が出てきます。今回、私が携わっている仕事もそうですが、なかなかすんなりと行きません、確認申請が下りるまでのしんどかった事。
それがやっと下りたら、今度はゼネコンの問題、下請けの方との話がまとまらない。工程が決まっているのでドンドンと前に進んでいかなアカンというのに、話がつかないと言う。私らが出て行くことではないのですが、最後には出て話をつけなければならなくなって、今日、決着がつきそうな事になりました。
工事も24日から試験杭が始まるようになったので、何とか前に進むようです。仲間の皆さんに心配かけて申し訳なかったのですが、どうにか収まりそうな雰囲気です。私めが少し損なことになりますが、仕事を前に進めるためと思い決断しました。
次の和歌山県の富田の老人ホーム設計のこともあるので、あまりごたごたしたくないのです。損して得取れとは、オフクロがよく言ってました。今ごろお墓で笑っている事でしょう。
これで東大阪の物件が進み出したら、、次の確認申請に力を入れなくてはと思います。京都の学生マンション、京都市から、景観条例の許可が下りたという連絡も入ったので、いよいよゴーサインです。後は施主さんの意見による色の問題が残っています。
京都は町並みがうるさく景観条例の審査もあるのですが、これもいい加減なもので、申請はうるさいのですが、できたものを見に来ないのも変な話です。竣工したものを見に来なければ色合いに文句は言われたくないと思います。皆さんどう思われますか?。書類の審査だけで後は知らないと言う事ですので、違う色で仕上げても文句が出ないことになるのです。