第34番 本尾山 種間寺(もとおさん たねまじ)1月31日
御詠歌・・世の中に蒔ける五穀の種間寺 深き如来の大悲なりけり
このお寺は周囲が畑に囲まれたのんびりとした風景の中にある。
お寺の由来は弘法大師が唐から持ち帰った五穀の種を蒔いたという
それがお寺の名前になったという。
ここのお寺は安産の薬師としてゆうめいである。
歩いて行く途中で畑の中よりお遍路さーんと呼ばれたので左側を見たら畑をしている人からてまねきされた。
ここで一服して行きなさいと云う、主人と奥さんからお茶とお菓子を御馳走になりながら、お話をした。
これは四国の方のお接待の一つでありがたい、立ち去るときに私はお札をだして、ありがとうと言って第35番の清滝寺に向かった
清滝寺までは仁淀川を渡り9,5キロほどの道のりである、
約2時間30分位掛かるだろう。
第35番 医王山 清滝寺 (いおうざん きよたきじ)
御詠歌・・澄む水を汲めば心の清滝寺 波の花散る岩の羽衣
この清滝寺は医王山の山腹にあり大きな神社の鳥居がありそこそこの石段が
ありお参りをして遍路道を歩いて行くと旅館があった、そこに泊ることにして
久しぶりに大きなお風呂に入って今夜はゆっくりと「ふとん」の上で寝る。
思い切り足腰を延ばして枕元に水差しを置いてもらいゆっくりとする。
また、明日から歩くために・・・